猫の恩返し

詩と音楽記事を主に書いています。文章を書くということが好きなので、小説、エッセイ、小論…

猫の恩返し

詩と音楽記事を主に書いています。文章を書くということが好きなので、小説、エッセイ、小論文、イラストなどにも挑戦していきたいと思っています。ペンネームは猫を飼い出してから、人生が好転していったことに由来しています。よろしくお願いします。

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    いろいろ詩を書いてきたのでそれを集めてみました。

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固定された記事

ジグソーパズル

ジグソーパズルを しながら 誰かの思いが 今さら見えたり どう映っていたのか わかったり だって ああするしかなかった とか 言い訳も はっきりと聞き取れる それでいいと …

9

ヒップホップ

あえて壁をつくる 平穏を壊す それまでを壊す カオスな反逆 理由なんてない 理由なんて見つからない 言語化される前の イメージの コラージュの インパルス 衝動 気の弱さ…

猫の恩返し
3時間前
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瞬き

ワインレッドの 赤い灯が 虚空の闇の中で 一瞬大きく輝いて 沈んでいく 星の一生のような 瞬きが 幾千の風となって 空間を支配する 僕らは ただの観客に過ぎない 舞台…

猫の恩返し
4時間前
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車窓

思い出せば あんなところを 通っていたんだ 夢中で 悩んで こだわって 車窓からの 景色は見ないまま 誰かの声も 聞けないまま 思い出せば すき間からの光 未来から 眺め…

猫の恩返し
11時間前
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リセット

静かな朝 昨日までの 憂鬱が 水槽に沈む 浮遊感 遠くになった 人たちの顔 ひとりになった 僕の顔 鏡は見ない 調子良い時しか見ない そんな時は 誰か別人みたい 今日は 静か…

猫の恩返し
19時間前
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軽やかな風

コミュニケーションを 介さない進行 違和感と孤独 好きがすり減り 好きだと言い聞かせる 頑固は重く 時に道を見失う 何が悪い教えてくれ 紐解けば コミュニケーションの不…

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カセットテープ、MD、CD-Rと好きな音楽録音してきましたが、今はUSBに1本あたり約500曲くらい録音して、人生で気に入った曲が6本3000曲くらいになってます。それを最初から聞いて今TMNとかでやはりテンション上がります🐱洋楽邦楽JAZZクラシック、ゲームなど入ってます🙇

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マトリックス

世界線が 地平線に沿って どこまでも 張られた マトリックスな 時空で 透明な息苦しさの後 忘却のモルヒネが 散布される 見たいものを見て 聞きたいものを聞く お互いの セ…

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銀河鉄道

いつの間にか ついていけない時代が 主流になり 初めの違和感は 遠くに消えたまま 成仏しないで どこかに 息を潜めている 僕が この時代の 手触りから 自分を 浮かび上がら…

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持続可能

持続可能にまで 落ちて 削いで スリムな風 トロッコ ゴーゴー ガタンゴトン ガタンゴトン 坂が来ても 無理なく それまで溜めた エネルギーでGO ゴーゴー 越えたら 摩擦も…

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扉の向こう

中途半端な絶縁状 気持ちはフロー 生きやすい距離 無理はしない 誰のためでもなく 誰の求めに 応じるでもなく ブラックに 縛られた自由を 解き放つ 生きる以外の すべてか…

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言葉の青

悟りを開くような 誘惑にくるまれて 生きやすい道を 探している 灰色の炎が揺れ 消えそうな 吐息に被さる 好きと 嫌いの間に 小さく浮かぶ たぶんそれ 好きでもなく 嫌いで…

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安全地帯個人的15選

高校1年でようやく流行りの歌を聴きだした僕は最初はミスチルのイノセントワールドをCDで買いましたが、それから今まで耳にしていたけどしっかりと聞いていなかった有名な…

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高座

やりたいことが 本当はないから 疲れたら 皮を剥ぐように 空虚になる やりたいと思うことは 元気の皮を被って 調子のいい顔して 誰かに会いたがる 虚しさの裏側 疲れたら…

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整える

整ってなきゃ 守ってあげないよ 上手くいかないのは たぶんあのせいだ 他人だらけの 職場で 疲れながら 落ち込んで 終わる理由は ずれたままで 行こうとしたから セッ…

