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第5回MAW茶会レポート ゲスト:さとうなつみさん
マイクロ・アート・ワーケーション(MAW)のその後をゆるゆると追いかけるインスタライブ、「MAW茶会」。静岡県内を旅してもらった「旅人=アーティスト」にお話いただく公開インタビューです。
今回は2023年11月20日(月)に開催した、さとうなつみさんの回をレポートします。
さとうなつみさんについて
さとうなつみさんは、静岡県出身で在住のアーティスト。金沢の大学で日本画を学び、大学院では東京に移
菊川市NPO法人せんがまち棚田俱楽部 (まとめ)
初めてのホストとして3人の旅人を迎えた1週間、親子ほど年の離れたオジサンたちの棚田を守る活動に若い旅人たちは何を思ってくれたのでしょうか。
最終日の意見交換会では目から鱗のご意見も頂けホストとしては大収穫のMAWでありました。それは地元にアーティストがいるって気づかせてくれたこと!確かに地元のメンバーで幼馴染の「よっちゃん」はメカゴジラも作ったし奇妙な風体の案山子を棚田に設置し、棚田に来てくれた
藤枝市中山間地域全域「出会いに感謝(滞在まとめ)」
ホストとして3人の旅人をお迎えした1週間を振り返ってみたいと思います。
まずは、藤枝市の中山間地域に興味を持っていただき、お越しいただいた3人の旅人の皆さま。
石原さん、寺田さん、新井さん。
本当にありがとうございました。
藤枝市の中山間地域をメインとした滞在であったため、移動手段が車であったことや、宿泊先が中山間地域に充実しておらず、駅前への宿泊をお願いせざるを得なかったことなど、滞在中の制
富士山文化ハウス「3年目の正直」
3度目のMAWが終わりました今年もマイクロアートワーケーションが終わりました。
こんにちは、富士山文化ハウス広報担当の森岡まこぱです。
気がつけばホスト3年目、いつの間にか三島の株式会社 シタテさんも河津町のWorking Space Bagatelleさんも独自のアートプロジェクトを立ち上げてホストを卒業していきました。
富士山文化ハウスはゆるい有志の集合体ですが、果たしてこのままでよいのか?
鈴木のぞみ「この旅からはじまる(南伊豆町 滞在まとめ)」
終わってみれば、7日間という短かった南伊豆町の滞在。
もっとお話したかった、もっと知りたかった、あの景色のもとでもう少し時間をかけて曲作りをしたかった・・・など、心残りと別れの淋しさが残った。
そんな思いから、帰り際、時間がない中でどうしても・・ともう一度30分だけ出向いて伊浜の海の音に、自分の音を重ねた。
この期間出逢えた人たちの顔を思い出し、気持ちのままに鳴らした音は、今あらためて聴くと淋しく
韓成南 「南伊豆町、これからの広がりと狭まり(滞在まとめ)」
ポストコロナ前後の時期から、国際情勢においても芸術文化においても、小さな問題、大きな問題が世界各地で矢継ぎ早に発生し、残念ながらどれもこれも解決策がない。一時的共存と戦闘の繰り返しで、平行線ならまだしも事態は悪くなる一方だ。また、明るい未来に向かうような技術発展や社会改革の息吹も思想も見いだせない。全人類が啞然呆然としているだけの、近代以降最も不幸で暗い時代だなと感じている。
第一報的情報は、新
関野佳介「滞在レポート(まとめ)」
2023年度のMAWに旅人として参加させていただきました、関野佳介です。日記を書き、映画を作っています。11月4日(土)〜11月10日(金)の期間、御殿場市に滞在したまとめを書きます。
と言いつつ、何をまとめたら良いのだろう。滞在中は毎日1000字以上の日記を書いていたし、今さら1日ごとに振り返って書くとなると、おそらく日記との重複になって面白くない。そうして何を書けば良いのやらと、考えを巡
宮悠介 清水・三保地域 「滞在まとめ」
過ごし方・イベント王国を堪能する。
・踊る。海と対話する。身体と向き合う。
・地域とアートの在り方を考える。
・人と会う、交流する。
イベント王国 存分に堪能しました。大道芸、マグロ博、清水駅前演劇祭、東海大建学祭、松葉かき。文化の秋、からっとした青空の日が続く静岡の地。まさに静岡における文化的な祝祭の時期に訪れることができました。自身も作家活動だけでなく、企画を主催し運営することもある立場か
MAW2023 ホスト 御前崎市滞在まとめ
こんにちは。ホストのOMAEZAKI STYLE CLUB 豊島です。
2023年11月1日から7日まで、3名の旅人さんが御前崎市にやってまいりました!
櫻井麻樹さん(舞台芸術)
額田大志さん(音楽)
Yoko Ichikawaさん(美術)
皆さん御前崎市にいらっしゃるのははじめてとのこと。
2日目に御前崎市1dayツアーと題し、御前崎市自慢の場所を巡りました。
御前崎市は静岡県最南端の岬を
香川裕樹 清水・三保地域 「滞在まとめ」
マイクロ・アート・ワーケーションの旅が終わってから2週間が経過した。
このプログラムの内容を最初に知った時、具体的な成果物や発表といった明確な結果が求められていないことに驚いたのと、「そこでどう過ごすべきか」という漠然とした疑問が浮かんだことを覚えている。
旅人であるアーティストは、何かを制作したり表現するという目的意識を持たずにその土地を訪れ、受け入れてくださるホストの方や地域の人々と出会いなが
丹治りえ「滞在レポート(まとめ)」
MAW2023の御殿場滞在を終えたあと1週間ほどいろいろ立ち寄りをしながら沖縄に帰省し、このレポートを書いています。昨日まで御殿場に居たような、遠い日のような不思議な感覚ですが、半袖で文章を書いていることを自覚し沖縄にいることを実感しています。
応募した理由を再度確認してみると、「活動拠点の沖縄県は観光立県であり日々たくさんの人々が訪れています。わたしは沖縄に移住し15年になります。住み始めた当
かずさ「三保全」(滞在まとめ)
三保での旅を終えて十日以上が経ち、思い返して書こうとした時、視覚的に想起されるものは、奥行きを感じさせない平らな空の青さと、音の記憶は強い風が運ぶ波の音だった。富士山はいつもわたしを混乱させた。青過ぎる空と富士山。その前に立つと合成写真のようにくっきりと姿かたちが浮き立ってくる。泡立つ波の白さを写し取ったかのようなはちまき石。黒い、と三保の人たちが口々に言う砂浜の砂の黒さを「黒い」と感じることはつ
もっとみる大平由香理 小山町 滞在まとめ
MAWでの旅人としての1週間が終わりました。
これまで自分の制作の出発点は風景との出会いです。主に自分が出会った風景を題材に描いてきて、その中でも山を多く描いてきました。これまで富士山を多く描いてきたこともあり、富士山を身近に感じる生活を体感したくMAWに参加させていただきました。改めて昔から多くの人を引きつける富士山について考える1週間となりました。
日本各地で「~ふじ」と呼ばれている山は30