マガジンのカバー画像

つぶやき・雑記事のまとめ

13
まどろみ天使によるつぶやき、雑記事をまとめています。これは、エッセイや詩などに比べて、明るい記事が多い(と思います)。
運営しているクリエイター

記事一覧

【雑記】入院こぼれ話~後編~

【雑記】入院こぼれ話~後編~

前編の続き。前編はこちら↓

さて、ここからはこぼれ話。
まず、いつものジェルネイルはどうしたのか、という話。

初診の外来に行って、11時半過ぎに一旦帰り、その日の午後14時頃に入院するまでの間、家で、とにかく下着やら荷物を詰め込み、余った30分で、何とか自力で左中指だけオフした。その一本があったからこそ、パルスオキシメーターが使えたのであり、手術も可能となったのだ。ジェルネイルしていると、こう

もっとみる
【雑記】入院こぼれ話~前編~

【雑記】入院こぼれ話~前編~

以下は、ブログからの抜粋をもとにした、入院前・中・後のあれこれについてである。

発端は2月16日朝方4時くらいから、いつもの激痛が訪れたことだった。胸の下から背中まで一周するように痛く、いつもひたすら脂汗を流してたえる。長くて6時間続く。3年前、渋谷のお医者さん(精神科・心療内科)で身体表現性障害と診察されたものだ。

だがこの日は痛みがひかず、予約なしで受付に頼み込んで、近くのかかりつけ女医先

もっとみる
【独り言】もう月を見ない

【独り言】もう月を見ない

あなたは今夜も月を見上げる
大都会からちょっとだけ離れた場所で

でも都会の空は汚れているなんてあなたは言わない

月はいつもそこにあるから

あたしは雲に見え隠れする月を見ては
いつもそんなときの月の後ろには神様がいると思ってた

でももう苦しいのはいやで
月も綺麗で苦しくて
あなたを思い出すのも苦しくて
あたしは月から逃げ出した

あなたは今夜も月を見上げる
だから
あたしはもう月を見ない

【振り返り】死の自覚と虫歯のとばっちり

【振り返り】死の自覚と虫歯のとばっちり

(ちょっと過去のおはなし)
先日、タバコを買いだめしておいた。年末年始休業に備えてである。ほか、安くなっている時に買いだめするものはたくさんある。

何故買いだめするのか?買いだめする意思があるからだ。何故意思があるのか?それは当面生きているだろうという楽観的・主観的根拠による。

高校3年だったか、虫歯が酷く進行し、五本くらい抜かなきゃダメじゃないの?という程まで深刻になった。歯を通り越し頭は寝

もっとみる
暗いベッドの中から 

暗いベッドの中から 

体調急変。粉の頓服を2袋まとめて飲む。体全体が軽く痺れて、だんだん脱力していく。薬としては、危険なことさせないようにって魂胆なんだろう。しばらく元気だったのにどうしたのか自分で分からない。

冷たい壁に手を押し当てる。何かを掴もうと宙をまさぐる。
日常が、現実が、あたしが、崩れていく音が聞こえる。
もうすぐ眠りにつくのだろう。

でもあなたにだけはこの音が聞こえませんように。あなたに聞こえるのは明

もっとみる
【日記】19歳、その4

【日記】19歳、その4

純粋思惟による帰結=直観
直観というのは―使う人によって色々意味があるようだが―

直に観ること
見ることは現象学の出発点
観ることはなかなかできない

しかし皆、観ることを目的にしている、観たいと思っている、観えてくるものを探している、それが哲学

つまり思惟されたところのもの

見た(etc.)だけで観ることができる人がおそらく芸術家など。そして彼らの観たものと、哲学者の探し当てたものは、結局

もっとみる
【日記】19歳、その3

【日記】19歳、その3

記述→場合分け(分類)→分析 規則性(理論づけ)
数式化(記号化)
これら、高校時代の試み

どうしたらよいのだろう。
ああ、どうしたらいいのか。

現象学の「方法」としての還元と本質直観とはいかなるものか。
心理学的統覚の遮断。
しかし。それを前提とした純粋記述は何故いけないのか。
やはり危険なのか。どこまで純粋であるのか、これはどうしたって記述する本人には分かりえない。
無前提的な記述。これだ

もっとみる
【振り返り】美容院での掛け合い

【振り返り】美容院での掛け合い

お兄さん「今日から○○の引継ぎで店長の私が担当させていただきます。アンケートに、お顔が少し敏感肌とありましたが、今までカラーで染みたことはないですか?」
アタシ「デリケートにできてるんでね。心もお肌も」
お兄さん「万が一染みた場合はすぐ言ってくださいね」
アタシ「大丈夫だよ。すぐ警察呼ぶから」

お兄さん「お飲み物は何にされます?」
アタシ「じゃあ~。熱燗で」
お兄さん「わかりました。ただのぬるい

もっとみる
【日記】19歳、その2

【日記】19歳、その2

そんなふうだから君
君はいつまでも未公開人なんだよ
自己という名の宗教の
あまりに盲目的な信者なのだよ

狂しいのです
私は狂しすぎます
何故って
常に絶頂にあるから

神への復讐と人間への感謝の証として死ぬのだ
違う、おまえはおまえを独占したいだけだ
私は死んでしまったあなたです

分析して何になる
真実は孤独という名の私のみ
私も虚偽か?

頓服を貪る。身体中の筋肉の弛緩。激しい脱力。力が抜けていく…。やがてまぶたの力もなくなり、強制的な眠りに襲われる。あゝ力が入らなくなってくる……。

【日記】19歳、その1

【日記】19歳、その1

この身を刺す風 苦しい 痛い 空間に浮かんだ空間の影 私はその揺らめきの海から抜け出せるのか 人間は不変不滅ではないのに 人は永遠ではないのに 唯一この苦しみだけが私の永遠 私は私に帰還する 全てがただ自己に向かう

私は今、苦しみの絶頂にある。同時に至上の快楽を満身に抱いているのである。一言に表すれば「狂しい」のである。
それは一点の濁りもなく、濃艶で永遠・不変たるもの―まさに私の絶対的存在では

もっとみる
サインバルタの離脱症状に苦しむ~シャンピリ感とは~

サインバルタの離脱症状に苦しむ~シャンピリ感とは~

先日渋谷のお医者さんに行った際、そこそこ長く飲んでいた、サインバルタというお薬が減らされた。というか、なくなった。今はもうジェネリックも出ており、デュロキセチンという。サインバルタは先発薬の名前だ。

ジェネリックがあるということでそこそこ長い歴史はあるのだが、それにしても新しい分野に属する、SSRIという分類の新薬だ。要するにアタシが16の時には存在しなかったが、ジェネリックが出るくらいには歴史

もっとみる
〜いまさら自己紹介 まどろみ天使です~

〜いまさら自己紹介 まどろみ天使です~

10代から30代までのイロイロな精神的なビョウキとの闘いと、闘いに打ち克って底抜けに明るく平穏な今。(でもまだたまに落ちます。)
趣味は読書。年間250~400冊以上読みます。旅行(主に国内)もたくさん行きます。

ブログの方には、過去のつらかった時期に書いた詩・哲学史(大学院までの先攻が古典ギリシア哲学)、読んだ本リスト・ネイル写真、ブログネタなども載せていますが、その他ほとんどは、毒にも薬にも

もっとみる