7
ジグソーパズル

ジグソーパズル

ジグソーパズルを
しながら
誰かの思いが
今さら見えたり
どう映っていたのか
わかったり
だって
ああするしかなかった
とか
言い訳も
はっきりと聞き取れる
それでいいと
パズルがはまれば
解決したような
シンクロを浴びたり
愚か者が
丁度いい具合に
流れてきたり
しんどいから休みます
どうせ僕は
まだそんなに
責任のない立場
いつまで
そうしてるの?
あの人の声も
まだこだまする
でも
僕は僕な

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ヒップホップ

ヒップホップ

あえて壁をつくる
平穏を壊す
それまでを壊す
カオスな反逆
理由なんてない
理由なんて見つからない
言語化される前の
イメージの
コラージュの
インパルス
衝動
気の弱さへの
怒り
やるせなさ
時代はやけに
焦燥し
心は焦土と化し
焼け野原に
自立の抵抗
引きこもり
暴走
未来も
過去も
すべて引きちぎって
今だけを
伸ばす
延ばす
影響は軽くない
でも
生まれるために
必要だったと
今でも言える

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瞬き

瞬き

ワインレッドの
赤い灯が
虚空の闇の中で
一瞬大きく輝いて
沈んでいく

星の一生のような
瞬きが
幾千の風となって
空間を支配する

僕らは
ただの観客に過ぎない
舞台上では
絡まり合う
光の粒の結晶が
ホログラム化されて

ディープに届く範囲で
それぞれが思う
物語を紡いでいく

命が回収されて
またやり直すための
せんたくを
深い闇の瞳の中で
繰り返す

出来る限り
そこから離れて

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車窓

車窓

思い出せば
あんなところを
通っていたんだ

夢中で
悩んで
こだわって
車窓からの
景色は見ないまま
誰かの声も
聞けないまま

思い出せば
すき間からの光
未来から
眺めた
あの頃の自分

今の自分と
やっぱり似ている

似たような道に
また迷いこんで
景色も見ないで
誰の声も
聞かないで

何の記憶に
残るだろうか?

未来からの光が
誰かを乗せて
届く

誰かの声が
聞こえる

ああ
窓の

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リセット

リセット

静かな朝
昨日までの
憂鬱が
水槽に沈む
浮遊感
遠くになった
人たちの顔
ひとりになった
僕の顔
鏡は見ない
調子良い時しか見ない
そんな時は
誰か別人みたい
今日は
静かに沈む
底に足がつくように
安定はしてる
欠点も
欠点も
欠点も
そうじゃないのも
水槽に浮遊して
少し見上げる
昨日までの憂鬱は
ちゃんと生きた
重しみたいに
僕を今日に
安定させる

リセット──

じゃあ
ここからまた

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軽やかな風

軽やかな風

コミュニケーションを
介さない進行
違和感と孤独
好きがすり減り
好きだと言い聞かせる
頑固は重く
時に道を見失う
何が悪い教えてくれ
紐解けば
コミュニケーションの不在
孤独な手探り
ひとり遊び
創造性は育めたかい?
修正期間が
かなり遅れてやってきた
重いプライドも下ろして
もう一度
道を探そうか
道を歩こうか
軽やかな風は
間違ってない人に
間違ってない方へ
吹いていく

カセットテープ、MD、CD-Rと好きな音楽録音してきましたが、今はUSBに1本あたり約500曲くらい録音して、人生で気に入った曲が6本3000曲くらいになってます。それを最初から聞いて今TMNとかでやはりテンション上がります🐱洋楽邦楽JAZZクラシック、ゲームなど入ってます🙇

マトリックス

マトリックス

世界線が
地平線に沿って
どこまでも
張られた
マトリックスな
時空で
透明な息苦しさの後
忘却のモルヒネが
散布される
見たいものを見て
聞きたいものを聞く
お互いの
セーフティゾーンは
知力体力財力
コミュニケーション力で
囲われて
とりあえずの完成を
パズルの網の目のように
地上に刻む
だけど
完成さえも
マトリックスで
いつ破って
異形の手が伸びてくるか
わからないも
マトリックスで
無限

