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🥕軽井沢ほっち園の無農薬野菜作り🥕

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2019年秋に開園した「軽井沢ほっち園」にて農薬や化学肥料を使わずに育てている野菜たちの記録です!農業体験(春~秋)、通信販売、畑での直売、オーナーズクラブ申込受付中。※最新情報… もっと読む
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記事一覧

春の畑と中軽井沢周辺(2023年4月~6月)

春の畑と中軽井沢周辺(2023年4月~6月)

一年前の「軽井沢ほっち園」近くの風景、その2。

暖かくなると畑の畦道が一気に黄色くなって、春の訪れを感じさせてくれるタンポポは、意外と春夏秋冬いつでもどこかに咲いている。

4月17日、届いたばかりのリンゴの苗木🍎
植樹して根付いて実が生るまでは、最短でも3年かかるそう。

「噴火警戒レベル2」の浅間山。
噴煙と雲がほぼ同じ色なので、繋がって長ーく見えることも。

4月17日、定植したばかりの

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軽井沢ほっち園の春(2023年4月~5月)

軽井沢ほっち園の春(2023年4月~5月)

一年前の、長野県北佐久郡軽井沢発地にある「ほっち園」の作業風景。

「浅間おろし」と言われる浅間山から吹く春の嵐に煽られながら、風を除けて陽を通す透明ビニールマルチを張る。
表裏や中心線に注意しながら、痛み防止と外しやすいように肥料袋の切れ端を挟んで、クリップで留める。

畝の最初と最後は、ダブル杭=鉄製のU字の杭にクルクルと巻き付けて、斜め45度に差してしっかり固定。
畝の上に見える縦の線の凹み

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軽井沢の畑開放!畑イベント・農業体験のお誘い

軽井沢の畑開放!畑イベント・農業体験のお誘い

「保育園の芋掘り以来、畑に行ったことないなぁ」
「大根やキャベツはなんとなくわかるけど、
枝豆やインゲンやズッキーニってどんな風に出来るんだろう?」
「家庭菜園や市民農園で野菜を育てているので、他の畑も見てみたい!」

軽井沢ほっち園では、畑仕事に興味がある皆さんのために、畑イベント(5月~10月)や農作業体験(4月~11月)を通して農園を開放しています。
安中さぎのみや園では、草取り仲間(5月~

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カボチャとキュウリを空中栽培

カボチャとキュウリを空中栽培

2023年4月下旬、マルチャーと鍬で畝作り→マルチ張り→アーチ立て。
5月中旬、東京にてカボチャとキュウリを育苗🌱
キュウリは、神田四葉(かんだすうよう)を13株。
カボチャは、絹ごし19株・神田小菊(かんだこぎく)23株・黒皮甘栗27株。
6月中旬、雨が少なくマルチに細かい穴を開けて、ジョウロでたびたび水やり。
7月上旬、各苗に支柱を差して支え、伸ばすツル以外の子ヅルを摘み取り(芽かき)、伸び

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新春番外編!クラウドファンディングに挑戦中/軽井沢ほっち園周辺の花々@2023年

新春番外編!クラウドファンディングに挑戦中/軽井沢ほっち園周辺の花々@2023年

2024年が明けました!今年もよろしくお願い致します🌄
※トップ画像は、エディブルフラワー(食用花)のビオラ=三色すみれ❀

ハーブのドクターボー軽井沢ほっち園では野菜作りの他に、畑や環境を活かして自分の心を眺める企画「メメントの森」を行っています。


「メメントの森」とは、農業部門の青木然(あおき・ねん)が立ち上げた、軽井沢での自然体験を通じて忘れがちな大切なコトを思い出す、二日間に渡るプロ

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サニーレタス、みずさわ、レッドレネット、三色のレタスとキャベツと水菜!サラダに欠かせない名脇役

サニーレタス、みずさわ、レッドレネット、三色のレタスとキャベツと水菜!サラダに欠かせない名脇役

4月、耕耘、施肥、畝立てしながらマルチ張り、穴開け器で各野菜の株間に合わせて苗穴を開け、播種・定植、水やりまでしたら、発芽を待つのみ!

5月21日、苗穴から窮屈そうに育ってきたサニーレタス。穴を広げて、優しく葉を上に広げる。

5月26日、キャベツ。防虫ネットを持ち上げて、除草。

6月1日、イイ感じにばらけて生長。大きなものから出荷!

6月2日、佐久市のラフアンドさんにて、ちょっと面白い試み

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雪小町、すみれちゃん、赤丸、ピンキー、しずむらさき、名前も姿も可愛らしい♬

雪小町、すみれちゃん、赤丸、ピンキー、しずむらさき、名前も姿も可愛らしい♬

9月28日、しずむらさき=葉大根を播種。3日後の10月1日、発芽!

9月28日、雪小町=ミニ大根、赤丸二十日=ラディッシュ播種。3日後の10月1日、発芽!

9月29日、ラディッシュ二十日大根ピンキー、二十日大根すみれちゃん播種。3日後の10月2日、発芽!

