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そんなこと言ったってどうしようもないじゃん。なんて。
ずっと黙ってるような娘でした。
帰りの会では1番遅くにカバンを取りに行って、もたもた支度して1番最後に迎えの母の元へ行く。
「なんであんたあんなに遅いの?隣の〇〇ちゃんはもっと早いのに」
そう母から言われても、少し言い返した後に「ごめんなさい」って言って黙っている娘でした。
いや、わかんないよ私にも。
自分が少女趣味だって気がついたのは大学生くらいの時、フリフリのスカートが履きたかった小学生〜
じゃあ例えばあの時こうだったとか言ったってもう誰の顔も思い出せない。
雨が降って、傘を持って電車に乗る。
電車から降りて人混み、ごみごみしてるなあとちょっと嫌な気持ちになりながら改札を出て、ふと座った時に引っ掛けた傘を電車に忘れたことに気がついて、ああ引っ掛けなかったら置き忘れなかったのに。みたいな後悔が、私には沢山ある。
返しきれなかった御恩だって、恩を仇で返したことだって、ご縁をつなげばよかったのに自分の怠惰のせいでなくしてしまったご縁が、たくさんたくさん。ある
ちょっと、懐かしい未来の話をしようと思う
私たちには忘れられない未来が待っていると思う。
マスクをしないで、電車に乗って、街を歩いて、誰かとあって、人目を気にせず6人くらいで集まったりする。そういう。過去みたいな未来が待っていると、ずっと思っている。
6月9日~13日 OFF・OFFシアターにて
「ずっ止まってる」
無事終演致しました。
というわけで、ご来場ありがとうございました。
川原紀見子役の岡村です。
お楽しみいただけた方もそう
別に誰が悪いわけでもないけれど
昔から思ってることが山ほどある。
信号を渡るとき白線から落ちたら食べられちゃいそうだし
朝焼けと夕暮れは夏のじっくり日が落ちてく時のほうがきれいだし
夏とか冬よりは秋が好きだし
ドキドキする体験がなによりも好き
中性的な体にあこがれるし
電車の中で足を広げて座る人は品がないと思うし
女の子は門限があって夜中に出かけると危なくて、よく「女の子なんだから」っていわれてそんな言葉で済まされ