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【2020年最後のサイエンスアート】〜あなたの世界は発想の力でいくらでも変わる〜

再びメリークリスマスです🎄✨
(書いてから6日も日付が変わってしまいました😅)

いやいやいや…改めまして、こんにちは!
もう少しであけおめですね…!

デアです(o|o)/

今日はものすごい重要な事を書きます…!!

サムネイルにもあるのですが、
「デアの未来計画図」ということで、
私デアが、これから人生を辿っていく上で欠かせないこれからやることを"明確に"書きたいと思います。

今まで机上で思いついたようなサイエンスアートの抽象的な部分ばかり語ってしまったので、
今回は具体的なことを書いてきますよo(o|o)/

そこで、こちらの三章編成でお送りします…!!(次いでに2万字の長文です)

まず、
"一章"では、死ぬまでに絶対に会いにいきたい
サイエンスアートに関する人物を厳選して
並べました。
初めての方にもどんな人かわかるように入念に書きました。
これを機に、サイエンスアートの世界もわかっていただけたら嬉しいです😊

さらに、実際にもうその人に会うという設定で
☆聞いてみたいことをその人宛てに書いてみました。
(どんなに有名な方でも容赦しませんよ…!!)
一部の方は、回答が返ってくるとしたらこんな回答だろうなということも含めて書いたので、
読んでいるあなたにも心に響く言葉が見つかるのではないでしょうか…?

ちなみに、厳選した人物の順ごとにジャンルも分けられているので、そこについても"必見"です(o!o )✨

"二章"では、
自分のこれから考えるサイエンスアートについて考えを提示していきます。
サイエンスアートについて語るとは、
未来の世界について考えることと同義です。
もし、あなたの指針となる物が見つかったら幸いです😌
そして、あらゆるコンテンツを駆使して、
これから作ろうとしているサイエンスアート作品のコンセプトもひっそりと教えたいと思いますo(o|o)/

最後の"三章"では、
ここまで、未来を語るきっかけとなった
大切なサークルと、ある人物について
語りたいと考えております(V)o\o(V)
初めに言っておきますが、
ある人物として紹介するこの方は、"かなり凄い人"なので、早めにフォローをして多くの刺激を受けた方が良いと思います。(大切な事なので、後でもう一度言います笑)

それではかなりの長旅になると思うのですが、最後までお付き合いいただけたら幸いです😭

よろしくお願いします🌈

第一章: 死ぬまでに会いに行く人13選

まずは、死ぬまでに会いに行く人13選という
狂気じみたタイトルなのですが、
自分が会って話を聞きたい人をズラっと紹介しますね✨

その前に、自分が会いに行く人を選ぶ上で
決め手となった要素を"自分の願望"も含めて
紹介しましょう(o|o)/

🌟デア氏の願望
・今学んでいる機械工学を発展させた
"ロボット工学"を軸として、
様々な分野を横断した上で得られる知見はあるのか探究したい。

←ロボットや機械は本来、人の役に立つために作られた物だが、そこに縛られず『哲学、倫理を考える上での材料』として使いたい。

それでは、この願望を叶える上で欠かせない
キーパソン13名を紹介します(o!o )

【🔥第一幕: 超激論!サイエンスアート🔥】

1. ライゾマティクス 真鍋大渡さん
2. チームラボ 猪子寿之さん
3. 美学者母さん
4. 多摩美大メディア芸術 久保田晃弘教授
5. 編集者/キュレーター 塚田有那さん


1人目: ライゾマティクス 真鍋大渡さん

まずは、perfumeやサカナクションなど
アーティストのライブで革新的な技術を扱う
メディアアーティストの真鍋大渡さんです!

真鍋さんは東京理科大学の数学科を卒業後に、
最初は大手電機メーカーのシステムエンジニアとしてサラリーマン生活を送っていたのですが、後々ベンチャー企業に移ったことを皮切りに「作品作り」へと徐々に興味が移り、
IAMAS(岐阜にある国際情報芸術アカデミー)
に入学。
そこを卒業後に、2006年に東京理科大学の同級生であった方々と共に、"ライゾマティクス"を立ち上げ、様々な困難をくぐり抜けて現在に至るわけです。

☆聞いてみたいこと

なぜ、そこまで"アートの原理"を大事にした作品をテクノロジーを介して作ることができるのか? 

