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【徳島ラスト】鬼滅の刃とトクシマとオリジナルサイン【恋愛6】

マッチングアプリで知り合い、付き合い始めた相手の住む徳島へ向かった画伯ちゃん。

インドカレー、映画パラサイト、商店街でおこなわれている謎のイベント。

いろんな事を1泊2日で味わっていた。
"行動すれば絶対に何かが返ってくる"

この旅の果てに、画伯ちゃんは何を得るんだろう?


前回までは↓↓↓


今までの流れは長編マガジンにあります↓↓↓


追記:恋愛をまとめたマガジン作りました↓↓↓



ufotable Cafe

「近くにufotable cafeがあるから行こう〜♪」

ufotable CINEMAで映画パラサイトを見たあと、相手がそう言ってきた。

「ufotableってなんやっけ?」

「さっきいた映画館だよー!」

「映画館とはまた別の場所にあるの?」

「うん!人あんまりいないしいい感じだよ♪」

徳島出身、在住の相手。そうとはいえ経験値が多い女性だった。
画伯ちゃんなんて近所のことも、梅田も心斎橋のことも、何もわからんぞ...

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新町川沿いと、オフィス街チックな街並みの中に、ufotable cafeはあった。

四国って、アートめいた雰囲気の場所やお店多くない?
香川と徳島に泊まったことしかないけど、関西には無い感じ。

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2階にあるのね。
すでにたくさん歩いていたのもあって、足の痛みが増してきている様子の相手。

エレベーターはあるけど、そこまでにも段差があるので、このあたりから常時、腕や肩を支えてガイドし始めていた

ufotable Cafeに入ってみると...
人人人!鬼滅の刃!人と鬼滅の刃!

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凄まじい混雑。"あっ、これは入れないやつだ"
と感じたが、相手は俺のガイドを外して店員さんを探しに行った。

画伯ちゃんには、混雑しすぎて店員さんが誰かもわからなかったぜ。

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コラボしてたとはなぁ。

相手が驚くくらいだから、こんだけ混んでるの見たことなかったんだろうな。

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棚に置かれた、鬼滅の刃のグッズ。
飛ぶように売れていた!

小さな子供が刀を振り回してるのを見て、普通に欲しくて探すも、どこに刀があるかわからない...

相手が戻ってくる
「予約でいっぱいだった...」

「刀が無い...」
と画伯ちゃん。

terrace38 ~coffee&beer~

どうしようもないので、別のお店を探すことに。

相手が何度か行ったことのあるという、ufotable Cafeの下にあるお店へ行くことに。

スクリーンショット 2020-07-02 3.48.28

(引用:Google Map)

またしてもオシャレ。

入ったことない雰囲気のお店『terrace38』に入店。
建物がガラス張りで、外の様子が丸見えだった。

このあたりを通る人は、みんな中学生くらいの年齢層のよう。
若い。元気。肌きれい。

階段から降りる時、残り3段あっても飛んで降りてたもん。
新町川沿いの、下記画像のような段差を歩く若者たちばかりだったし。

スクリーンショット 2020-07-02 3.51.33

(引用:Google Map)


ねぇトクシマ キッズたちよ。
画伯ちゃんのことは、どんなふうに見えてるの?

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メニュー表を店員さんから受け取る。

オシャレさに緊張して、画伯ちゃんは即座にAに決定。
相手はBを選んでいた。

カラアゲとシューマイ。

オシャレかつ、少なめだけど数多くの品目の乗ったプレートで、料理が来るのかなぁ?と想像して待っていた。

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届いたお水。

これが、もう重すぎて...
小柄な相手には持たせられない。

画伯ちゃんがついでいく。
カポカポカポ〜と鳴るのが面白くて、動画を撮影した。


動画を撮るまえは、散々カポカポ言うてたのに...
いざ動画を回すと、うまく再現できなかった。

今見ても悔しい!

そんなことをして時間をつぶしていると、料理が続々と届き始めた。

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どないなってるんや!
どう食うんや!

オシャレすぎてわからへん。
手を使ってもよろしいんか...

