yasuo suzuki

2016年から早稲田大学エクステンション中野校で、向後先生よりアドラー心理学と教える技…

yasuo suzuki

2016年から早稲田大学エクステンション中野校で、向後先生よりアドラー心理学と教える技術を学びました。 その後、放送大学へ入学、生活に役立つ知識と技能を学んでいます。人生100年時代が訪れる今後、放送大学や大学エクステンションは生涯学習として、ブームになるはずです。

マガジン

  • アドラーゼミA面

    早稲田大学で行われた、アドラーゼミで学んだことと感想を書いています。

  • 思ったことを気楽に書こう

    形式にこだわらず、日々思ったことをつらつらと書こうと思います。

  • 放送大学で学んだこと

    2018年の4月より、放送大学に入学しました。 コースは”生活と福祉”です。 選んだ理由は、単位取得よりも、生活で役立つ知識を得て、健康的で快適に生きることを目的にしています。 その結果として、最終的には124単位を取得し、学位も取れれば良いと考えています。 このマガジンでは、その放送大学の主に面接授業で学んだ知識を復習するために書こうと思います。

  • 仕事のこと

    仕事のことを書こう

記事一覧

第4回教える技術を視聴して得た学び【オンラインで教えることの注意点】

教える技術オンラインのアーカイブを視聴した。 今回のゼミでは、オンラインで教える時の注意点について話があった。 それは、先生が一方的に100分間話続けると、聞き手は…

yasuo suzuki
2か月前
8

【言語化することの意味】

第4回アドラーゼミでの学びの続きを書きます。 昨日も書いた通り、行動だけではあまり意味を感じられません。 では、意味を感じるにはどうすればよいのかと言うと、行動…

yasuo suzuki
3か月前
7

第4回アドラーゼミB面の学び「意味の発生とは何か?

第4回目のアドラーゼミの内容が深すぎて、学習内容を書くまでに時間を要した。一度に書き記すのには、膨大になるので、意味の発生についてだけ書くことにする。 何かしら…

yasuo suzuki
3か月前
5

1月23日

建物の剛性と心のレジリエンス 3時の休憩時間に設計士の山本さんから、耐震補強について説明をうけた。 耐震補強は、建物の構造を強くして、大きな地震の揺れから建物の…

yasuo suzuki
3か月前
3

1月22日

放送大学の次学期(2024年度)の授業科目案内が届く。今期は卒業研究を履修するため、科目申請をしなかった。なぜなら、卒業に必要な単位は、残すところ6単位のみ。今期に…

yasuo suzuki
3か月前
5

1月21日

今年は、年初めの仕事が遅れたせいで、日曜日も仕事に出かけている。今日も普段通りに起きて、少し遅めに自宅を出る。 まず、お店に行き、今週兄に依頼する現場の下見に行…

yasuo suzuki
3か月前
2

1月16日

取らぬ狸の皮算用 昨年末からことごとく期待を裏切られることばかりが続いている。予定をしていた仕事、正月の親戚の集まりなどが中止となった。また、予定の変更もある。…

yasuo suzuki
3か月前
2

3回アドラーゼミB面に参加して得た学び。【序論の書き方・TEA(複線経路等至性アプローチ)】

いつもアドラー心理学のトピックが面白すぎて、最後のライティングワークまでたどり着かないケースが多い中、今回はライティングワーク、論文の序論の書き方からはじまりま…

yasuo suzuki
4か月前
11

アドラーゼミB面、早期回想について。「なぜ自分はそう行動するのか」の考察。

アドラーゼミB面の第2回目。幼い頃の記憶から、ライフスタイルを読み解く、アドラー心理学のユニークな技法が今回のトピックである早期回想だった。 早期回想の手法は、…

yasuo suzuki
5か月前
7

アドラーゼミB面に参加して得た学び。劣等感と補償、グレイテスト・ショーマンの視点から

先週の土曜日に、早稲田大学の向後先生主催のアドラーゼミB面に参加しました。 今回のゼミで一番印象に残ったことは、劣等感についてです。 一般的に劣等感は、、あまり…

yasuo suzuki
6か月前
11

【ブログ】アドラー心理学入門講座@中野エクステンションセンターでの学び

2023年9月11日 中野エクステンションセンターでのアドラー心理学講座は4年ぶり。4年前とは変わらない教室と、同じ向後先生から学んだにも関わらず、自分の学びの視点が大…

yasuo suzuki
7か月前
5

アドラーゼミ最終回

全部で7回のゼミも前半は忙しくて参加できず、後半の5回から参加しました。それでも、内容のとても濃いゼミでした。 特に印象深かったことは、5回目の「課題の分離」の源…

yasuo suzuki
9か月前
7

第6回アドラーゼミで学んだこと

今回の研究会で一番印象に残ったことは、グループワークで学習する本来の目的です。 作業を効率的に進めるには、全体の作業を細かく分け、それぞれのパートを得意分野の人…

yasuo suzuki
10か月前
11

第3回アドラーゼミの課題について書く。

第3回目の最後にライティングワークの課題として、今回学んだことを日記に書いてみよう、という課題があったので書いてみます。 その前に、書くにあたってのルールがある…

yasuo suzuki
1年前
5

ペイ・フォアード可能の王国

第2回アドラー心理学ゼミの中で、話題の取り上げられた映画作品。 この映画の日本語訳は、「恩送り」です。 この作品の中の恩送りとは、他者に恩を売って、その見返りを得…

yasuo suzuki
1年前
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第2回アドラーゼミの感想