これは3人目として紹介する"美学母さん"の言葉を参照しているのですが、
真鍋さんの作品はテクノロジーの斬新さだけに拘らない、何か充填された物が入っているんです。

そもそも"メディアアート""最先端のアート"とは絵の具や彫刻に代わって、新しくテクノロジーを用いてアートを作るという動きから始まりました。

しかし、メディアアートの近年の流れは、
テクノロジーがいかに斬新であるかということで、アートとして最先端を表現しているという風潮が強くなってるようです。

本来のアートとは、
そういう外見的で表面的な要素に価値を見出すのではなく、 
中身に芸術の構造が入っているかということや、私達にどこまで何かを体験させることができるかということにこそ、価値があるんです。

真鍋さんの作品は一見、アートではない
エンターテイメント(娯楽)としての要素が目立っているように感じますが、その芸術の構造や、いかに体験させるかという要素が散りばめられているんです。

《chains》

こちらは最近話題になっているブロックチェーンの仕組みを音や映像を使うことで視覚化し、
こういった金融取引の方法に対して問題提起をしている作品です。

ブロックチェーンは簡単に言うと、
班分けのようにグループを作り、
そのグループ内でお金の管理を共有し合うシステムのことで、
今まで個人が銀行を介して自由にお金を使い、管理していたシステムを集団でやれるように移したということです。

作品内では刻々と変わっていく見た目に圧倒されてしまうのですが、
近い将来に体験するであろう未来を体験させるということや、一般大衆の人達がそれらを感じることができるということを達成しており、
これらの事がアートの原理を大切にした作品として評価されている点ではないでしょうか。

《AI DJ Project》

こちらの作品はAIにDJを学習させ、
人間のDJと1曲ずつ選曲しあいながらフロアを盛り上げていくプロジェクトで、
AIが観客の盛り上がり度を分析して選曲し、
次の曲の繋げ方も全てやってくれるので、
人間のDJはレコードを乗せるだけで良いのだそうです。

特徴的なのは、AIのDJはデジタルに何でもかんでも数値に変換して判断するのではなく、
速度の微調整を行わせたり、曲の特徴で選ぶようするなど、敢えてアナログにビート合わせや選曲を行わせることで、
全体的にハプニングが起こる要素を持たせているのがポイントです。

アナログならではの良さを追求したAI DJなので、"独特な人間臭さ"を表現しており、
人間の仕事を奪うというより、AIと人間がどうコミュニケーションをしていくかということにスポットライトが当たっている作品で、
DJとは何か?という問題提起と共に、
私達が将来、AIとどう付き合っていくかについても考えさせられるところがアート的だと思います。

真鍋大渡さんにはテクノロジーの斬新さに囚われず、こういったアートの原理を大切にしていける理由についてお聞きしたいです。

考えられる回答として、
上の記事で話していたのが…

真鍋さんのお話から伺えたのは、アートやエンタメといった「定義」が重要なわけではなく、
何を実現したいかということだ。

「人を感動させるためには、見たことのないものを見せるのが一番なんです。
もちろん期待されているものは見せなきゃいけないですけど、
見たことのないものを見たときに『わあ』って
なる事が多い。
それを作るためには、常に新しいネタを作らないといけないですね。」

定義を全く見てないわけではないけど、
"何を実現したいかに拘る姿勢を貫く"ことが
大事だよと返ってきそうです( o|o)/~


2人目: チームラボ 猪子寿之さん

お次はお台場、豊洲で有名なチームラボを手がける猪子寿之さんです!

猪子さんは徳島県徳島市出身で、
特に小、中と変わったことはなかったようですが、高校2年生時に転機が訪れ、「日本を再生せよ」という電波みたいなものが降りてきたのだそうです。
その強迫観念から東京大学工学部応用物理・計数工学科に入学し、
時代がインターネット社会に切り替わると共に
2000年の12月、大学4年生で東大と東工大の工学部出身の5人が集まって、"チームラボ"が設立されました。
そこで、日本の国際競争力を上げることを目標に、その源泉となる"テクノロジー"と"文化"を、どんどん拡大していくインターネット社会に合わせて何か貢献できればと思い、昔から興味があった"アートの分野"に力を入れていき、大学院の進学や海外留学を通じて発展し、今に至るのだそうです。

こちらが、2018年6月、東京・お台場に開館した代表的な作品群、

「森ビルデジタルアートミュージアム:チームラボボーダレス」ですね。

☆聞いてみたいこと

チームラボの作品はやはりアートを目指すのか?

