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カーテンコール ~砂の女王 ホクトベガ
アラブ首長国連邦ドバイ。
砂漠の中にそこだけ輝く緑…、ナド・アルシバ競馬場。
1997年春、ダートの世界一決定戦ドバイワールドカップ。
ホクトベガは、このレースを最後に引退するはずであった…。
ハイセイコー、オグリキャップ…、地方競馬出身で中央競馬に名乗りをあげ活躍するというサクセスストーリーを演じた馬は多い。
しかし、ホクトベガはエリザベス女王杯を勝ったGⅠ馬であるにも関わらず、逆に中央か
カーテンコール1 ~坂路の怪物ミホノブルボン(あらすじ)
平成元年の有馬記念。奇跡の復活を遂げたオグリキャップに17万観衆か贈ったカーテンコール…。
人と馬が織りなす感動のドラマ…、それが競馬である。
1989年、北海道の小さな牧場に、一頭の栗毛の牡馬が生まれた。
地味な血統のこの馬は、目立った実績のない調教師に引き取られ、栗東へと旅立った。
並外れた闘志で、常識を超えた猛調教に耐え続けた彼は、
鍛え抜かれた馬体を身につけ、クラッシックの主役に躍り出た
カーテンコール2 ~淀の刺客 ライスシャワー
競走馬は、その距離適正により、
1200m前後の距離を得意とするスプリンター、
1600m前後を得意とするマイラー、
3000mを越える長距離を得意とするステイヤーなど、様々なタイプがいる。
日本競馬界もレースの距離体系の見直しがなされ、以前のようなオールラウンダーを求める傾向は薄れ、専門性が重視されるようになってきた。
その適正を左右する最大の要因が血統であるが、スピード競馬全盛の近年の競馬にお
カーテンコール2 ~淀の刺客ライスシャワー(あらすじ)
1992年の日本ダービーを勝ったミホノブルボン。
半農半牧の小さな牧場で生まれた地味な血統のブルボンは、
目立った実績もない調教師と、障害にも乗っていたいわゆる三流騎手とともに、坂路での猛調教に耐え、無敗の2冠馬となった。
長く辛酸をなめてきた彼らが、ついに手にした栄光。
そこに立ちはだかったのが、ライスシャワーだった。
ブルボンの3冠を阻み、その後の春の天皇賞で、史上初の3連覇を目指す歴史的名
カーテンコール3 ~芦毛の怪物オグリキャップ(あらすじ)
第2次競馬ブームといわれた1980年代、競馬界は異常なほどの盛り上がりを見せ、ビッグレースともなればわずか2~3分のドラマに600億円以上が投じられるほどになった。
この人気の火付け役となったスターホースがオグリキャップである。
岐阜の地方競馬笠松出身ながら、中央競馬入りし数々の名勝負を繰り広げたその姿に、自分を重ねあわせたファンも少なくない。
彼の引退レースとなった平成元年の有馬記念のゴール
今日だけ…神様を嫌いになりました…
日本選手が大活躍した昨年の「北京冬季オリンピック」。
選手の言葉には、知られざる苦悩と思いがあふれていました。
住吉輝紗良(スキー女子モーグル)フリースタイルスキー女子モーグルの住吉輝紗良(すみよし・きさら)。
決勝1回目で敗退(2回目に進めず)後のインタビューには、
オリンピック選手の計り知れない苦悩と重圧が現れていました。
陸上競技でも、800m、1500mでインターハイ(全国高校総体)に
銀メダルはいらない!
2021年の夏、日本人選手の大活躍に熱狂した「東京オリンピック」。
灼熱の東京で繰り広げられた筋書きのないドラマに、
たくさんの感動をもらいました。
私は、学生時代に目にした五輪のあるシーンが、
今も脳裏に鮮明に焼き付いています。
それは、1984年ロサンゼルスオリンピック、重量挙げ男子82.5kg級。
私がTVのチャンネルを回したときには、既に競技は佳境に入っていました。
そこで優勝争い
伝説の名選手 スポーツ黎明期の偉人たち
アイススケート五輪連覇の羽生結弦、メジャーリーグMVPの大谷翔平、ゴルフマスターズ制覇の松山英樹……、
近年の日本スポーツ界のレベル向上は著しく、
東京五輪・北京五輪でも獲得メダル数の最多記録を更新するなど、
たくさんの日本人の活躍が世界を沸かせています。
実は、日本がまだスポーツ黎明期であった
明治の終わりから昭和初期にかけての時代にも、
スゴい選手がたくさんいました。
孤高のスプリンター”
”期待は応えるものじゃない 超えるものだ ”
これは、大谷選手が高校生の頃から言っていた(言われていた)言葉のようですが、
私がこの言葉を初めて耳にしたのは、
彼がメジャーリーグに入団して間もないときでした。
2018年、デビューに向けオープン戦に臨んだ彼は、
思うような結果が出ず、苦悩していました。
メジャーでも二刀流を目指していた彼でしたが、
投・打ともに散々な結果でした。
野球の神様ベーブルース以来の挑戦に対し、
懐疑的な声が多か
平野歩夢とショーン・ホワイト
2大会連続の銀メダルを経て、
北京五輪でついに金メダルを獲得した平野歩夢選手。
絶対王者ショーン・ホワイトとの、ドラマのような名勝負と
感動のストーリーを振り返ります。
絶対王者への挑戦2018年平昌五輪、スノーボード「ハーフパイプ」決勝。
15歳で臨んだソチ五輪で銀メダルを獲得し、
2度目の五輪に臨んだ平野歩夢。
初めて「ダブルコーク1440」を含む4回転を2回成功させ、
ショーン・ホワイト
スポーツ感動の実話 伏見工業高校ラグビー部の奇跡
スクール・ウォーズもう30年も前になりますが、
人気を博したTV番組「スクール・ウォーズ」
というドラマをご存知でしょうか?
落ちこぼれの烙印を押されたツッパリ軍団が、一人の熱血教師と出会い、
様々な格闘と苦難の末にラグビーを通して立ち直り、
全国優勝を成し遂げる感動のドラマです。
これは、当時、京都一荒れた学校だった
「伏見工業高校」が成し遂げた、奇跡の「実話」です。
NHKの人気ノンフクショ