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早稲田から箱根へ、そして世界へ〜パリ遠征③
2024年4月5日(金)
昨夜の時点では朝は雨予報だったが、時差ボケのせいか、夜中に目が覚めてスマホで確認すると、雨予報は午前中に変わっていた。
選手たちは朝練習に合わせる形で8時からフォトセッションとなっていたので、石毛君(ヤクルトコーチ)と朝練習がてら見学に行くことにした。
セーヌ川沿いの公園内を、選手たちは国籍を問わず和気藹々と走って、それを何人かの撮影者が思い思いのアングルから撮影していた
早稲田から箱根へ、そして世界へ〜パリ遠征②
2024年4月4日(木)
選手たちが午前10時から練習するとのことなので、その時間に合わせてホテルに向かった。
このイベントの参加者が多いため、一つのホテルに入り切れず、私たちコーチングスタッフは別のホテルに泊まることになった。マップでは1.6km離れているが、ヤクルトの石毛コーチと話しながら歩いているとアッという間だ。ただ、今日は明け方から雨が強く、傘を差しながら足下も気にして歩いていると少し遠
早稲田から箱根へ、そして世界へ〜パリ遠征①
2024年4月3日(水)
火曜の午後練習を見た後、山口竣平(1年)と寮から電車を乗り継いで羽田空港国際線ターミナルへ向かった。
石塚陽士(4年)は本部キャンパスで大学院関係の試験があったようで、空港で待ち合わせる形になった。
今回のパリ遠征は、競走部がチームとしてサポートを受けているアシックスの新シューズ発売に合わせたロードレース(5km・10km)に招待参加する形で実現した。
山口も佐久長聖高校
早稲田から箱根へ、そして世界へ〜ニューヨークシティハーフ遠征③
3月17日
『…ふぅ〜ン、よく寝た…いま何時だ?』
枕元に置いたスマホを見ると、まだ1時半を過ぎたところだった。
そうだ、The Ten(ロスで行われている10000mレース)の結果は?と速報ページを開くと、26分台は多数出たものの、日本人選手でパリ五輪標準突破者はいなかったようだ。(日本人トップは太田智樹選手で27分26秒41)
まだ時差ボケが解消されていないためか、その後は深い眠りに入ることは
早稲田から箱根へ、そして世界へー初の海外遠征へ④
2023年9月3日
昨夜はレースを終えてホテルに帰ってきたのは20時半過ぎ。シャワーを浴びて少し落ち着いたところで、ホテルのロビーで選手たちと待ち合わせて食事に出かけた。
食事を終えて解散した後、今回のレースをコーディネートしてくださったエージェントの方と二人で少し飲んでから帰ったので、部屋に戻った時にはすでに0時を回っていた。
8時半頃に朝食会場に行くと、山口がレースで優勝したエチオピア選手と
早稲田から箱根へ、そして世界へー初の海外遠征へ①
2023年8月29日
箱根の頂点へ、そして世界へー
そう銘打って多くの方々からご支援いただいた早稲田大学競走部・駅伝強化プロジェクトのクラウドファンディング。
目的の中で私が一番実現したかった『個の強化』のための海外遠征にいよいよ出発することになった。
目指すは9月2日に行われるプラハ10kmロードレース。世界のトップクラスが集まるハイレベルの大会で、過去には世界最高記録も出たことがある。そんな大
フィールド・オブ・ドリームス
私の好きな映画の一つに、『フィールド・オブ・ドリームス』というものがある。
1989年にアメリカで制作された野球を題材にした映画で、主演のケビン・コスナーが不思議な声に導かれて物語は進んでいく。この映画のラストシーンで主人公とその父親がキャッチボールを通して心を通わせるシーンがあるのだが、そのシーンを観ると、私はいつも感動で涙ぐんでしまう。
『パパ、また観てるの?』
と妻には呆れられるが、ハー