この質問はかなり痛烈なのですが、
3人目で紹介する美学者母さんが指摘しているように、
チームラボの作品はエンタメ化しており、
使われている哲学や思想が草間彌生さんのパクりになってしまっているのが現状なようで、
自分自身もそう感じるところがあります。

とは言っても、チームラボの作品は
「超主観空間」という自分の身体と作品の世界が一体化している"日本古来からの思想"を発展させて都市、地域、自然や自宅のテレビ、サウナまで作品化をしてしまう力を持っており、
世界中で評価をされているのは事実です。

確かにチームラボの作品はどれもこれも
奇抜でアートと言うよりエンタメ化していることは同意できるのですが、この世界の熱狂ぶりやデジタルの力を見ているとそれで一喝して良いのか考え物です。

サイエンスアートを考える上で、
チームラボの作品はアートなのか、サイエンスなのか、そのどちらでもないのか、将来的に考えなくてはいけないテーマなのではないでしょうか?

この質問をする上で頭によぎった
あるサイエンスアーティストの言葉を引用したいと思います。

私が生み出したものは「サイエンス」なのか、「アート」なのか? そんな議論は他の誰かにやってもらえば良いのです。手を組んで離した時にサイエンスにもアートにも分けられないもの、それが完璧な状態だと思っています。
    
バイオアートの父 ジョー・デイヴィス

ジョー・デイヴィスさんの言葉の通り、
もういっそのこと、
自分が猪子さんにこの質問をするより、
他の人達に議論を任せて自分の求めるサイエンスアートを追求した方が良いのかもしれませんね🤔

最後に猪子さんから返ってきそうな回答を、
上の記事から引用して載せましょう(笑)

これまでのアートの理論や業界のルール、
そういった暗黙の枠にとらわれすぎない方がいいんじゃないかと思う。
作り続けることが一番大事だから。
自分が意味があると考えるものを作り続けることが可能な状況を素直に模索するのがいいんじゃないかと思う。
何より創作活動が継続できたら幸せだもんね。
何々がダメだ、これはアートじゃない、
アートだとか、そんな議論を聞いていると、
継続性の選択肢の幅が狭まっちゃう。
だからあんまり批評とかそういうの真に受けないほうがいいけどね。

猪子さん自身、時間を忘れるほどの自由人な方で、この発言はまさに猪子さんらしく、
そんなどんな時も自由で、クリエイティブであり続ける精神を優先した回答が返ってきそうです( o|o)/~


3人目: 美学者母さん

さて、
自分がサイエンスアートを考える際に大変参考にさせていただいているのが、
こちらの美学者母さんです。

美学者母さんはこのnote上でも自身の発言をしており、noteに限らずあらゆるSNSの媒体を利用して"言葉をアートとしている"のが特徴的な方です。

最近では、
先端芸術、先端美術、先端アートという新しく現れた芸術やアートに対して批評、評論活動を展開していますが、
メディアアートの今のアート現状を痛烈に批判しております。

具体的に言えばチームラボや真鍋大渡など。
そういった一連の最先端アートを観ていて
アートの本質からどんどん離れて行っている事を危惧するのです。
それはなぜかというとメディアアートと言いながら、ただの「使い方見本市」と化しているからです。
それは非常に表面的でありアートの本質とは相容れないものです。

美学者母さんの意見は記事を読んでいくと、
非常に的を得た回答をしており、
アートが本来持っていた本質を通して見れば、
いかに目新しく見えても、中身の構造は昔とやっていることは変わらない事がわかってしまうのです💦

☆聞いてみたいこと

サイエンスアートやメディアアートはアートとして失格なのか?  
また、自分の願望はどう果たすべきなのかお聞きしたい。

美学者母さんの言葉を理解するのは本当に難しいです。
様々な教養が身に付いていないと、
美学者母さんの言葉が腑に落ちることはないと思います。

ただ、
メディアアートやサイエンスアートの全てが
アートの本質からズレているということに対して、"本当に全部がそうなのか?"といつもこの問いで苦しんでいます。
先ほど、
美学者母さんが真鍋大渡さんの作品はアート
であると評価しているように、
アートの原理を理解してサイエンスアート作品、メディアアート作品を制作している方はもっといるはずです。

美学者母さんはアートという物自体の定義があやふやになってしまっているため、
「ウェブアート宣言」、「スマートアート宣言」、「量子論美術宣言」など、
宣言することによりアートの本質を取り戻し、定義をしっかりと構築することを訴えております。

