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名店の秘密

エッセイ集「わたしの名店」のなかの、稲垣えみ子さんのお話で、食事について語っていた。



どんな料理でもウーバーイーツで注文を受けた見ず知らずの誰かに作るのと、目の前のカウンターでホクホクしながら待っているエミちゃんに作るのとでは決定的に違うのだ、と私は思う。
食事とはエサではない。美味しく食べてほしい人と、美味し くいただく人との気持ちの交歓なのである。

素敵な考えである。

やっぱり、安くても、便利でも、

誰かを思って作られた料理に勝るものはない。

どんな高級レストランよりも、
やっぱりお家のご飯は愛を感じる。



彼女の名店は、料理だけではない。


実はこの店の真髄は料理だけではない。

カウンターの向こうで黙々と料理するご主人の佇まい。
混んでいても慌てず騒がず材料を静かに切り揃え鍋をゆったりと振る姿は瞑想のようだ。

心が実に落ち着く。
物事に立ち向かう際にはかくあるべしと思う。

私は仕事でやることが増えると、つい焦ってしまう。

でも、まずは落ち着いて、
目の前の仕事を淡々と、黙々とこなしていく。

動きだけでもゆったりと。


私の理想だなっておもった。


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