マガジンのカバー画像

エッセイ

12
#エッセイ の記事をまとめています。
運営しているクリエイター

記事一覧

ただ働くだけでなく

ただ働くだけでなく

前回の投稿に関連して。
https://note.com/chutetsu1513/n/nab09936ac02e

特にここ2年ほど、仕事に一心に取り組んできた。施設管理やイベント運営などでさまざまな試練を乗り越えてきたが、経済的な豊かさや精神的な充実を得ることはできていない(明るい未来が見えないから)。むしろ、生活が仕事に支配され、楽しみや余裕が失われているように感じる。これでは、何のための人

もっとみる
心穏やかに生きるための「一つの習慣」

心穏やかに生きるための「一つの習慣」

※時間と心に余裕がある方だけが、この記事をお読みください

「心穏やかに生きる」ということを理想としている。親しい人にはよくこの話をする。どうすれば実現できるのか難しいが、一つだけ毎日実践しているを紹介したいと思う。

風呂に入るときは必ず「安全確認」する※時間と心に余裕がある方だけが、この記事をお読みください(2回目)

心穏やかに生きるためには、まずしっかりと風呂に入る習慣を身につけることであ

もっとみる
#推薦図書 『島へ免許を取りに行く』

#推薦図書 『島へ免許を取りに行く』

普段なかなか本を他人におすすめする機会がないが、ひじょうに心動かされる作品だったので「熱烈に」紹介したい(読み進めているうちに最後のページまでたどり着いてしまったくらいにはおすすめ)。
 
星野博美『島へ免許を取りに行く』(集英社文庫、2012年、http://www.shueisha-int.co.jp/archives/2395

これを読んだら、舞台となった「ごとう自動車学校」で免許が取

もっとみる
Twitterに駆ける

Twitterに駆ける

正月休みが過去のことのように思えるのに、生活リズムが狂っていて、難儀している。二度寝をしてしまい、起き上がると、13時を回ろうかという調子であった。やれやれ、である。

今年の1月はとても寒い。もっとも今朝は雪が積もっていたらしい。私は、昼過ぎに起きたので、そんなことは全く知らなかった。それにしても、窓を開けると、冷たい風が吹いている。

やはり今日も例外でなく寒いとわかったので、外に出るのは早々

もっとみる
社会人2年目でようやく「わからない」ことを認められるようになった

社会人2年目でようやく「わからない」ことを認められるようになった

主観バリバリでごめんなさい。

学校の先生に対して「わかりません」と言うことはタブーであった記憶がある。「自分で調べなさい」「自分の頭で考えていないからわからないのだ」などと叱咤激励(?)を受けるばかふぃであった。それらの言い分も理解はできるが、それにしても「わからない」ということが良くないことのような印象を受けざるを得ない。

いわば「わかりませんは許しません」という考えに執着せざるを得なかって

もっとみる
続きが観たいのに、眠ってしまう

続きが観たいのに、眠ってしまう

毎日noteを書こうという試みはさっそく挫折した。そうしようと宣言したわけではないが、周りに触発されて、意識していたのだが、そんなに毎日書くようなことがあるのかと自問自答した結果、答えが「ノー」と出たのである。自分に甘いなあ。

だからといって、特に落ち込んではいない。また改めて始めることができたので、良いではないか。言い訳っぽいことを言ってしまったが、あまり気にせず、細々とやっていきたい。それに

もっとみる
実らぬ恋をしてたね

実らぬ恋をしてたね

恋をしてたね Girl
笑っておくれよ Girl
どんな瞳で Girl
今は誰を見つめているの

引用したのは、福山雅治「Girl」(4thアルバム「BOOTS」収録、1992年)の歌い出しである。軽やかで透き通った彼の歌声は、今も昔も変わらない。なんと、もう50代だというから驚きである。我が故郷、長崎県が誇る芸能人の一人である。

「恋をしてたね」から始まる歌詞を口ずさみながら、ふと過去の恋に思

もっとみる
陰鬱な休日もある

陰鬱な休日もある

休日の朝。目覚めが良いなあと思った。まだ7時か。でも、今朝は寒い。もう少しゆっくりしていようか。そうやって、8時、9時、10時と時間が経つ。気づけば昼になっていて…。

あっ、そういえば、月初は仕事が多い。次の出勤は月初になってからである。会社に電話して、あれこれ先にやってもらった方が良いだろうか。でも、今日は休日だし、なるべく仕事のことは忘れたい。けれども、今電話しなかったら、自分の首をしめるこ

もっとみる
不要不急の引っ越しが断捨離へ踏み出すきっかけになった

不要不急の引っ越しが断捨離へ踏み出すきっかけになった

唐突だが、引っ越しをすることにした。

大阪に引っ越して2年が経つ。今住んでいるマンションから、別のマンションへ移ることにした。最寄り駅は今と変わらない。

「引っ越す意味ありますか?」と問われると、答えに詰まる。どうしてもしなければならないわけではないから。今流行りの「不要不急」というやつではないか? 

しかしながら、もともと引っ越し願望はあった。夜な夜な物件を探しては「お気に入り」に保存して

もっとみる
「建前至上主義」を嘆く

「建前至上主義」を嘆く

今日は、残念なことに、洗濯物をしそびれてしまい、靴下がなかった。やむなく裸足で過ごした。だらしない格好で映画を観に行った(感想は以下下の記事を参照のこと)。

大阪駅方面へ向かう電車に乗っていると、フリーダイヤルから電話がかかってきた。この間、引っ越しの手続きをした際に、不動産屋のお兄さんに紹介された電力会社からであった。「友人がアポイントメントの件数を稼ぎたいといっている。別に契約する必要はない

もっとみる

「死んだら、どうなる」という切実な問題意識と不条理な現実認識

「死んだら、どうなる」。

ふと、そんなことを考える自分がいる。ただし、はじめに断っておくと、この記事は、特定の思想や宗教に賛同したり異議を唱えたりするものではない。それに、本当は不老不死でいたい。

どういうきっかけでそんなことを考えるようになったのか。ずっと前から、しばしばこういうことを考えることはあった。それは、身近な人の死を目の前にしたときだったと思う。

今は、そうではない。別の理由があ

もっとみる
凡人の凡人による凡人のためのひとりごと

凡人の凡人による凡人のためのひとりごと

できれば働かずに生きていきたい。けれども、生きていくために仕方なく働いている。以前無職だった期間が少しあったが、周りは皆働いているのに自分だけ働いていないような感じがして孤独だった。だから、精神衛生上働かないことが絶対的によいとはいえない。無論、資産家の家に生まれ不労所得だけで暮らしていければ話は別だ。

働かずに生きることが無理だったとしても、せめて心穏やかに生きていきたい。少なくとも、心穏やか

もっとみる