「いっそのこと殺してくれよ」

僕は君にそう伝えた

世界が壊れていくことに　自分が自分じゃなくなっていくことに

恐怖と絶望を味わっていたんだ

隠れたりしても　逃げたりしても

追いかけてくる　知らない何かさんが

知りたくもないことを知ってしまう現実よ

殺(や)ってくれよ　今すぐに

僕を消してくれよ　ここから

そしたら体も心も　無くなってしまうから

早く。

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「生きたい」と願う人たち　幸せを求める人たち

喜怒哀楽の感情をかき集めてゆく日々

誰か一人が　快楽にたどり着けば

それを求めて群がる始末

本当(マジ)の幸せってなんだよ

１秒先を迎えることができただけで

１分先を迎えることができただけで

それだけで十分じゃないか

生きることを許されたもの同士

手を取り合って　歩んでいこうよ