10月23日、マルチの苗穴の奥に、チラリと紅い色を確認!

ゆっくり生長するシズムラサキ。黄緑色の葉に、赤紫色の葉脈がとてもキレイ✨

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青紫蘇、バジル、荏胡麻、畑一帯に漂う良い香り

青紫蘇、バジル、荏胡麻、畑一帯に漂う良い香り

淵に窪みがあり、丸く波打つようなツヤツヤの葉が特徴的な、バジル。
茎をハサミで切って収穫していると、20m以上先までなんとも良い香りが流れて来る。

7月中旬~8月下旬、出荷のピーク。一番上に咲く小さな花が少しずつ増えていく。

9月、荏胡麻(エゴマ)の先にも、花の房が伸びて来た。

バジルの花が枯れて来た。種が出来たら、自家採種!

こぼれた種からまとまって生えた青紫蘇=大葉は、他の畝よりだいぶ

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青唐辛子、赤くなったら、鷹の爪

青唐辛子、赤くなったら、鷹の爪

4月16日、去年からハウス内に干してあった鷹の爪を回収。
半分以上、色が抜けてしまったのは何故?

5月27日、定植。

春の風が強いので、肥料の袋を行燈にして覆う。

夏の初めは葉が茂るばかりだったのが、葉の影で小さな白い花が咲いて、葉の色と見分けが付かないような実が次々に生り、9月中旬から徐々に赤くなり始めた。

隣の畝のハラペーニョは、一瞬くる甘味の後に、口と胃の中で長々と辛さが続く。
鷹の

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切太大根と紅芯大根、堂々とした姿にうっとり

切太大根と紅芯大根、堂々とした姿にうっとり

残暑の名残がありつつも、朝夕は少しずつ涼しくなってきた初秋。
軽井沢で秋から冬にかけて収穫する年内最後の野菜の育成がスタート!
今年は2種類。
白くて太い青首の切太大根(キリブトダイコン)と、内側が鮮やかなピンク色の紅芯大根(コウシンダイコン)。
ほっち園で一番短い8mの畝を3本、うねっこで丁寧に3回以上耕耘して、施肥。
株間は25cm、3条(列)、ぽんぽんカッターで正しい位置に穴を開けて準備。

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たくましく育ったニンジンは味が濃い🥕

たくましく育ったニンジンは味が濃い🥕

土の上からは本体である実が見えないので、根元の土を軽く掘り、大きそうなものを見つけたら、親指と人差し指で両側からグッとつかむ。

地面と垂直に、真っ直ぐ上へゆっくりと引き抜く。

そろそろと引き上げると、やっと全体像がお目見え。

程良いサイズで、モグラに齧られた跡もなく、きれいな人参!

キアゲハの幼虫があちらこちらに。細い草の上を器用に歩いて葉をモグモグ🐛

前夜、雨が降ったので畝が柔らかか

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紅はるか&シルクスイートのイノシシ対策、効果あり!/芋掘りイベント開催/軽井沢レイクタウンマルシェ出店

紅はるか&シルクスイートのイノシシ対策、効果あり!/芋掘りイベント開催/軽井沢レイクタウンマルシェ出店

今年のさつまいもは、「紅はるか」と「シルクスイート」の2種類。
紅はるかはねっとりして、とっても甘い品種。焼き芋にすると更に甘味を増してとまらない美味しさ🍠
シルクスイートは絹のようになめらかで、ホクホク。スイートポテトに、きんぴらに。お菓子におかずに大活躍🍠

5月中旬、育苗室でツル出し。同時期、畑ではマルチを張って、定植の準備。
6月中旬、ネットで購入した苗が届いたので、定植まで水を張った

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小さくて可愛い、粒ぞろいのメロンキュウリ

小さくて可愛い、粒ぞろいのメロンキュウリ

またの名を、マイクロキュウリ。小さいけれど、味はちゃんとキュウリ!

5月中旬、育苗室でセルトレーに播種。
6月中旬、定植。ミニチュア植物のようにか細い雰囲気。
7月下旬、蔓上げ、除草。繊細ながらもすくすく生長。
8月上旬、強風で倒れ気味になり、蔓を支柱に誘引、除草。
8月中旬より出荷開始。

発地市庭でも珍しいようで、他の出荷者さんからも「それは何?」と、よく声を掛けられました。
一袋の個数を5

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この辛さ、クセになる~!メキシコの青唐辛子・ハラペーニョ

この辛さ、クセになる~!メキシコの青唐辛子・ハラペーニョ

6月中旬、初夏を通り越して真夏の暑さのなかで定植(=苗を畝に植えること)。
苗も葉も白い花も、ピーマンとそっくり。でも実が生り始めると違いは明確。細長くてなめらかな表面、肉厚でしっかり詰まった重みがあり、その味はとにかく辛~い🔥

収穫や料理の時に素手で触っただけで、肌がヒリヒリすることも。
でも好きになるとこの辛さがたまらないのだとか!
ピクルスにして、ハンバーガーのアクセントやお肉料理の付け

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