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○○年前の自分へのアドバイス

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店舗設計を仕事にして10年超え。就職、独立、結婚、育児。人生中盤スタート地点、キャリアも中堅を迎えた今だからこそ伝えたい、昔の自分へのアドバイス。
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#デザイン

アフターコロナのデザイナーの生き方(予想)

アフターコロナのデザイナーの生き方(予想)

最近忙しく、英語記事ばかりになってしまいました。日本語デザインの話です。かつてこんな記事(2020年からのデザイナー生き方)を書きました。
しかし、誰の思いにも反して、今は重大な流行病の真っ只中に世界が巻き込まれた状態であります。

要約をすると、
デザイナーは、その作品により合理性を求められる日が来るという話です。項目としては、、、、
・従来型の雇用の変化
正社員というだけで守られる時代が見直さ

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みえないものを、みる為に

みえないものを、みる為に

始めた時は0だったものが、気づけば8500を超えました。僕のnoteのフォロワー数です。

1月29日からおそらく公式の初期登録時のおすすめメンバーに入ったようで、デフォルトアイコンの方からのフォローが急増しました。

その結果、2月の29日間で先月比190%増という異常な伸び方をしました。4000ちょいから一気に倍です。

でもまぁ、スキの数もそんなに変動なく、ビュー数はだいたい12-13万/月

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【形無きモノ】デザイナー的買ってよかったもの3つ!

【形無きモノ】デザイナー的買ってよかったもの3つ!

形ないものへの投資の方が満足感がでかい!?
こんなことに気づいたのは30代になってからです。

かつて、こんな記事を書き、椅子、机、マットレスなど形のあるものがどれくらい健康に貢献してくれているか、私がそこに満足しているかという話をしました。確かにこれらは購入から5年ほど経っても現役の素晴らしいものばかりです。

しかしながら、形無きモノへの投資もとても素晴らしい!
と言うのが今回の趣旨で、あまり

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調べないでよ

調べないでよ

「カシューナッツって、どうやってできるのかな?」と聞かれました。

アートディレクターの細谷巖さんは、尊敬するクリエイターの一人です。前職時代に、よく飲みに連れて行ってもらいました。その日にご一緒したのは、銀座にあるバーテンダーが蝶ネクタイを占めているような地下のお店でした。昭和の香りが漂うオーセンティックなバーで、その当時に細谷さんが気に入っていたお店です。

カクテルか何かを頼んだあと、小皿に

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自由を得るためには不自由に耐えねばならない

自由を得るためには不自由に耐えねばならない

ここ数年、働き方改革やらが叫ばれて副業解禁が推し進められ、クリエーターやフリーランスが注目される機会が増えてきた。

中にはブランディングとして会社員をdisってポジショントークで注目を集めるような手法も出てきて、フリーランスに憧れる人にフリーランスになる方法やうまくやるコツを売るという不思議な憧れ搾取系ビジネスも生まれてきた。

ここで冷水をかけるようなことを言うけれど、仕事もスポーツも芸術も、

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今年の計画を作る10の質問

今年の計画を作る10の質問

あけましておめでとうございます。2020年、今年もよろしくお願い致します。さっそくnote公式さんが #note書き初め というお題を出してくれています。

一年の計は元旦にありと言いますし、せっかくですから今年1年の計画を練ってみるのもいいのでは?

目標を立てる前に...まず、こういう目標を立てる時にやりがちなのって、解像度の低い目標を立てちゃって結局うやむやで終わるっていうパターンです。

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凡人フリーランスのSNS戦略

凡人フリーランスのSNS戦略

本日、note designer meetupというnoteさん主催のイベントに登壇しました。

これは実は予約投稿なので登壇前に書いていますが、何事もなく無事に終わっている事を祈りつつ...イベントが即満席の大人気で来られなかった方の為に僕の分のスライドを公開しておきます。

