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【すごい詩】

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嫉妬した詩。すごい詩。ずるい詩。羨ましい詩。 順不同です。
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記事一覧

稲妻 _ 詩

稲妻 _ 詩

逆再生の青い空
口調や匂いに空気の振動
でもこんなに空っぽなんだ
あと何度こんな夜を超える
放つ角度で流れ星
落ちる度浮かぶ記憶の螺旋
もう十分刻んだ記した
閉ざしてしまえ記号の彼方
ほらまた再生再接続
気づけば再度涙が惑う
ただただ再生再構築
頭の中のプロジェクター
忘れたいよ忘れたい

詩 「ワンピース」

詩 「ワンピース」

どうしようもなく
欠けた僕の
記憶のワンピース

時は流れ

今 
パズルを埋めるのは

どうしようもなく
浜辺ではしゃぐ
ワンピースの彼女

これでいいや

僕は
時間旅行への切符を
破り捨て

今日 彼女と
旅行に出掛ける

【詩】働く

【詩】働く

仕事でのイライラを発散すべく行ったジム

マシーンで身体を鍛えることよりも

ランニングマシーンで汗かくことよりも

マシーンを使った後に次に使う人のためにアルコールスプレーで拭くことのほうが心がすっきりした

やったことが誰かの役に立つ

ただそれだけしたいのに

それができないのが仕事

変な矛盾の中にいる我々

創作【詩】 グラモフォン

創作【詩】 グラモフォン

音楽がないとやってられない

わたしのバッグにイヤホンはない

満員電車で目を閉じる

耳を澄まし、記憶をまさぐる

懸命に思い起こそうとする

音楽を

わたしは生きたグラモフォン

頭に、見えないプレイリスト

音楽は鳴り止まない

わたしは鳴り止まない

いのちの旅を終えるまで

#詩8 『月の音』

#詩8 『月の音』

帰り道、窓から見えた
電線に乗った月は、まるで五線譜の上で
ひしゃげた丸は
あの頃書いた歌を思い出させた
月の音色はどんなだろう

青春(詩)

青春(詩)

春は叫んだ

夏も叫んだ

秋は叫んでみた

冬は泣き叫んだ

詩「花と蝶」

詩「花と蝶」

きみの花柄ワンピースに

モンシロチョウがとまって羽を休める

ワンピースの花に惹かれたのか

きみ自身が花なのか

↓前回の詩もぜひご覧ください!

【詩】『無題』

十センチメートルしか開かないガラス戸を開ける
隙間からは深夜一時の凍てつく息吹
どこにいても孤独な私の隣 
風が腰掛けた
冷たさと抱擁を交わす
それは私の存在への受容
しかし何も言えないままで
冷たい故に与えられた痛みはしずかな裂傷になる
睡魔とともに肉体はリネンに沈む
どこまでも 
これでいい
このまま痛みとひとつになって

起死回生 _ 詩

起死回生 _ 詩

いつもより早く帰れたな
あのお店にも灯りが点いてる
まだ金星はそこにいて
カモメも群青に染まらずに
ぱっちり開いた君の瞳に
星の夜も宇宙も飲まれ
僕はなんて思えばいいだろ
生憎持ち合わせはないな
シャッターチャンスを待つように
君の微笑み待つくらい

僕は一人だけど独りじゃない [詩]

僕は一人だけど独りじゃない [詩]

僕はこの世で一人だけ
でも 独りで生きてるわけじゃない
こんな僕でも認めてくれる
誰かがどこかにいるはずだ

汗も涙もため息も
嘘も嘆きも諦めも
人の数だけそこにある
街中すれ違う彼らにも
皆それぞれに道があり
何かを背負って生きている

誰もがこの世で一人だけ
でも 独りで生きてるわけじゃない
いつかは僕も誰かのそばに
寄り添うことができたなら…


僕は一人で詩を書く
でも 誰かが読ん

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詩"笑ってほしい

笑ってほしい
たんぽぽ ハンバーグ 日曜日
あなたと私のために
魔法が隠れた日常
規律や残高よりも
幸せに生きよう
衣食住の中の今日のズボンに
すずらんが咲いてるから幸せ
人参を茹でる12時前
湯気 密度 表面張力 飲み込め涙 賢い汗
自力は他力で生かされてるから
あなたが頑張るなら
私の今日の命輝かせていよう
揺れるキャンドルみたいに

「花火」

「花火」

一瞬で咲いた花に、自己の残像。
儚く散った宵の刻。

全て、一瞬で忘れてしまえ。
私の花火よ。

ベンチに忘れてきた思い出も。

解放される音

解放される音

「私は違う人の人生を生きてる」

理想の世界が現実と交差する
お金持ちの一人っ子として描かれた私の夢物語り

しかし、現実は予期せぬ道を辿る

自由とともに生きる美少女、それが私の理想的物語り

予定と違う現実が私を縛り付ける
だからこれは私じゃない
だっておかしいじゃん、こんなはずじゃなかった

幼い頃に思い描いていた夢とのギャップ
私の物語りの主人公は
金持ちの一人っ子
白くて長毛のボルゾイを

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(詩)雀と遊ぶ

春、まぶしい光の中で
雀と遊ぶ
まぶしいね、あったかいね
チューチュー、チューチュー

夏、せみしぐれの中で
雀と遊ぶ
暑いね、きみたちは
汗かかないね
チューチュー、チューチュー

秋、落葉の中で
雀と遊ぶ
寂しいね、きみたちも
恋に泣くのかな
チューチュー、チューチュー

冬、木枯らしの中で
雀と遊ぶ
雪が舞い落ち
雀の羽根にとまって融ける
冷たいね、さむーいね

もう少しの辛抱
抱き締めて上

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