はじめまして。 Y先生と申します。 これまで、私は特別支援学級や通常学級で約10年小学校の担任として子供たちや保護者と関わってきました。 特別支援や教育相談について…
『できない』ということは、努力が足りないと考える方も多いと思います。 確かに、大半の大人の方は、努力したことによって、成功体験を積み重ねてきた経験があるから、子…
学校生活で、なかなか周りの人たちと一緒に学習することが難しかったり、今の現状をなんとかしたいと思っていたりする人たちの中には、知能検査を受けようと考えている方も…
よく、子供にとって ◎環境が適していない ◎環境が合っていない という言葉を聞くことはあるかと思います。 もしかしたら、担任の先生に 「お子様は、今の学級の環境…
5月も中旬ですね。 運動会が迫っている学校も多いと思います。 お子様の様子はいかがでしょうか? 気持ちが高まっていたり、楽しみにしていたりして、やる気がでている…
お子様が家に帰ってきて、 「今日〇〇さんが、押したり、叩いたりしてきた」 と、言ってきてたときに、どんな言葉をかけてあげますか? もちろん、そのときの状況などを…
以前、保護者の方との面談で、 「ある方から聞いたのですが、発達障害は、高学年ぐらいになったら落ち着くと聞いたのですが本当ですか?」 といった質問がありました。 …
お子様の中に、 会話や文章の内容をなかなか理解できない子がいます。 何度同じ指示をしても話の内容を分かっていなかったり、算数などの文章問題も内容を理解できていな…
「友達だからみんなとなかよくね」 この言葉を伝えたことがありますよね。 保護者の方の中で、ない方が少ないと思います。 学校現場でも、低学年では特にそうですが、ト…
私が教員になった十数年前に比べて、特別支援について大きく変わってきていると思います。 どの学校にも通級(特別支援教室)が設置されて、通常学級で困っている子供たち…
特別支援学級の担任をしていて、結構な問題に上がることが、 『通常学級の子とのトラブル』です。 特別支援学級だと、交流や共同学習、登下校、行事、委員会、クラブ活動…
長いタイトルになってしまってすみません。 改めて感じたことがあるので、お話しさせていただきます。 それは、 『出来ないこと』を指摘するよりも 『出来ること』を認め…
学校やご家庭で、すぐに工作をする子供たちがいるかと思います。 工作の内容で多いのが ◯セロハンテープを使ってつくるもの ◯折り紙(紙)を切ったり貼ったりしてつく…
保護者の方(特別支援学級)とのお話の中で、 「最近、弟、妹に対する当たりが強い」 「お家ですぐイライラするようになった」 「お母さん(お父さん)に、攻撃的な言動…
これまで、お子様が大切にしているものや好きなものを没収しなければならなかったときはありませんか? あるとお答えの方は多いのではないでしょうか。 もちろん、いきな…
苦手なことや嫌なことを後回しにする子供たちは多いですよね。と、いうかほとんどですよね。 大人であっても、そのときの気分や体調によって後回しにすることもあるかと思…
Y先生
2024年3月16日 17:43
はじめまして。Y先生と申します。これまで、私は特別支援学級や通常学級で約10年小学校の担任として子供たちや保護者と関わってきました。特別支援や教育相談について、保護者の方と面談していると、「先生と話していたら、もっと楽しく学校にいけたし、不登校にはならなかった」「自分の子供はどのようなタイプに当てはまるのか、これまでの経験を教えてほしい」などと言った声がありがたいことにたくさ
2024年5月20日 18:43
『できない』ということは、努力が足りないと考える方も多いと思います。確かに、大半の大人の方は、努力したことによって、成功体験を積み重ねてきた経験があるから、子供たちに対しても、努力することを進めることが多いと思います。『努力』というと、◎時間的な努力◎量的な努力(回数)◎嫌なことにも挑戦しなければならないメンタル的な努力などが考えられると思います。しかし、この『努力』と真っ向
2024年5月19日 22:25
学校生活で、なかなか周りの人たちと一緒に学習することが難しかったり、今の現状をなんとかしたいと思っていたりする人たちの中には、知能検査を受けようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?自治体によっては、就学支援委員会に参加する子どもたちは、知能検査を受けるようにと言われるところもあるぐらい、一般的になってきたかと思います。中には、検査を受けるのに何ヶ月待ちの状態もあるみたいですね
2024年5月18日 21:59
よく、子供にとって◎環境が適していない◎環境が合っていないという言葉を聞くことはあるかと思います。もしかしたら、担任の先生に「お子様は、今の学級の環境が難しい」と言われたことがある方もいらっしゃるかもしれません。では、実際に「環境が適していない」「環境が合わない」とは、どのような状態なのかについてお話しさせていただきます。【環境が適していないとはどういうことか】まず、環
2024年5月17日 18:56
5月も中旬ですね。運動会が迫っている学校も多いと思います。お子様の様子はいかがでしょうか?気持ちが高まっていたり、楽しみにしていたりして、やる気がでているお子様もいらっしゃると思います。しかし、その反対に毎日の練習で疲れがたまっていたり、不安やイライラが強くなってきたりして少し落ち着かない子供たちもいると思います。どちらの状況にせよ、この運動会は、自分の成長を感じられるような成