今回も、リアルタイムでの参加ではなく、オンデマンド受講でした。 当初は参加することが大切だと思っていました。しかしオンデマンドで受講すると、自分のペースで学習が…

yasuo suzuki
1年前
8
第4回教える技術を視聴して得た学び【オンラインで教えることの注意点】

第4回教える技術を視聴して得た学び【オンラインで教えることの注意点】

教える技術オンラインのアーカイブを視聴した。
今回のゼミでは、オンラインで教える時の注意点について話があった。

それは、先生が一方的に100分間話続けると、聞き手はあきてしまう。また人間工学的にみても、集中力が足らなくなってしまうということだ。

では、どういった授業形式が望ましいかが今回のテーマである。

オンライン、またはオンデマンドで授業をデザインするときには、通常の授業と同じような工夫と

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【言語化することの意味】

【言語化することの意味】

第4回アドラーゼミでの学びの続きを書きます。

昨日も書いた通り、行動だけではあまり意味を感じられません。

では、意味を感じるにはどうすればよいのかと言うと、行動を言語化することによって抽象レベルを上げ、意味レベルにするのです。

意味レベルにすることで、言語に意味付けが行われると、意味同士の上下関係が出てきます。

こっちの意味の方が大事だとか、こっちはそれほどでも ないとか、そうして比較する

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第4回アドラーゼミB面の学び「意味の発生とは何か?

第4回アドラーゼミB面の学び「意味の発生とは何か?

第4回目のアドラーゼミの内容が深すぎて、学習内容を書くまでに時間を要した。一度に書き記すのには、膨大になるので、意味の発生についてだけ書くことにする。

何かしらの行動や経験には意味があるものだと感じていた。例えば、映画を観て面白かったとか、レストランで美味しい食事をしたとか。

しかし、行動したことだけを記しただけでは、余り意味を感じないということだ。

この行動に意味を持たせるために必要なこと

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1月23日

建物の剛性と心のレジリエンス

3時の休憩時間に設計士の山本さんから、耐震補強について説明をうけた。

耐震補強は、建物の構造を強くして、大きな地震の揺れから建物の損壊を少なくすること。この時重要なことは、構造上重要な部分に、耐力壁を作るのだが、やたらめたらと、ネジや釘を多く打ち込めば良いわけでは無い。

ネジで下地を止めた方がネジが抜けにくいし強固に固定できると思っていた。しかしそれだと、一定の

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1月22日

放送大学の次学期(2024年度)の授業科目案内が届く。今期は卒業研究を履修するため、科目申請をしなかった。なぜなら、卒業に必要な単位は、残すところ6単位のみ。今期に科目を取ってしまうと、単位オーバーになってしまう。卒業研究を履修すれば、1年間掛かってしまうが、丁度6単位取得して、晴れて卒業となる予定だった。

しかし、卒業研究を履修するには、研究計画書を作成して指導教官を自ら選び、申請しなければな

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1月21日

今年は、年初めの仕事が遅れたせいで、日曜日も仕事に出かけている。今日も普段通りに起きて、少し遅めに自宅を出る。

まず、お店に行き、今週兄に依頼する現場の下見に行く。それが終わると、自分の明日の仕事の準備をする。それから伝票をパソコンで入力して午前の作業を終了する。午後からは、クリーニングが終わった現場の確認をしがてら、仮設の電灯を下げに行く。その作業を終える頃には、すでに3時前だった。

帰宅後

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1月16日

1月16日

取らぬ狸の皮算用

昨年末からことごとく期待を裏切られることばかりが続いている。予定をしていた仕事、正月の親戚の集まりなどが中止となった。また、予定の変更もある。工期が遅れることや、連絡の不備から仕事着手の承諾が得られないことなどである。

今日も朝から仕事の変更を強いられる連絡があった。外注していた協力会社が、今月中に完成させなければならない仕事を来月と勘違いしたため、外注を断られる事態が生じた

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3回アドラーゼミB面に参加して得た学び。【序論の書き方・TEA(複線経路等至性アプローチ)】

3回アドラーゼミB面に参加して得た学び。【序論の書き方・TEA(複線経路等至性アプローチ)】

いつもアドラー心理学のトピックが面白すぎて、最後のライティングワークまでたどり着かないケースが多い中、今回はライティングワーク、論文の序論の書き方からはじまりました。

