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カナイアキヒデ

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イベントレポとか気になった動画・デザイン・クリエイティブまわりの話題を書きます! @akihidep
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#推薦図書

ありきたりにまとめない話

ありきたりにまとめない話

先日、タレント・ぺえさんに取材し、そのインタビューが公開されました。

ぺえさん自体がしっかりとした考えを持っている方で、もっとたくさん動画でもお伝えしたかったのですが…いい感じにまとめさせていただきました。

さて、この動画は後輩(テンシ)が編集してくれたのですが、議論になった点の一つが、左上に出てる「動画の小見出し」テキスト。
つまり今何を喋っているかを端的に説明するものですが、最初は「カミン

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振り向かれる広告の話

振り向かれる広告の話

広告や動画のコピーやナレーションを考える時には、必ず「誰に向けて伝えたいのか」を意識し、「その誰かにとって役に立つ」メッセージを考え抜く。
もしくは「わからなくても楽しめるが、わかればもっと楽しめる文脈」を作って、どこかに「引っ掛かり」を作るように心がけています。

例えばこの動画。

ツイッターやってる人だとツッコミたくなる、うまく練られたCMですよね…。最後の失礼してくるおばちゃんがいい味出し

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ももクロの非常識なやり方に学ぶ話

ももクロの非常識なやり方に学ぶ話

最近発売された『ももクロ非常識ビジネス学』を読みました。

自分自身はももクロの熱狂的ファン(モノノフ)というわけではないんですけど、最近はあまりテレビで見ないし(歌番組自体がないけど)、紅白歌合戦に落選してから活動の方向性が変わったのかな…みたいなことを思っていたのですが、なんと結成からもう10年…。

この本には、そんなももクロがいかに人気になったのか?そのノウハウが書かれているのですが、実は

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WEB動画見てもらう努力しすぎ説

WEB動画見てもらう努力しすぎ説

カナイです。

こちらの本を読みました。

広告業界のトップクリエイターが、講義をもとに生徒たちに「どういうコンテンツが面白いCMなのか?」といったクリエイティブについてアドバイスを語ってるこの本。

一番ハッとしたのはこの部分です。

世にあるWEBの動画たちはどうしても「見てもらう」ための努力を必要としていてそこにカロリーを使ってしまっている気がします。そのせいで映像の面白さを連れてきた理由が

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動画2.0を読んだ話

動画2.0を読んだ話

ONE MEDIA創業者 明石ガクト氏の「動画2.0」を読みました。

意識高いこと書いているんだろうな…と思ってたんですが、タイトルの「動画2.0」の通り、動画の今までとこれから、映像と動画の違いなど、動画の可能性がかなりわかりやすく書かれています。ヴィジュアルストーリーテリングを標榜しているONE MEDIAのポリシーみたいなものを感じました。

正直、悔しいなぁ!っていうのがこの本を読んだ印

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NETFLIXの人事戦略が鮮やかすぎる話

NETFLIXの人事戦略が鮮やかすぎる話

カナイです。

ビデオクレイジーも、立ち上がってから2年以上が経ちました。

僕は立ち上がったばかりの一昨年10月に入社しました。ちょうど前の映像制作会社を辞めることになり、スタートアップの動画やコンテンツ制作会社をいろいろ回った結果、いまのビデオクレイジーに入ることになりました。

当時はバズ動画や料理・エクササイズなどのハウツー動画が流行していて、少ないメンバーで試行錯誤しながら、気がついたら

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「迷子のコピーライター」から学んだ、広告の"距離感"の話

「迷子のコピーライター」から学んだ、広告の"距離感"の話

カナイです。

今回はこちらの本をご紹介します。

ユーラシア大陸横断、就職、病気、挫折、出会い、別れ……。コピーライターという枠を超え、人生の迷子になった著者が、あらゆる違和感と向き合った末にたどり着いた〝ある想い″。
商店街のユニークなポスターを制作し、町おこしにつなげる『商店街ポスター展』で注目の著者が、プロジェクトを手掛けるまでの悩みや葛藤、そしてその人生を自身の言葉でユーモラスに綴る。「

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