2024年5月16日 18:38
お子様が家に帰ってきて、「今日〇〇さんが、押したり、叩いたりしてきた」と、言ってきてたときに、どんな言葉をかけてあげますか?もちろん、そのときの状況などを聞いてあげるとは思うのですが、話の内容が分かってきたあたりで、「嫌だったら、やめて!って言ったの?」と、質問をされることもあるかと思います。相手に嫌だった自分の気持ちを伝える。このことは、私自身とても大切だと思います。
2024年5月15日 17:30
以前、保護者の方との面談で、「ある方から聞いたのですが、発達障害は、高学年ぐらいになったら落ち着くと聞いたのですが本当ですか?」といった質問がありました。確かに、落ち着かない子やパニックになってしまう子、攻撃的になってしまってしまう子が、小学校の高学年ぐらいになっていくと少しずつ落ち着いて見えるようになるかもしれません。よく、「低学年のときは大変だったけど、高学年になって落ち着い
2024年5月14日 19:03
お子様の中に、会話や文章の内容をなかなか理解できない子がいます。何度同じ指示をしても話の内容を分かっていなかったり、算数などの文章問題も内容を理解できていないため、何算で計算したらよいか分からなかったりと、学校生活や家庭で、困ってしまうことがあるかと思います。もちろん、話のキャッチボールができなかったり、文章を言葉としてではなく、『あ』『さ』『は』など単語でしか情報が入ってこなかったり
2024年5月13日 18:44
「友達だからみんなとなかよくね」この言葉を伝えたことがありますよね。保護者の方の中で、ない方が少ないと思います。学校現場でも、低学年では特にそうですが、トラブルになったとき、なりそうなときに伝えることが多いかもしれません。ただ、この言葉が色濃く残っていることで、友達関係が崩れてしまったり、特に支援が必要な子であれば、距離感が掴めなくなったりして、辛い思いをしてしまう子がいます。確
2024年5月12日 21:35
私が教員になった十数年前に比べて、特別支援について大きく変わってきていると思います。どの学校にも通級(特別支援教室)が設置されて、通常学級で困っている子供たちのサポート体制が整ったり、支援学級の数が増えたりしていて、肌感覚でも特別支援の必要性について関心が高まっていると感じています。放課後デイサービスが次々と出来ているのもその一つですよね。以前ある研修で、『近年、支援学級や支援学校に通
2024年5月11日 21:16
特別支援学級の担任をしていて、結構な問題に上がることが、『通常学級の子とのトラブル』です。特別支援学級だと、交流や共同学習、登下校、行事、委員会、クラブ活動などで、通常学級の子供たちと関わる機会があります。そのときに、様々なトラブルを起こしたり、巻き込まれたりして、傷ついてしまう子供たちがでてきてしまいます。●交流学習で、仲間外れや馬鹿にされた態度を取られたことによるトラブル●
2024年5月10日 19:29
長いタイトルになってしまってすみません。改めて感じたことがあるので、お話しさせていただきます。それは、『出来ないこと』を指摘するよりも『出来ること』を認める方が、苦手を克服しやすいということです。何回かお話しさせていただいたことがある内容ですが、このことを意識するだけで、昨年度ほとんど学習に参加することができなかった子が、少しずつ学習に取り組むことができるようになりました。別
2024年5月9日 18:46
学校やご家庭で、すぐに工作をする子供たちがいるかと思います。工作の内容で多いのが◯セロハンテープを使ってつくるもの◯折り紙(紙)を切ったり貼ったりしてつくるもの◯鉛筆や消しゴムに何かの細工をするもの◯消しカスを集めて、それで何かを作る◯図工で使った、モールなどの切れ端を捨てずに取っておいて、それで作るものなど、教室の道具箱の中に入っている材料や道具を使って作っていることが
2024年5月8日 18:57
保護者の方(特別支援学級)とのお話の中で、「最近、弟、妹に対する当たりが強い」「お家ですぐイライラするようになった」「お母さん(お父さん)に、攻撃的な言動が増えた」「『どうせ私なんて』と、悲観的な言葉が増えた」「何をするにも意欲がなくなった」といった相談が、よくあります。特徴としては、学校では穏やかなのに、家で荒れてしまっているとのことでした。原因としては、自分
2024年5月7日 18:51
これまで、お子様が大切にしているものや好きなものを没収しなければならなかったときはありませんか?あるとお答えの方は多いのではないでしょうか。もちろん、いきなりそのような行為になるのではなく、おそらく最終手段として行ったのではないかと思います。例えば●約束の時間を守らなかった●何度も約束を破った●話をしても、聞く耳をもたないなど、本来約束を守っていればやらなかったのに、約束を破
2024年5月6日 13:11
苦手なことや嫌なことを後回しにする子供たちは多いですよね。と、いうかほとんどですよね。大人であっても、そのときの気分や体調によって後回しにすることもあるかと思います。保護者の方と面談をしているなかで、宿題をやってきていない、忘れてくることが多い子供たちのご家庭での様子をお聞きすると、保護者の方の反応のほとんどが、「やるように伝えても、全然やらなくて」「反抗的な態度に、いつもケン