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就活生に届け

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優等生は「テヘペロ」力を身に着けよう

私は子どもの頃、失敗するとひどく落ち込む子どもだった。
中学生になった頃、父親から言われた。「お前は失敗するとひどく落ち込む。けれど周囲からしたら面倒くさいだけ。「あはは!やっちゃった!すんません!」って笑うくらいのほうが頼もしく思えるものだよ」
私はそれもそうか、と思った。

今思えば、ひどく落ち込んで見せるのも「これだけ反省して、自分を責めてるんだから、これ以上僕を責めないでね、もし責めたらそ

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学年1位の女の子が「勉強なんてやめてしまえ!」と言われて

学年1位の女の子が「勉強なんてやめてしまえ!」と言われて

気づいたら、30歳になっていた。

子どもの頃想像していた「30歳」はもっとはるかに大人で、しっかりしていて、強いイメージだったけれど、今も私はあの頃と同じように日々悩み、もがき、時に悲しみ、笑いながら生きている。

この年齢になると、結婚・出産をする友人が増える。
FacebookやInatagramの幸せな「ご報告」は、私がまさに想像していた大人の姿の1つで、自分の人生を次のステージに進めてい

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東大経営学科の私が就活を辞めて、田舎暮らしを始めるまでの話

東大経営学科の私が就活を辞めて、田舎暮らしを始めるまでの話

 2020年12月、私は東京を離れて山梨の田舎に移り住むことを決めた。その時は、決断したというよりも、その選択が心の中心に存在するという感覚だった。
「東大生なのにもったいない」
「逃げているだけなんじゃないか」
そんな言葉は自分の内からもう聞こえて来なかった。

 私は今大学3年なので、4月から休学して山梨県北杜(ほくと)市に移住する。まだ卒業のための単位が残っているので、1〜2年したら一旦東京

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このままではきみが死んでしまう

就活自殺がなくならないという。

自殺はつねに終わってしまった問題としてあらわれる。自殺の報道をどれだけ悲しく思ってもそのひとには会えない。そのひとの問題は終わってしまい、もう解決することはない。それならばせめて、と、いままさに死にかかっているべつの誰かが死なずにすむために努力することしかできない。

「死にかかっている誰か」はどこにでもいて、報道されないし、近くにいてもわからないこともある。とき

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なぜか涙が止まらないときは、心が風邪をひいてるサインなのかもしれない

なぜか涙が止まらないときは、心が風邪をひいてるサインなのかもしれない

なぜか涙が出てきて止まらないあなたへ、この手紙を書いています。

こんにちは、はじめまして。あきめもと申します。

まずはじめに、このノートを見つけてくれてありがとうございます。

あなたも、かつての私と同じように、特別なにもしていないのに涙が止まらない。そんな状況にいてはるのかな、と勝手に思ってるのですがどうでしょうか。

私はしばらくのあいだ、主に一日を泣いて過ごしていました。

好きな炊き込

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毎日が大晦日

毎日が大晦日

こんにちは!かんなさーんです🥺

アオイエの坂元裕星さんとお話させてもらいました。ビリビリ来たのでそれについて書きます。

みんなは大事なものを大事にしてない逆にしてしまう。大事じゃないものに取り組んで、大事なものを得ようとする。やりたくない仕事をやって、大事なお金を得ようとするように。大事なものを大事にして、大事じゃないものを捨てればいい。シンプルなのだ。すべて人から始まっていく。

そうだな

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そのまんま荘、noteはじめます。

そのまんま荘、noteはじめます。

1, そのまんま荘とは「東京の実家かつ、等身大になれるコミュニティ」

東京の恵比寿、"そのまんま荘"というシェアハウス兼ゲストハウスを本拠地としたコミュニティです。訪れるゲストは東京に第2の実家を得ながら、魅力的でユニークな住人との会話を通して、本当の自分に気付く"きっかけ"を得ることが出来ます。

上下関係、利害関係がないため、「フラットでオープン」な繋がりが実現しています。結果、「等身大その

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やりたい事が見つからない君へ

やりたい事が見つからない君へ

「私は何のために生きて、どんな役割を持っているのか?」そんな問いを少なからず考えたことはないだろうか?

先に答えを渡すと、冷たい言い方になってしまうが、そんなものは"ない"のだ。私が生きる意味など、そんなものはない。考えるだけ時間の無駄だ。

実はこれ、数十年も前からフランスの哲学者、ジャン=ポール・サルトルが答えを出している問題なのだ。

その人の人生の意味や目的といったものが、あるようで存在

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私たちが、自分の才能に気づけない理由

私たちが、自分の才能に気づけない理由

しょっちゅうプロ野球の話をしているので「野球に詳しい子」という扱いをされることが多い私ですが、自分ではあまり詳しいと思ったことがありません。

もっと野球のこと書いた方がいいよ!とか、そのうち野球の仕事くるんじゃない!?と言われるものの、私より詳しい人をたくさん知っているので、謙遜ではなく本気で「いやいや、私なんて…」と思ってしまうのです。

最近そんなやりとりを何度か繰り返していたことで、ふとこ

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エンジニアからPMに転換した際にハマったこと・感じたこと

最初に周りに結構「今エンジニアやってるけど、将来的にPMになりたい」や、「今学生でエンジニア目指してるけど、いつかPMになる気がする」といった方が多い(自分も昔そうだった)一方、PMをやったことがない人からすると結構どういった仕事をするのかイメージしづらいものかと思います。そういった方向けに、エンジニアとプロダクトマネージャーの役割の違いや、働く上での違いを書いていこうと思います。

補足ですが、

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長時間できること=仕事にしたほうがいいこと、かも。

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よく、大学生とか20-30代あたりの若い方が、キャリアに迷ったりするじゃないですか。

大人から「やりたいことをやれ」とか言われても、20歳そこそこで、職業にできる、やりたいことがある人なんて、20%くらいしかいないと思うんですよね。

だからといって「世の中に求められる仕事やりなさい」と言われても、10年後とかよくわからないじゃないですか。10年前とか、

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想像力を育てるためにしたことの話

想像力を育てるためにしたことの話

子供がもう16歳になるので、「子育てってこうだったな」と振り返って思うことをツイッターでときどき書いている。

先日、このようなツイートをしたら「子供の想像力を育てるのに具体的にどんなことをしたんですか?」と質問があったので、ちょっと書いてみます。

想像力はどんな時代も大切だけど、どうしてこれからの時代により想像力があったほうがいいのかと言うと、想像力は見えないもの聞こえないものに対して使われる

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「広告」がなくなる日。

「広告」がなくなる日。

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※この記事は、2018年に書いたもので、書籍「広告がなくなる日」のきっかけになったものです。本に関してはこちらに書いているので、もしよかったらご覧ください!

「広告がなくなる日」特設サイト

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今いる場所で咲くことを選んだあなたへ

今いる場所で咲くことを選んだあなたへ

転職も独立も以前に比べてずっと一般的なものになった今、私たちは自分が生きやすい場所を自分で選びとることができるようになった。

たとえ新卒で入った会社が合わなくても、別の会社に転職すればいい。
会社員という働き方があわなければ、独立する道だってある。
働き方も住む場所も、なんならパートナーだって、試してみて違うと思えばそのとき変えればいい。
そんな「自由」な世界に、私たちは生きている。

かくいう

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