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ありきたりでないありきたりのこと
あまりに無造作に手にしているものだからこそ、いざそれを失いかけた時に慌てふためくことがあります。
つい先日、その証明のような出来事がありました。
午後十時を回ってマンションの駐車場に着き、車内で書類を整理していた時のことです。
ふいに、その書類の文字がほとんど読み取れないのに気がつきました。
ぼんやりとなら把握できても、全体的にピントが合わず、細かい部分が見えないのです。
印刷がまずいのかと
ビューティフルなロック・キング
"『ルシール』"
"甲高い叫び声と哄笑"
"エキセントリックな外見"
"『刑事コロンボ』に本人役で出演"
"同性愛者でクリスチャン"
"ロックの始祖"
私がその人に持つイメージや知識といえばそんな程度だったのですが、次の休みにドキュメンタリー映画を観に行かないかと友人に誘われ、心が動きました。
自分では絶対に選ばない作品ですし、かえって世界が広がりそうな予感がします。
『リトル・リチャード ア