カイシトモヤ
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還暦まであと1周のおっさんがメイクを始めてみた話
春ですね。
何か僕も春から新しいことを始めてみたいと思い、メイクに挑戦してみることにしました。(といってもアイメイク、リップ、チークなどの盛るやつじゃなくて、肌を綺麗に整えるベースメイクです)。
以前からメイクに興味があったのはもちろんですが、僕が今年から研究指導する大学院生女子の研究が「メンズコスメのプロダクトデザイン」、メンズメイクに関する価値観の再定義だったので、指導の参考になるという大義
つくるよろこびを売る。
モダンデザインが萌芽した20世紀初頭から100余年が過ぎた今、デザインの機能はひろく大衆に認識され、デザインを武器に社会で活躍する人も飛躍的に増えました。
今現在、日本でどのくらいの数のデザイナーがいるのでしょうか。
およそ4〜5年毎に発行されている(今年あたり新版出るといいな)「デザイン政策ハンドブック(2020年版)」によると、デザイナーの統計総数はこのようになっています。
2015年の国
デザインを学び社会に巣立つ人へ
美大や専門学校、その他の学び舎でデザインを学び、卒業し、社会に出ることになったみなさん、本当にこれまでよく頑張りました。
大学は学校や専攻などによって学ぶ人と学ばない(遊ぶ)人の差は激しいと聞きますが、デザイン学科を含む美大生の課題量は相当なもので、卒業した人は多少の差はあれど、とんでもなく苦しい夜を何度も過ごしたのではないかと思います。
本当にみなさんよくやってきたと思います。
そして辛いと
産むデザインと育てるデザイン。
2015年に国連で採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」。日本の企業もさかんに「サステナビリティ」を掲げるようになりました。「サステナブルデザイン(Sustainable Design)」における「デザイン」の指すところは「ビジョンを描いて計画・実行していく」ということでしょうか。とにかくこれからの世の中は「持続可能性(つづいていくこと)」が強い価値観になっていくようです。若者のエコ意識の高
もっとみるデザインを学ぶということ。
こんな、質問をいただいたので回答したいと思います。
ある意味とても興味深いです。質問者様の意図と違った回答であればすみません。
まずは、僕自身が美術大学ではなく、いわゆる一般大学の心理学専攻(社会心理学)を卒業してからデザイナーになったので、質問者様にモヤモヤされる側なんだろうなあ、と恐縮いたします。
心理学を学んでいたというと、カウンセリングとかの知識があるんですか? とか人の心が分かるんで
新社会人に知ってほしい10のルール。
4月から社会に巣立っていく新社会人のみなさんに、社会人先輩の立場として「新社会人に知っておいてほしい10のルール」としてnoteに書きとめておきます。
人も会社も千差万別。それでも、多くのことは共通するように思うのです。
なるべく簡単に、短い文字数でまとめるようにしました。
1. 結果ではなく過程を共有しよう。
過程(プロセス)を仲間や上司と共有することはとても大切です。あなたの中で一人悩んで試
つくりたいからつくる
先日、仕事の受注判断を単純な4象限でまとめてみては?とツイートしたら、結構賛同してくださった方がいらっしゃって。
「面白くてお金がたくさんもらえる仕事は何がなんでもやる」「面白くてお金が少ないこともやる」「面白くなくてお金が多いこともやる」「面白くなくてお金が少ないことは絶対やらない」というアホっぽい4象限ですが、なぜわざわざ図に起こしてまで話したかということでして。
(ちなみにここでいう「面白
“自分探し” お休み戦略
少し落ち着きましたが、デザイン系学生の就職活動はかなりギリギリまで続きます。4月以降の求人でキャリアをスタートする新既卒学生(変な言い方ですが)も意外といます。就職活動でおなじみの通過儀礼といって思いつくのが「自己分析」。これまで自覚しなかったり、気後れして取り組まなかった「自分とは何か」という、たいそうな命題にぶつかって多くの学生が苦しみます。
そこで一般によく言われるアドバイスとして、自分の
フリーランス、っていう立場。
SNSやブログを見ると「フリーランス最高!」「なんでフリーランスにならないの?」的な文章を見る機会が多いと最近感じます。私も新卒入社4年弱で退職してフリーになった(現在は法人経営)身ですので、フリーランスの良さや恩恵には預かってきたのですが、猫も杓子もフリーはキャリアのゴール、フリーは勝ち組、という風潮はどうかなと思っています。
下北沢の居酒屋で「俺はサラリーマンには絶対なりたくねえ!」と息巻い