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銀河鉄道

銀河鉄道

いつの間にか
ついていけない時代が
主流になり
初めの違和感は
遠くに消えたまま
成仏しないで
どこかに
息を潜めている
僕が
この時代の
手触りから
自分を
浮かび上がらせ
ようとすれば
するほどに
深く沈んでいくような
呼吸困難に陥る
今はこれが
流行っているから
という
所在無さげな
ため息は
追憶の灰色に
染められたまま
空に降り積もる
階下を歩く
僕の行き先は
知ってるんだろう?
せめて

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画面越し

画面越し

知らずに与えた
かけらが
返って来る時
僕は笑うだろうか?
路頭に迷うだろうか?
すべてを
意識して生きている
そんな訳はなく
人間だから
抜けも多い
育ちの良さか
悪さが
知らないところで
知らないところから
零れ落ちても
気にしないで
動きは回る
生命力の果てに
付け加える
知らないかけらたち
終わる前に
回収して
喜びだろうが
そうじゃなかろうが
いつまでも
引きずらない
新しい生命力を

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持続可能

持続可能

持続可能にまで
落ちて
削いで
スリムな風
トロッコ
ゴーゴー
ガタンゴトン
ガタンゴトン
坂が来ても
無理なく
それまで溜めた
エネルギーでGO
ゴーゴー
越えたら
摩擦もないまま
スリムな風
トロッコ
ゴーゴー
ガタンゴトン
ガタンゴトン
繰り返し
繰り返し
目的地まで
運んでくれ

持続可能まで
後はアレとコレを
入れ替えて
何やなんやして

ああやっと
お日様昇る
青空の下

うつむくこ

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扉の向こう

扉の向こう

中途半端な絶縁状
気持ちはフロー
生きやすい距離
無理はしない
誰のためでもなく
誰の求めに
応じるでもなく
ブラックに
縛られた自由を
解き放つ
生きる以外の
すべてから
切れていたい
水平線を眺める
空と海の
境界の
薄いブルーに
届くような
休暇が欲しい
そう願う声の
干渉波が
時々
大地を震わせ
空を剥がして
幾重にも重なった
ステージ上で
迷子になる
手を握りたいのは
誰?
どれ?
生き

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言葉の青

言葉の青

悟りを開くような
誘惑にくるまれて
生きやすい道を
探している
灰色の炎が揺れ
消えそうな
吐息に被さる
好きと
嫌いの間に
小さく浮かぶ
たぶんそれ
好きでもなく
嫌いでもなく
何かが消えて
誰色でもない
瞬間に
伸びていく
その振り幅
クリーンなヒット
積み重ねた時間
天からの光
好きな青に染まれ
灰色に揺れた炎
不安なままに
染まる世界を
好きでもなく
嫌いでもなく
遠くに消える
その地平線

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安全地帯個人的15選

安全地帯個人的15選

高校1年でようやく流行りの歌を聴きだした僕は最初はミスチルのイノセントワールドをCDで買いましたが、それから今まで耳にしていたけどしっかりと聞いていなかった有名なバンドとかを片っ端からTYUTAYAでCDレンタルして聞いたりしていました。どんどん素晴らしい音楽に出会っていくあの感じが懐かしいですね。楽しかったです。ミスチルの次はB’z、徳永英明、TMN、CHAGE&ASKA、そして今回紹介する安全

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高座

高座

やりたいことが
本当はないから
疲れたら
皮を剥ぐように
空虚になる

やりたいと思うことは
元気の皮を被って
調子のいい顔して
誰かに会いたがる
虚しさの裏側

疲れたら
悟りを開いたように
空回りしていた
すべてが
どうでもよくなる
高座から
観客席を
見下ろすように
魂はこの世を
離れる
それが心地よい

今さら
さらさら
風に流れて
声も届かない
青い空の向こう

どうもこうも
言葉や意味

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整える

整える

整ってなきゃ
守ってあげないよ

上手くいかないのは
たぶんあのせいだ

他人だらけの
職場で
疲れながら
落ち込んで
終わる理由は

ずれたままで
行こうとしたから

セットし直さないと
ハマらないままで
見えない騒音が
帰り道に
溢れかえる

嫌になって
痛みは倍増

だから
整えておかないと
流れに乗っておかないと

しんどい仕事は
そっぽ向いたまま
君の人生には
ならない

逃げちゃだめだ

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