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公務員になりたい・辞めたい人向けマガジン

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#大企業

「無秩序なまちづくり」と通販の活況

私は割と家で独り言を言ってしまう方で、noteを書くときもぶつぶつつぶやきながら書いていることが多いのですが(笑)、最近よく浮かぶキーワードが「まちづくり」なんですよね。家ではよく「日本はまちづくりが問題なんだ~」と頭を整理するために喋っています(笑)。保育園の待機児童問題などがクローズアップされるときは特に都市の一極集中問題が話題になりますよね。私も日本のあまりにも無秩序なまちづくりが、あらゆる

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組織の「意思決定力」は大きな指標

組織を辞めてから、「なんちゃってフリーランス」として生きるようになって一番感じる変化は、意思決定のスピード感の違いです。今まで組織の中で当然のように「決裁」行為を毎日していたことを思うと、早ければ一瞬のうちに仕事が決まるという今のこのスピード感は新鮮ですし、組織は変化に対応できないというのは体感的にものすごくわかります。大きな組織ほどその傾向は顕著ですので、ますます時代に取り残されていくことと思い

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「穿った視点」でニュースを見る習慣を

おとといからまたパナマ文書が話題ですが、どんどんほころび始める大企業の記事にも書いたとおり、やっぱり大企業は例外なくどこも不正もしくは法律上はセーフでもほぼ不正に近いようなグレーゾーンの悪いことはしているということが誰の目にも明らかになりましたね。組織で働くことは確かにどこでも苦痛を伴うのですが、とりわけ大企業を目の敵にするのはそのためで、大企業はそもそもの成り立ちが中小企業とは違う場合が多いんで

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人生の底時代「就活」の深すぎる闇

高校時代の進学校はコンプレックスの温床でしたの記事、大学時代の「大学生文化」になじめず虚無感に襲われた大学時代に続いて、いよいよ最大級の人生の闇、「就活」に切り込んでいこうと思います。私の周りにも就活が人生で一番つらかったと話す人は結構いるし、人生最大級に意味不明でかつ絶対に二度と経験したくないものでした。意味不明すぎてこの一記事では書ききれなさそうです(笑)。

私の頃の就活は3年生の10月にリ

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「奴隷は自由である」というパラドクス

ヤフーニュースで私の食いつきそうな記事が出ていましたね。仕事で私が壊れる 人生を搾取する「全人格労働」の記事です。ご覧になった方も多いのでは?私がいつもここで書いているようなことが書いてありました。意識調査でも今の仕事を辞めたいと思ったことのない人は10%程度で、ほとんどの人が辞めたいと思ったことがあるようです。まぁ、この意識調査も操作されたものである可能性はありますが、肌感覚としては納得のいく数

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子育てに「ベーシック・インカム」の視点を

昨日のなかなか来ない「結婚ラッシュ」の記事に関連したことを書きます。私はいつもピラミッド組織の奴隷となって働くことについて異議を唱えていますが、嫌でもなかなか抜け出せない人が多いのが現状であることもわかっています。その理由の一つが、「家族を養わなければならない」ということであり、たいていの場合、「結婚」することにより夫はATM化してしまいます。家庭の中でお金を持ってくるのが主な役割になってしまうこ

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組織は同じこと何年繰り返しているのだろう?

先日公務員時代の友人と話す機会があり、またも働いていた当時のことを思い出して、タイムスリップしたように感覚が蘇ってきました。改めて組織というものがいかに不条理で、変化を好まない、その場しのぎの形骸化したものであるかということを再認識しましたね。

私が在職していた当時、とある課題に対して検討するプロジェクトがあったのですが、課題点を整理し、ある程度まとまった形で提案をプロジェクトにあげたにもかかわ

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「違う世界に来た」みたいな感覚です

最近知り合いになる人、親しくなる人というのは、いわゆるサラリーマンとかいわゆる組織勤めの人は非常に少なく、個人で事業やお店をやられている方や情熱を持って好きなことを仕事にしている方が多いです。たまに例のブラック新人研修の記事(参考:ブラック新人研修を受けた方へのエール)や、ブラック企業の実態を暴露する記事などを見ると、「そんな世界って本当にあるんだ」と普段の私の身の回りで起きていることとのあまりの

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ブラック新人研修を受けた方へのエール

昨日見た過酷な新人研修の記事が結構衝撃的で、知人でやはりキツイ合宿を経験した人がいるのでそういう会社があることは知っていたけど、あまりにもひどいなと思いびっくりしました。その記事もやらせかもしれないし、真相はわからないけど、でも確かに存在するのだと思います。特に合宿が悲惨みたいで、体力的にきついことや、社訓を暗唱してダメだときついお仕置きがあるみたいな洗脳させるようなこと、をひたすらやらされるのだ

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組織は井の中の蛙だったことに気づきました

昨日たまたま元同じ職場でお世話になっていた方とばったり会い(いや、これも必然なのでしょうけど)、少しお話をさせていただく機会がありました。仕事を辞めてからまだ5か月余りですが、付き合う人がかなり変わってきていて、今まで公務員として働いていた時には出会わなかったような本当にいろんな方に出会ってきました。一日5人単位くらいで新しい知り合いが増えていた数日間もありました。

組織の中にいると、週5日は職

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「待機児童対策」最前線にいた私が感じる限界感

4月1日を過ぎ新年度が始まりましたね。保育園も年度が替わり、ならし保育が始まる頃ですかね。「日本死ね」の書き込みから、待機児童問題への世間の関心はますます高まっているようですが、私自身こればっかりはどうあればいいという解決策が全く浮かばないお手上げ問題なんですよね。

私は役所時代に待機児童対策の最前線で働いておりましたので、ある程度は首都圏で起きている問題の状況はわかっているつもりです。私が勤め

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年度末に思う「単年度予算」への疑問

今日は3月31日。本来であれば今日まで公務員として働いているつもりだった日。退職のあいさつをするはずだった日。3月31日は年度の最後ということで、特別な日という感じがします。明日から入社、転職、転勤という方も大勢いらっしゃるでしょうね。

年度を意識するとき「単年度予算」って当たり前のように採用されているけど、これってどうなの?とふと思うことがあります。会社もそうだと思いますけど、役所は特に年度の

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「使い勝手の良い若者」を卒業したい

今朝「卒業したい」というワードが頭に浮かんだので、noteハッシュタグ企画、書いてみます。私がもう卒業したいと思っているのは、タイトル通り「使い勝手の良い若者」です。私だけでなくそう考えている若者は多いのではないでしょうか。

「月給+残業代」×「年功序列」は病み組織の記事にも書いたとおり、在籍年数に応じて給与が上がるという単純構造では、やる気のある若者の意欲はそがれます。なんかこの国は本当に若者

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時代の過渡期の身の振り方について

インターネットの普及もあってか、今の時代ほど多様な価値観が交錯する時代もないのではないかと思うくらい、カオス、混沌のさ中にいるなぁと感じることが多いです。ホントにぐっちゃぐちゃ。まさに時代が変わる変容期に突入したのだなぁと感じます。古い価値観に縛られている人と、今までとは違う価値観を持つ人が混在していて、訳がわからない状態ですね。

例えばかの有名なイケダハヤト氏は新しい価値観を提唱する方の代表例

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