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【最終回】自分の歴史を音楽と振り返る(17ー3)B‘z「Brotherhood」
さあ困った。自分の歴史を音楽と共にこれまで振り返ってきて、最後に自分の人生に影響を与えた曲を3つ紹介するというところまで来て、今回が最後の3曲目。B‘zなのは間違い無いのだが、どれも思い入れが深すぎて、なかなか1つに絞り切れなかった。その中であえて1曲をどうにか選出した。
B‘z「Brotherhood」
1999年リリースのAL「Brotherhood」タイトル曲。この年に開催されたライブツ
自分の歴史を音楽と振り返る(17ー1)TWICE「Feel Special」
自分のこれまでの半生を振り返ってみるという企画を始めて17回。そこに私らしさを加えるため音楽を添えながら毎回書いてきた。そしてもうすぐ無事に最後を迎えられそうだ。今回から最後3回は、集大成として、私の人生の支えになった曲を挙げてみたい。
TWICE「Feel Special」
2019年に発表されたTWICEの「Feel Special」は以前ここで紹介したが、自分の人生でどうしても外せないの
自助会と私〜自分の歴史を音楽と振り返る(16)
これまでに語ってきた通り、私には「精神疾患」「性的マイノリティ」ということにより生きづらさを感じ、その結果小学校の時に思い描いていたような、仕事をして給料を稼いで結婚して子供と幸せに暮らすような人生を送ることは無くなった。しかし、そんな私が今もこうして生きているのには、いくつかの自助会との出会いがある。今回はそのことを改めて語ってみたい。
そして音楽は、そんな話題に合いそうな曲をセレクトした。
精神疾患×LGBTQ×あいりき 〜自分の歴史を音楽と振り返る(15)2022
私はゲイであり、気分変調症と診断されて20年ほど経っている。そんな私も、恋愛にハマったり、傷付いたり、もがいたりしてきた。そんな私もさまざまな経験、特に「あいりき」に携わることで変化した今の視点で、「精神疾患×LGBTQ×愛」との重なりに思うところを記しておきたいと思う。また、音楽の付け合わせとして「老い」をテーマにした曲を挙げてみる。
ゲイの世界とルッキズム
若い頃、自分にとって出会いのきっ
自分の歴史を音楽と振り返る(14)2019〜レインボーパレードを歩く
話が多少前後するが、2019年、東京レインボーパレードに初めて参加した。緊張と熱気で通り過ぎたその時のことを回顧してみたい。
渋谷の街を歩いて〜TRPへ初参加〜
毎年4月下旬からの2週間をプライドウィークと称する虹色のお祭りをご存知だろうか。そのの目玉である「東京レインボーパレード(TRP)」に初めて参加したのは、当時LGBTQ×精神疾患・発達障害の自助会の運営をしていたことが縁で、LGBTQ
自分の歴史を音楽と振り返る(13)2020−22 不登校・ひきこもり経験者として活動する
コロナ禍真っ只中だったこの頃。音楽シーンでは数々のライブが中止・延期になっていた。個人的には家に籠るようになった分、YouTubeで新たな音楽に出会うことができたとも言える。この頃の自分は、LGBTQ×精神疾患の自助会の運営から遠ざかるを得なかった頃で、孤独感を深めていた。しかし、自分の不登校やひきこもりの経験が、ある活動へと自分を導いていく。今回はそれを紹介したい。
不登校・ひきこもり経験者と
自分の歴史を音楽と振り返る(12)2016-20 〜複合マイノリティ自助会との出会い
自分の歴史を音楽と振り返るこのシリーズ、自分でもいつまで続くんだと思いながら書いていたが、ようやく現在の自分が見えてきた。
さて、音楽シーンでは2016年にSMAPやKARAの解散、PPAPの大流行があった。安室奈美恵の引退は2018年、ジャニー氏の死去もあった。この頃の自分は精神保健福祉士の実習で受けた心の傷によりひどいうつ状態だった。そこから変わるきっかけになったことは何だったのか。
(精神
自分の歴史を音楽と振り返る(11)2012-16 〜精神保健福祉士の実習での出来事
AKBグループの台頭やアナと雪の女王の公開、ゴーストライター騒動があったこの頃。その一方で、私は音楽ランキングから興味を失っていった。この頃の私はパワハラにより努めていた学習塾を辞め、うつ状態で療養。そこから精神保健福祉士を目指すことに。その実習でズタボロになる。
※赤裸々に書きました。今回は割と長く重めです。読む際はお気をつけください。
精神保健福祉士の専門学校へ入学
少女時代「DIVINE