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りすのよまい言、大きな木のうろの中から

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「だから、なんなの?」と言われてしまいそうな他愛もないことを綴っていきます。悪しからず。
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#グルメ

生食ホワイトデー

生食ホワイトデー

ーチョコのお礼に刺身盛り「えっ、自分向けにはなし!?」ー。驚いて奥さんに尋ねた。ないよと、さも当然そうに首肯する奥さん。3月14日のホワイトデー。バレンタインデー(2月14日)に身内からもらったチョコレートのお返しを、奥さんに買ってきてもらえるよう頼んだところ、実家の母親向けには買ったものの、自分向けには買っていないという。聞いてパニクる。

不運の連続

チョコをくれた当人、つまり奥さんに自分へ

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花も団子も楽しみたい

花も団子も楽しみたい

ー休日お出かけの鉄則休日のお出かけは"一粒で二度"楽しめる内容にしたいー。そんな思いから、土日祝日に出かけると、ほとんど必ずと言って良いほど、ランチは出かけ先の地元グルメを食べるようにしている。ただ、ここのところ、外出本来の目的よりも地元ランチばかりが楽しみになってきていて困る。こちとら、「花より団子」ではなく、花も団子も楽しみたいんでぇ!

危険

先日、東京都内指折りのパワースポット、品川神社

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「梅サワー2023」

「梅サワー2023」

ー一抹の不安母親の誕生日だった6月11日。奥さんは、どこぞで入手してきた青梅をハチミツと酢に漬け、梅サワーづくりを始めた。奥さんによると、梅サワーをつくるのは数年ぶりのことだとか。名付けて「梅サワー2023」。入魂の一品だそうな。「お酒を入れていないから、来年の誕生日に味見してもらおう」と、今からワクワクしている様子。

母の誕生日が来る前に飲み干さなければ良いのだが。一抹の不安。

ういろう

ういろう

ー名古屋銘菓という思い込み日本伝統の和菓子「ういろう(外郎)」。そして、ういろうと言えば名古屋ー。そんな思いもあったが、ここで意識を改めたい。先日、奥さんが山口県から訪れた知り合いに会い、お土産にういろうを渡されたそう。その際、「ういろうは山口のお土産としても有名なんですよ」と言われたとか。

疑ったわけではないが、あえてインターネットで確かめた。すると、「名古屋銘菓の代名詞のような扱いをされてい

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まあまあ真理

まあまあ真理

ージュンサイ軍艦と出身地「ジュンサイ(蓴菜)の軍艦巻き(※)ですか?実は、ジュンサイ生産量日本一の秋田県出身ですけど、食べたことないですね」ー。ジュンサイ軍艦が食べられるお店が知りたくて会社の同僚男性に尋ねると、戸惑った表情でこんな返答。ちょっとショック。この同僚とは付き合いがそこそこ長い。にもかかわらず、今の今まで出身地を知らなかった。お店を知らなかったことよりも、むしろ、こちらの方に衝撃。

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どうにももどかしい

どうにももどかしい

ージュンサイの軍艦巻き先日、奥さんとの間で話題(※)になったジュンサイ(蓴菜)のお話。以来、気になってインターネットを調べて見つけた写真は、ジュンサイの軍艦巻き。酢飯の上にジュンサイを載せてノリ(海苔)で巻いてあり、上には摺りおろしたショウガがちょんと載っている。生唾を飲みこむ。ところで、この逸品。過去にどこかで食べたことがあるような。

思い出せそうで思い出せない。どうにももどかしい。

関連リ

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食欲に火

食欲に火

ージュンサイ、60年ぶりに都内で復活東京都八王子市にある長池公園では、これまで東京都内での生息が確かめられくなっていたジュンサイ(蓴菜)が、およそ60年ぶりに復活したらしい。産経デジタルが伝えた。良い話だなと思って奥さんに教えると、しばらくして「あー、ジュンサイ、食べたくなってきた」と返信があった。