序論の書き方

序論の書き方は、論文で扱うテーマについて、きっかけからスタートします。それは、社会的に大きな問題についてからでも、個人的な小さな問題からスタートしてもよいそうです。例えば、最近ではパレスチナ問題のような世界的な問題

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アドラーゼミB面、早期回想について。「なぜ自分はそう行動するのか」の考察。

アドラーゼミB面、早期回想について。「なぜ自分はそう行動するのか」の考察。

アドラーゼミB面の第2回目。幼い頃の記憶から、ライフスタイルを読み解く、アドラー心理学のユニークな技法が今回のトピックである早期回想だった。

早期回想の手法は、幼少期(10歳未満)の頃の記憶を思い出してもらう。その記憶の中には、特定の日時や場所があり、物語に始めと終わりがある。また感情を伴っていることと、一回限りの出来事が重要だ。

今回は、ゼミ参加者でこの早期回想のワークを行った。私の早期回想

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アドラーゼミB面に参加して得た学び。劣等感と補償、グレイテスト・ショーマンの視点から

アドラーゼミB面に参加して得た学び。劣等感と補償、グレイテスト・ショーマンの視点から

先週の土曜日に、早稲田大学の向後先生主催のアドラーゼミB面に参加しました。

今回のゼミで一番印象に残ったことは、劣等感についてです。

一般的に劣等感は、、あまり良い意味ではとらえられません。

しかし、医者だったアドラーの劣等とは、器官劣等性のことを指しています。

器官劣等とは、先天性な弱視や低身長であったり、骨の変形による身体機能障害です。

その弱点を克服するための目的のために使用される

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【ブログ】アドラー心理学入門講座@中野エクステンションセンターでの学び

【ブログ】アドラー心理学入門講座@中野エクステンションセンターでの学び

2023年9月11日

中野エクステンションセンターでのアドラー心理学講座は4年ぶり。4年前とは変わらない教室と、同じ向後先生から学んだにも関わらず、自分の学びの視点が大きく違っていた。

1つ目は、今回は2回の講座で90分1コマを1日3回、2日間で行った。講座の時間が長くなったせいで、グループワークの話し合いがゆっくりできる。そのため考える余裕ができて、相手の話をよく聞き取れるようになった。

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アドラーゼミ最終回

アドラーゼミ最終回

全部で7回のゼミも前半は忙しくて参加できず、後半の5回から参加しました。それでも、内容のとても濃いゼミでした。

特に印象深かったことは、5回目の「課題の分離」の源流はどこか?です。アドラー心理学の根本部分とも取れる「課題の分離」はテレビドラマにもなった「嫌われる勇気」で取りあげられ、多くの人の共感を得たのではないでしょうか。

ドラマ「嫌われる勇気」の冒頭部を紹介すると、庵堂蘭子演じる香里奈が、

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第6回アドラーゼミで学んだこと

第6回アドラーゼミで学んだこと

今回の研究会で一番印象に残ったことは、グループワークで学習する本来の目的です。

作業を効率的に進めるには、全体の作業を細かく分け、それぞれのパートを得意分野の人が作業するのが効率的に作業を早く進めることができます。
これを役割分担と言います。しかし「学習する」という側面ではデメリットが生じてしまうのです。

どういうことかと言うと、グループワークで得意分野を担当してしまうと、役割が固定してしまい

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第3回アドラーゼミの課題について書く。

第3回アドラーゼミの課題について書く。

第3回目の最後にライティングワークの課題として、今回学んだことを日記に書いてみよう、という課題があったので書いてみます。

その前に、書くにあたってのルールがあるので、そのことに触れておきます。それは、3つの段落をつけて書くということでした。

一つ目は、伝えたいこと(コンセプト・メッセージ)を書く。今回であればサビカスのキャリアカウンセリングを学んだことについて。

二つ目は、その根拠・詳細・理

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ペイ・フォアード可能の王国

ペイ・フォアード可能の王国

第2回アドラー心理学ゼミの中で、話題の取り上げられた映画作品。
この映画の日本語訳は、「恩送り」です。

この作品の中の恩送りとは、他者に恩を売って、その見返りを得るのではなく、受けた恩を他の人に返すということです。

少し映画の内容を説明すると、主人公の少年が新任の教師から社会科の課題として、「社会を変える方法を考え、それを実行してみよう」というのを与えられます。それを実践するために、悪い世の中

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第2回アドラーゼミの感想

第2回アドラーゼミの感想

今回も、リアルタイムでの参加ではなく、オンデマンド受講でした。
当初は参加することが大切だと思っていました。しかしオンデマンドで受講すると、自分のペースで学習ができることと、聞き逃したり、もう一度確認したいことを巻き戻しができるので、学習教材として、とても良いです。

さて、今回のゼミでも、多様な意見がでました。 アドラーと他の心理学者の関係。共同体感覚の定義。アドラー心理学のウエルビーイングにつ

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