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愛知在住、平日はメーカー勤めのサラリーマン。休日は産業史を中心に地域の歴史を勉強してい…

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愛知在住、平日はメーカー勤めのサラリーマン。休日は産業史を中心に地域の歴史を勉強しています。これまでの業界紙寄稿記事や講演資料等を再編集して、愛知ものづくり産業の歴史を概括します(全45回ほどの予定)。愛知のものづくりに関する小ネタとして使っていただければ幸いです。

マガジン

  • からくりとすり合わせの技

    愛知ものづくり産業史 機械産業編

  • 食材を醸す技

    愛知ものづくり産業史 食品編

  • 糸を紡ぐ技、編む技

    愛知ものづくり産業史 繊維産業編

  • 鉄を鍛える技、鋳る技

    愛知ものづくり産業史 鍛冶・鋳物業編

  • 土を焼く技

    愛知ものづくり産業史 窯業編

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はじめに ~愛知ものづくり産業界を俯瞰する~

日本一のものづくり県と呼ばれる愛知。 「2022年公表・経済産業省経済センサス(2020…

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1年前
3

むすびにかえて ~愛知ものづくり産業界の今、そして今後~

過去から現在へと歴史には連続性がある。たとえば、ジャーナリストの池上彰氏は「歴史の前後に…

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10か月前
2

からくりとすり合わせの技⑦ 進化と原点回帰

平成時代を迎えると、戦後の急激な経済成長の反動で、環境、エネルギー、福祉、安全といった社…

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10か月前

からくりとすり合わせの技⑥ 国産技術の確立

戦前、愛知県下にまかれた重工業の種(工作機械、航空機、“車”)は、戦後の復興期(昭和20…

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10か月前
1

からくりとすり合わせの技⑤ 戦後復興(必要なものは何でも)

アジア太平洋戦争(昭和16~20年)の末期、愛知の機械各社はアメリカ軍による空襲の標的と…

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10か月前
2

からくりとすり合わせの技④ 重工業化の進展(祖業の活用)

日清戦争(明治27~28年)や日露戦争(同37~38年)を経て、政府は軍備拡張のために国…

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10か月前
1

からくりとすり合わせの技③ 多彩な機械製品の誕生

明治後期から大正時代にかけて、国産品の鋼材(普通鋼や特殊鋼)の普及が進むと、機械部品の素…

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10か月前

からくりとすり合わせの技② 西洋製品の国産化(江戸時代の技の流用)

江戸末期、鎖国が解かれて欧米諸国との国交が結ばれると、西洋の機械製品が続々と国内に流入す…

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10か月前

からくりとすり合わせの技① からくり製品の誕生

ここまでの素材加工の技とは視点を変えるが、機械工学に関わる「からくりとすり合わせの技」も…

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11か月前
1

食材を醸す技⑦ 和洋折衷の食文化形成へ

高度経済成長期(昭和30年代)を迎えると、所得向上や核家族化、家庭電化が進み、嗜好品やイ…

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11か月前

食材を醸す技⑥ 洋食の本格的な普及

日中戦争とアジア・太平洋戦争が終結した昭和20年、海外からの軍人や民間人の引き揚げにとも…

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11か月前

食材を醸す技⑤ 伝統食品の展開

明治時代、伝統食品分野でも動きがみられた。それまで醸造品は江戸などを中心に、ソウルフード…

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11か月前
2

食材を醸す技④ 西洋風食品の誕生

明治時代を迎え、政府による欧米文化の移入や富国強兵政策のもと、栄養や滋養という概念が国内…

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11か月前
1

食材を醸す技③ 伝統食品の誕生 その3(ソウルフード)

続いては醸造以外の分野である。江戸時代までの間に、今もなじみの深い食品が愛知から多数誕生…

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11か月前
4

食材を醸す技② 伝統食品の誕生 その2 (豆みそほか)

飛鳥~奈良時代の発酵調味料だった醤は、平安時代頃、みそへと進化した。この原料として、豆に…

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11か月前
1

食材を醸す技① 伝統食品の誕生 その1(酒造)

酷暑厳冬で多湿の愛知では古くから食材を醸す技が培われてきた。文献上の初見は天平年間(奈良…

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11か月前

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