当日の動画アーカイブも公開されました!
僕の出番は38:30〜50:00位です。

今回、一緒に15分枠のLT登壇する方

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ボードゲームをブラッシュアップするための10の視点

ボードゲームをブラッシュアップするための10の視点

ボードゲームに限りませんが、何か新しいものを作ろうとするとき、一発で完成品が出来上がることはまずありません。

かならず、完成(仮)→ブラッシュアップ→完成という流れになります。そんなブラッシュアップの時につかえる、10の視点をまとめました。

1.自分のセンスを疑えゲームらしきものができあがったら、まず自分のセンスを疑うことから始めましょう。ゲームのブラッシュアップに際して、自分のゲームを「面白

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モノ作りから学べる、人生を通じて応用がききそうなこと

モノ作りから学べる、人生を通じて応用がききそうなこと

色んなものを作って遊んで、人生で普遍的に応用がききそうだなぁと思ったことまとめ。

最近はデザインの応用として、デザイン思考やデザイン経営なんてももてはやされてるけど、一番大事なのは、「ものを作る肌感覚、実感」を持てるかだと思う。

とりあえず口に突っ込もう口に合うかどうかを見定めるには、口に突っ込むのが手っ取り早い。人生で一番最初に出会ったものが、あなたにベストマッチしている確率はとても低い。も

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仕事を同情でとるな

仕事を同情でとるな

先日、吉玉さんの夫である吉田さんが町田からチャリで吉祥寺のお店まで来てくれた。仕事を取りたいけれどどうしていいのかわからない、という相談でだ。

先に言ってしまうと色々とアドバイスはしたけれど、これですぐに仕事を自分で取れる体質改善ができるかは難しいだろう。

フリーランスは実績と信用で殴り合うステージなので、実績が薄いのは裸同然の装備で戦場に出るのに近い。

そして、価格を自分で値付けできるから

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デザインコンペに勝つ方法を知りたくないですか?

デザインコンペに勝つ方法を知りたくないですか?

デザイナーの人ならだいたい一回くらいはデザインコンペやってみたことあると思うのですが、受賞した人となるとホント一握りだと思います。

さらに有名な賞、となると数千件〜時には1万件以上の応募の中からグランプリ1点、準グランプリ3点とかしか選ばれない。倍率は数千倍とかザラにある。

そして昔は賞金30万円とかでも「おぉスッゲェ!!」って思って応募動機になったけれど、流石にプロ10年以上になると審査通過

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デザイナーの起業と#お金について考える

デザイナーの起業と#お金について考える

デザイナーとして起業してしばらく経ちました、日本の偉大な起業家との話はとても今参考になっているので、シェアしたい思います。結果的には、働く時間がすごく短くなりました。で、残りの時間を自分のやりたいことを自分の責任でしています。

起業する前から結構フリーとか、クリエイティブディレクターの経験もあったので、概ね予測が外れていた、驚きがあったというわけではないのです。

※あくまでも私個人の意見なので

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目を養い、手を練れ

目を養い、手を練れ

常々ず〜っと思っていることなのだけれど、デザインのうまさと絵のうまさや表現技術のうまさは比例しない。

絵のうまさとは何か?の定義にもよるけれど、いわゆる細密描写やリアルな絵を描ける再現技術と、そこに個性を付加する表現技術は似ているけれど若干違う。

そこをはき違えると、いつまでたってもパッと見は上手な絵だけど心が動かないコピーを量産するだけになってしまう。

かたちをとれることは重要ではないデッ

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デザイナー1年目だった僕が「できていなかった事」

デザイナー1年目だった僕が「できていなかった事」

こんにちは。デザイナー10年目のモンブランです(たぶん)

4月ですね。
所属している会社にも新入社員が入ってきたし、電車内を見渡すとチラホラとスーツが肩になじんでいない人を見かけるようになりました。

この時期になると自分の社会人1年目をよく思い出します。
今回は、社会人1年目の時に「できると思ったけどできていなかった事」を書いてみます。

◆入社時のステータス
- 2010年3月大学卒業 /

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