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記事一覧
『増補新版 KAWADE夢ムック 総特集 中島らも』を読んで
中島らも
シュルレアリズム
渋澤龍彦
結晶とイメージと時間
毒と呪術と旅
バロウズ『裸のランチ』
ギンズバーグ『吠える』
ケルアック『路上』
ボルヘス、南米、マジックリアリズム
自失願望
鈴木創士(EP-4)
ジル・ドゥルーズ…
なんだかバラバラだったものがつながり始めた。
河出書房新社から出ている、中島らもさんの特集本がとても良くて気に入っている。厳選されたエッセイと
東豊著『マンガでわかる家族療法2 大人のカウンセリング編』を読んで
はじめに
波長合わせjoining
巻き込まれinvolvement
意味づけ(レッテル貼り・ラベリング)
仮説の作り方と介入計画
悪魔の契約
苦行療法ordeal therapy
認識されやすくなる(目につく)
一番に見立てるべきはセラピスト自身の頭の中
利用法utilization(症状、行動、ルール、癖、嗜好、価値観や考え方など)
都合のよいように現実を切り取る
問題持続システムの一部
エリクソン/ロッシ著『二月の男』を読んで
二月の男のアプローチ
1945年の非公式な形のデモンストレーション
ミス・キャメロン
エリクソン先生の秘書で、このデモンストレーションを速記した。
フィンク医師
当時はインターンであり、患者であるミスSをエリクソン先生に任せた医師であり、デモンストレーションに同席した。
新規にケースの精神力動を調べる際に、自発的な無意識の連想に頼ったという点においては、確かにエリクソンは直感的でした。催眠
納富信留著『プラトンー哲学者とは何か(シリーズ・哲学のエッセンス)』を読んで
山内志朗『中世哲学入門ー存在の海をめぐる思想史』を読んでいて、イブン・スィーナー(アヴィケンナ)に、アリストテレスやプラトンが与えた影響を知ってギリシア哲学を知りたいと思いました。哲学書で何から読めば良いのか困った時は、NHK出版の「シリーズ・哲学のエッセンス」を頼りにしているので納富信留先生のこの本を手にしてみることにしました。ちなみに「対話の技法」という本も出されていています。こちらは、日頃
もっとみる小林真樹著『日本の中のインド亜大陸食紀行』を読んで
何気なく図書館で借りて来た本だったのですが、これは好きな人には堪らない本と思います。カレーおじさんや印度カリー子さんなどカレー好きの動画を見るのが好きな人や、日頃からインド料理に関心を持っているは楽しめる本だと思います。個人的には日本人には分からない各国の食文化の細かな違いや、各国の人たちが日本でどんな暮らしをされているのか垣間見えて、とてもおもしろかったです。
著者はアジアの旅行好きで、イン
ホール・ヴェーヌ著『フーコー その人その思想』を読んで
この本の著者であるポール・ヴェーヌは歴史学者であり、哲学者であるミシェル・フーコーのコレージュ・ド・フランス時代の同僚だったそうです。学術的というよりも、一人の友人としてフーコーを描いているような一冊です。序論の『サムライと金魚』に例えた文章が印象に残ります。ちなみに、書影の表紙は浴衣を着たほっそりとしたフーコーの写真となっています。
こんなふうに、始まります。
文章は、ポール・ヴェーヌの
石牟礼道子・伊藤比呂美著「死を想うーわれらも終には仏なり」を読んで
石牟礼道子さんのことを知りたくて「死を想うーわれらも終には仏なり」を読みました。
伊藤さんとは気の知れた仲なのか、石牟礼さんは伊藤さんの質問に対してざっくばらんに答えます。また、石牟礼さんから質問することもたびたびあります。
なんというか、草木国土悉皆成仏(そうもくこくどしっかいじょうぶつ)であったり、山川草木悉皆成仏(さんせんそうもくしっかいじょうぶつ)」を地でいくような人なんだと読んでいて
フーコー著『真理とディスクール パレーシア講義』を読んで
こちらは、ようやく見つけたフーコーの後期のパレーシアに関する講義の文献です。
本書によると、パレーシアが初めて登場するのはエウリピデスの悲劇において、紀元前五世紀末にはギリシアの世界では使われていたとされています。
パレーシア 名詞(素直に語る)
パレーシアゾマイ、パレーシアゼスタイ 動詞
パレーシアステース 名詞(真理を語る人)
レトリック(弁論術)を使わずに、みずからの意見を明確かつ