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相手のは食べやすそう!
でも少食な彼女に、こんな量が食べられるとは思えない。

量少なめのワンプレートの想像は、半分正解、半分不正解だったな。

ただ徳島は妙にオシャレだ。

トクシマ キッズたちは幼き頃から、こんな経験を積んでいるの?
画伯ちゃんとは育ち方が違うぜ。

段差もぴょんぴょんだし。

そして、なぜ物価も少し高いんだろう。
東京と大阪の間くらいに感じる。

人付き合いや繋がりも大切にしてるイメージが強いし。

トクシマに触れた画伯ちゃん。
いったいどれほどレベルアップさせるつもりなんだ。この旅で。

ずっと引きこもっていた。

今まで1人だった時間を急速に取り戻そうと、そして帳尻を合わせようと、運命がゲームを仕掛けてきている気分。

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「いただきまーす」

「いただきます〜♪」

「この謎スープ、味濃いね」

「うん!でも美味しいね♪」

「手で食べてもええんかな?ツルツルすべって、まだ一口も鳥を食べれてないんやけど」

「手で食べて〜♪」

「うん!あなた食べるの無理せずにね。余ったら食べるからね」

「うん!ありがと〜♪」

画伯ちゃんはたくさん食べた。
このお店を体験したことで、だいぶ徳島慣れもしたな。

すぐそばには新町川。ガラス越しに世界が見えていた。
鬼滅の刃コラボカフェが2階にあるので、行き来する、たくさんの若者と目が合う。

その視線の中、手で鳥を食う。

"行動して慣れていく"
それに脅えて、遠ざけていただけだな。行動してしまえばどうってことないことばかりだ。

なんだってできる。恥ずかしいなんてどうでもいい。
その場を1番楽しんで、自分と大事な人の声や思いに寄り添うだけ。

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画伯ちゃんの帰りのバスまで、もう少し時間があるからジュースも頼むことに。

メニュー表は違う名前だった気がするけど、画伯ちゃんが頼んだのは"カラマンシー"っていう酸味のある甘めのジュース

注いで持ってくるんじゃなくて、瓶と缶で出てきて、やっぱり緊張したな。
まだまだ慣れてなかったよ。

でも、この流れが次に来たときは緊張しない。
それが成長だ。


2人にしかわからない合図

このときサインを作って、"いざと言うときは言葉なく想いを伝えあおうよ"という話になって、画伯ちゃんはいくつかの案を出した。


まず1

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なかなか無いでしょ?
これなら被らないでしょ?

「でもあたしがその形にできないよ...ほら...」

「惜しいな。それグワシやな」

じゃあこれは?

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「それさっきと表裏が変わっただけじゃない?できないよ...ほら...」

「うーん...それもグワシやな...」

じゃあさ、これは?

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「あっ!できそう!できた♪」

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「こんなふうにすれば、かっこいい写真も撮れるよ!」

「うん...」

なんのための合図にするか、有効な使い道も思いつかず。
耳に響くのは、鬼滅の刃コラボカフェを行き来する若者たちの足音。

そしていつしか近くの席に座っていた、若い外国人男性と、日本人の男女。
その3人による激しい英会話

上出来だよ。画伯ちゃん。こんなもん。
こんなもんさ、人生は。

帰りのバスがくるまで

先ほどのお店を出て、何度目かの新町川を渡っていた。

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ほんの少し時間があり、徳島駅構内へ。

前日の夜の会話で、相手のビタミン不足を心配する流れがあったので、チョコラBBを購入しようぜ!となった。

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相手が購入しているのを見て、俺と彼女がマッチングアプリをインストールしなきゃ、彼女はチョコラBBをまた違うタイミングで買ってたんかな〜と感慨深くなっていた。

運命づけたがるんだ。画伯ちゃんは。

相手は出会う前から、ご飯をあまり食べなかった。

ポカリスエット、ミルクティーを毎日飲んでいた。
ポカリと紅茶でできている体に、ビタミン剤がどう染み込んでいくのか。

画伯ちゃんは興味津々だった。
楽しく買い物したり、歩けるようになってほしかった。

健康になってほしかった。

駅構内から出て、ダイワロイネットホテル徳島の下にあるコンビニへ。

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このホテルと徳島駅の間に、JR高速バス乗り場がある。
帰りは行きしなの海部観光ではなく、JRで帰ろうとしていた。

相手がバスを予約していてくれたから。

しこたま

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しこたま飲んでから、大阪に帰ってやるぜ!
バスでちびっても仕方ない!ぐびぐびするしかない!