ニュースとしては刺さらなかったが、食欲に火が付いたらしい。

「母の日」イベント

「母の日」イベント

ー次こそ美味しいお刺身を2023年は5月14日が「母の日」だ。奥さんと相談し、この日を前に日ごろの感謝を形にしようと、父親と母親を誘って、東京都内にある美味しいお刺身が食べられる料理屋に行くことにした。割と頻繁に足を運ぶ店のため、下調べは完璧だ。自信満々で当日を迎える。

"とほほ"な瞬間

当日、お店に行くと驚愕の事実が判明する。何と、まさかの臨時休業。油断して事前に確かめなかったことを心底、悔

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旅の良し悪し「食」次第

旅の良し悪し「食」次第

ー続続・夫婦ちょい旅、沼津港旅行やお出かけの良し悪しを分けるのは「食」だろう。今回、沼津港への夫婦ちょい旅を振り返り、あらためてそう思う。この港のすぐ近くにある食堂「魚河岸丸天」(魚河岸店、静岡県沼津市)で、美味しい海の幸を食べて幸せな気分に浸っていなければ、このちょい旅は一体どうなっていたことやら。怖い怖い、くわばらくわばら。

爆上がり

「なかなか楽しいちょい旅だったよ」という奥さん。その理

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夫婦ちょい旅、沼津港

夫婦ちょい旅、沼津港

ー漁港の魅力を堪能平日(金曜日)に1日休みが取れ、週末の土・曜日と合わせて3連休となった、とある秋の日。通院中の義母の付き添いや、日々の家事に奮闘している奥さんを労うため、息抜きを兼ねた安・近・短(安い・近い・短期間)の"ちょい旅"に出かけた。

的外れということ勿れ

目的地は静岡県沼津市にある沼津港。この港は全国指折りの漁港だ。年間水揚げ量は3万4000t。水揚げされる魚介類は多いときは350

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デパ地下が楽しい

デパ地下が楽しい

ー目指せタイムセール"マスター"百貨店(デパート)の食料品売り場「デパ地下」のタイムセール。この魅力をあらためて思い知らされる。一般に美味しいとされるブランドの惣菜などがお得な値段で買えるのが何と言っても良い。それを狙う人たちの混雑ぶりも消費意欲をそそられる。列に並んで目当ての惣菜を手に入れたときの充実感がたまらない。夕飯を準備する手間が一つ省けるのも利点だ。

指南求む

今さらながら、デパ地下

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寿司と餃子

寿司と餃子

ー夫婦の駆け引き2022年は間もなく半分が過ぎる。この半年間で最も大きな収穫の一つは、奥さんの好きな料理がはっきりしたことだろう。今さらかもしれないが、普段、好きな食べ物を問うてみても、あれもこれも挙げてとりとめもなく、結局、曖昧なままで終わってしまうことが多かった。ここに来て、ようやく夫婦円満につながる有益な情報を得たと言える。

現実的な選択

寿司と餃子ー。奥さんが好きな料理のツートップはこ

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良い買い物

良い買い物

ー洗濯機に異常あり新しい洗濯機を買った。われわれ夫婦が思っていた以上に、合理的な値段で買うことができて気分が良くなり、予想と実際に支払った価格の差額で外食することにした。すると、今度は差額を超える金額になり、トータルでは想定外の高い買い物をしたことに。まさに"お調子者あるある"。ただ、不思議と損した気はしない。

関連リンク(「連載『洗濯機に異常あり』シリーズ」):「別れの時」「後悔」「スリル満点

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継承

継承

ー節分の習わし奥さんは、持ち帰り寿司の「古市庵」ブランドが大好きだ。先日の節分(2月3日)もそうだし、ちょっと寿司がつまみたくなると、デパートの地下街などにある古市庵に寄り、太巻きやいなり寿司を買ってくる。何がきっかけで"古市庵ファン"になったのかー。その理由について尋ねると、どうもわが母親の影響らしい。

関連リンク(連載「節分の習わし」シリーズ):「ささやかな復讐ー節分の習わし」

母から妻へ

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