718,719,720日目 未知の新しいことをやる時の拒否反応をどう克服するか?

未知の新しいことを部下にやらせようと、多くの場合、拒否反応を示します。

大企業の場合は、入社した時から、伝統、伝説、ルール、年功序列、所掌、しがらみの中で生きています。

その中でどうやって業務を回していくかをトレーニングされます。

伝統も、ルールもない、先輩もいないような未知の新しい事に挑戦させようと思っても、「既存の業務が忙しい」「工数が足りない」と言う「今の仕事が遅れても良いのか?」という暗黙の脅し文句を条件反射的に発言してしまうと思います。

これは想定内です。

そのような場合は、「新しい事をやる」という意思決定せず、まずは時間を空けます。

そのあと、1人1人と話し合ってやってもらうように仕向けましょう。

飴と鞭を使い分ける必要があります。

昇給や昇格したいという欲望で動く人もいれば、
今の仕事が遅れるかもという恐怖を感じて行動する人もいます。

昇進や昇給をチラつかせると動き出す人もいます。
恐怖を取り除けば動き出す人もいます。

きっかけは何でも良いですが、
指示や命令で動けるものでもありません。

業務に取り組んでいる作業者やリーダーは重要な仕事の期限が明確になっていない限り、2週間先ぐらいの仕事ぐらいしか明確にイメージできていません。

新しいことに取り組む、より効率的なやり方を模索し続けるさせるようにしないといけません。

現状維持を目標にしてはいけません。
それは退化していると同じです。

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