高速バスの待合所で、相手と話しながら飲んでいた。
それを遮るかのように、地声での世間話と、耳が壊れるくらいの音量で運行案内をマイクを通して話すJRバス職員の声。

案内の声が大きすぎるというより、地声との差が大きすぎて、耳が追いつかない。
2缶飲んだところで泥酔。バス職員の声による振動で酔いが回りすぎていた。

おしっこも限界。
振動は膀胱にも響いていた。

ダイワロイネットホテル建物内にある、誰でも使っていいトイレへ、相手と一緒に向かった。

先に俺が用を済まし、廊下で待っていた。

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相手が「おまたせ〜♪」と言いながら出てきた。
誰もいないロビー。

なんとなくキスをした。

笑いながら相手は焦っていた。
今日が終わったら、画伯ちゃんはどうなっていくんだろう。


くだりのエスカレーターで、相手と手を握りあっていた。
もう寂しい。時間が迫ってる。

戻った待合所で3缶目をすぐに飲み干し、相手に感謝と別れを告げ、高速バスに乗り込んだ。

相手は出発するまでの数分間、ずっと俺の方を外から見ていた。

あの時と逆だ。
梅田で相手を見送ったときと。

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LINEで「楽しかった。ありがとう。気をつけて帰りや」と送る。

相手はLINEに気づく。大きくバスの外で頷いている。


「もうおしっこちびりそう」
と送る。

届いたのは「飲み過ぎだよ♪」
スマホから外に目線をうつすと、やはり大きく頷いていた。

画伯ちゃんは大事な気持ちが、まだ胸の奥にあると感じた。

バスが動き出す。
まだ目が合ってる。

手を振る彼女。
俺は涙が出てきた。

酔っていたからかな。
もうおしっこしたかったからかな。

大阪に帰ろうか

初めてのJRバス。
座席の間隔は少し狭い。

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スマホを充電しつつWiFiに繋ぎたい。
でもこのコンセントの使い方が、何度説明を読んでも理解できず。

数十分かけてもできない...
ブチ切れて、うわぁぁぁって適当にカリカリしてたら入ってくれた。

1度入ったら意味がわかった...次からは大丈夫...

うん。次からは。


これも成長に違いない。

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行きの海部観光よりも断然(1時間ほど)早い、2時間弱で大阪に戻ってきた


しかし、いつかのnoteにも書いたとおり、楽しいことがあるとそのまま家に帰れない画伯ちゃん。
今日を終えたくなくなる。高速バスが梅田について、そこから最寄り駅へ。

自転車で家に向かう途中の公園。
前に儀式がおこなわれてるとnoteに書いた公園のすぐ隣の公園。

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またお酒を飲んだ。22:49分
画伯ちゃんは相手とLINE通話をしていた。

全部を見せてしまった。全部を預けたくなってしまった。
それは愛なのか、依存なのか。

この気持ちは恋なんだろうか?

ずっと楽しかったな。

ありがとう。

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自宅に着いてからレモンサワーに白い粉を注いだ。テンションを持続させたくて。
白い粉のおかげで、もう無敵モード。

パンチ欲しくて、クエン酸足しただけ


後日談


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この旅終わりで、部屋に置いて飾っていたみくろうさんの缶バッヂを旅行用カバンにつけた。

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がんばりや にんにく店で購入した『フィッシュカツ』

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そのままで食べようと思ったけど、少しレンジでチンして、トースターで軽く焼いて、片方にはソースをかけた。

万全の体制だな!

うん、おいしい!!!

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さらに別日。竹ちくわも食べた。
形が竹なだけで、中はゴボウだと思い込んでた。

歯が欠けるかと思った。
お箸で掴んで口に運び、ゴボウっぽいとこ含めて確認せず噛んだ。

危なかったぜ。

奥歯がバキバキ言うたけど、なんとかセーフ。

そして画伯ちゃんを見送ったあとの彼女は、そのままタリーズへ行って、ぬいぐるみをゲットしたらしい。

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嬉しそうに見せてくれた。

可愛いのを買って、めちゃくちゃ幸せそうにしていた。

最後に

この2/15~16の最初のpart1に書いた通り、

遊ぶ前と帰ってきてからで、自分の顔がどう変わるか?の結果を貼っておく。その検証自体を覚えてなかったけど、無意識に撮影していた。

すべてを残したかったんだろうな。

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なにが変わって、なにが変わってない?
(→part1と見比べてみてね)

2人は世界に対して、どんな影響を与えたんだろう?
そしてこの日々の中で、世界からどんな影響を受けていくんだろうね。

世界を変えたいね。2人で。
"2人で一緒にね"

次回 徳島リターンズ(3月)編に

つづく

(今回のテーマソング:T.M.Revolution - HOT LIMIT)

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追記:恋愛をまとめたマガジン作りました↓↓↓
(2020年以降の恋愛についてが主になります。
振り返って読んでみてくださいね)

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