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「皆様石鹸」 銭湯でしか買えない石けん

「皆様石鹸」 銭湯でしか買えない石けん

昭和のころ。小学校の手洗い場には「固形せっけん」が水道の蛇口にぶら下がってました。黄色いレモンのかたちの「せっけん」かわいくてスキでした。
せっけん、見なくなりましたね。
(1588文字)

せっけんせっけん・石けん・セッケン・石鹸。いろんな字を書きますね。いろんな石鹸があるように。
これが皆様石鹸のパッケージです。

せっけんは
「石」という字があるから石のようなカタマリ。
「鹸」という字がむず

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卒業と告白

卒業と告白

卒業へと向かう中で自分が本当に大切に思う人に気づくことができた。

前に一目惚れをした子は一目惚れでしかなく、気づけばひとときの感情で終わっていた。

12月が終わる頃に、高校を卒業したあと誰と離れたくないかを考えていた。
親友たちよりも真っ先に浮かぶ子がいる。

その子は3年間同じクラスで、近くにいるのが当たり前になっていた。
思い返せば、クラス替えの時に同じクラスになって1番嬉しい子はいつもそ

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メッセージ文に「……」や「!」を多用する人の性格は?『マッチングアプリの心理学』からコミュニケーション術を伝授(本文試し読み)

メッセージ文に「……」や「!」を多用する人の性格は?『マッチングアプリの心理学』からコミュニケーション術を伝授(本文試し読み)

ついに約束したディナーの場に現れた相手の見た目が、プロフィール写真とは似ても似つかなかった……。マッチングアプリでのこんな失敗の予兆は、事前にやり取りしたメッセージ文に潜んでいたかもしれません。
『マッチングアプリの心理学 メッセージから相手を見抜く』(尼丁千津子訳、早川書房)は、「メッセージ文解釈の達人」を自認するミミ・ワインズバーグ氏の初の著書です。ハーバード大に学び、スタンフォード大で25年

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消えてくれ、超人。

消えてくれ、超人。

劣等感の渦に飲み込まれて、ベッドにうずくまっちゃう時がある。
それは、単純に自分より優秀で実績を上げている人を見た時よりも、眼鏡かけてた中学の同級生が垢抜けて映っているスナップ写真をinstagramに投稿していたときによく起こる。

起業なり留学なり、そういう方面でちゃんと実績を上げている人を見てもあまり劣等感は感じない。
いや、正直メチャクチャ感じるけれど、そんなに引き摺るほどのモノではない。

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ゴミみたいな私の恋愛観

ゴミみたいな私の恋愛観

まず。

私はリア充という言葉が大嫌いだ。

この言葉は一般的に恋人がいる人のことを指す時に使われる。

リアルに充実しているから、こう呼ぶらしい。

なんで恋人がいるからって、「リアルに充実している」と決めつけることができるの?

私はこのことにずっと疑問を覚えている。

付き合ってしまったらもう進む先は、結婚か、破局か、しかない。

学生はまだ結婚については深く考えないだろう。

つまり学生の

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ほぼない

ほぼない

この質問にはこう答えざるを得ない。

中高は男子校で万に一つも有り得ないような妄想に研鑽していると時は流れ、浪人時代に通った予備校では高校時代の親友であり悪友とも言えるT君と共に、食事室で合コン紛いの談話をしている所謂一軍男女グループを横目に、ラーメンを食べる時に髪を耳にかける女性とかけない女性、どちらが魅力的であるか、といったような生産性のかけらもない議論を飽きることもなく交わしていた。

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下ネタ系YouTuber「佐伯ポインティ」という天才

下ネタ系YouTuber「佐伯ポインティ」という天才

あなたはYouTuberの「佐伯ポインティ」を知っていますか?

彼が運営している「waidanTV」はテーマを提示して視聴者から募集した猥談(下ネタ)体験談を紹介するチャンネルです。

私は彼のことを「天才」であり、そんな彼が運営しているこのコンテンツは「最強」だと思っています。

それだけ聞いても「どこが?何が?」って思うかもしれません。

なぜ私がそう思うのか説明していきます。

コンテンツ

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ガチ恋 in summer

唐突ですが、僕は大の女好きです。こんなことを友達の前でどストレートに言ったらやばいやつ認定されてしまうので、普段は純粋キャラでやらせてもらってます。どうかこのことは内密に。

通りすがりの女性に声をかけたことだってあります。先月も駅で「可愛い!」と思った女性に声をかけようとしました。が、腕に自傷行為の形跡があって危険な匂いがしたので、泣く泣く断念しました。それくらい僕は女性が好きです。

彼女はい

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カラオケで「これ最後まで歌えるかわかんな〜い」とめちゃくちゃ牽制して予約した挙句、結局中途半端になって「アハ、アハハ」とヘラヘラ笑いながら演奏停止ボタンを押すみたいな人生。

カラオケで「これ最後まで歌えるかわかんな〜い」とめちゃくちゃ牽制して予約した挙句、結局中途半端になって「アハ、アハハ」とヘラヘラ笑いながら演奏停止ボタンを押すみたいな人生。

全ては題名の通り。
今までずっとこんな人生だったな。
どうですか皆さんは。

まず最初に。私は、少年漫画が大好きで、ちゃんとしっかり週刊少年ジャンプで育ってきた人間なので、「本気を出し切る」とか「カッコ悪くても一生懸命」とか、そういうものをものすごくかっこいいことだと信じて疑わない女の子です。ということを最初に述べておいた方が良いかもね。

でも、自分は「本気を出し切る」なんてこと、したことないな

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一目惚れ

最近やけにテンションが高いのは、間違いなく一目惚れをしたあの子のせいだ。

ただの一目惚れ、ただのタイプな人で終わるはずだったのに、どうやら好きになってしまったらしい。
だけど、本当に好きなのか、それとも実体のないものに好きと言っているだけなのかはわからない。
一つ言えることは、今本当に楽しいし、その子のことをずっと考えてしまっている。

今まで恋愛にのめり込むことが少なかったのに、顔しか知らない

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私がブスビッチだった時の話。

こんにちは。りのです。
タイトル、本当に酷いのですが、私がブスビッチだった時のお話をしたいので、これ以上的確なタイトルはなかったのです。

また、この文は私個人の性遍歴がまぁまぁ赤裸々に書かれています。これは、私のブスビッチ時代との密な関わりがあるため、避けて通れない部分です。人の性遍歴に不愉快な思いをされる方は、この段階でページを閉じることをおすすめします。

高校時代から、恋愛関係を持たない

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