自分はまだまだ理解が及ばないのですが、
サイエンスアートやメディアアートがアートとして成立することは可能なのか、それとも無意味なことなのか、これらの文章を通し、掘り下げて聞いてみたいです。

さらに、自身のロボット工学を軸として
様々な分野を横断し、何かを生み出していくという願望を叶えるために何が必要なのか、具体的にアドバイスをいただきたいです🍀

最後に、美学者母さんの印象的なサイエンスアートに対するメッセージを載せたいと思います。

日本のメディアアートの、中身の無いモノに対する人々の熱狂が、非常にアイロニー(皮肉)で、それが一番私にとっては、
「芸術的」だと考えています。
美術において写実絵画のブーム、
チームラボ猪子寿之などによる、
メディアアートやサイエンスアートのムーブメントが起こっているわけです。
この様な日本の、
「ハード主義」「スペック主義」から、
「ソフト主義」「体験主義」へ、

いかにパラダイムシフトできるかが、
今現実的な問題として、
取り組んでいかなければならない。

どんなに最先端な科学技術を扱おうと、
アートの向かう舵切りをしっかりと提示できるところが美学者母さんの素晴らしい所です。

4人目: 多摩美大メディア芸術 久保田晃弘教授

今度は、久保田晃弘教授ということで、
大学の教授の方です。
経歴から見ても、理系の学科を卒業し、
そこから"メディアアート"という表現の世界に転身し、メディアアート界で最も活躍をしている先生です。

久保田教授の代表作として、
「ARTSAT: 衛星芸術プロジェクト」
という衛星が宇宙上で得られるデータを使って
様々な芸術の制作実験を行う作品を制作しました。
音楽や詩などを生成する芸術ミッションを達成したり、運用が終了してからも作品として半永久的に太陽の周りを回り続けるなど、
まさに"衛星芸術"を確立した人物です。

他にも「バイオアート」という生物×芸術の
本の監修を担当したり、

「メディアアート原論」という本で、メディアアートそのものに対して、議論をまとめた本を書いたりなど、新しく現れた芸術を語る上で久保田先生の存在は欠かせません。

☆聞いてみたいこと

自分の作品を作りたいという願望や衝動について、本気で相談したい。

もう、これは聞いてみたいというより、
相談したいですね😑

真鍋大渡さん、猪子寿之さんのような理系からアートという表現を追求しているプレイヤーさんがいるのに対して、
美学者母さんはこのメディアアートや、サイエンスアートの流れを危険視しています。

だから、
今見えているメディアアートやサイエンスアートの世界ってなんだか信用できないんです😓

でも、創作はしたい。
そんな中、理系のサイエンスも大事にしたい。

新しい芸術に第一線で関わっている先生であり、理系出身であるということからも、
純粋に自分の創作欲求を果たすためのヒント、アドバイスを何かしらいただきたいです
自分が掲げているサイエンスアートを通して、
何を本当に求めているのかはっきりさせたいですね。

最後に、上の記事から
久保田教授から返ってきそうな言葉として、

大海原の真ん中で、決められたようにみえるルートをまっすぐに泳いでいるつもりでも、
その先には何もありません。
だから「あそこに何か見えるかも」と思って泳ぎながら、常にルートを修正していくような感覚こそが大事です。
それは別に、アートやデザインの分野に限らないことだと思います。

つまり、
猪子さんも真鍋さんも大切にしていたポリシーですが、その作品を作りたい!という自分の願望の赴くままに行動することを勧められる回答が返ってくると予想できます(o!o )


5人目: 編集者/キュレーター 塚田有那さん

編集者/キュレーターさんの中でも特に、
サイエンスアートに関する情報を発信している
塚田有那さんです!

大阪芸術大学がアートサイエンス学科を設立したことを起に「Bownd Baw」というメディアを設立した塚田さんの影響があり、
自分は初めてサイエンスアートという世界を知りました。

塚田さんは文学部出身の方で詩的な表現や、ライティングの技術を学ぶことがきっかけで編集者になられたのだそうです。
その仕事の中で脳科学に出会い、
「サイエンスの中にもこんな豊かな表現があるのか」という感動から今の職業に行き着いたと話しております。

☆聞いてみたいこと

ロボット×アートの現状をお聞きしたい
また、
どうやって複雑なサイエンスの世界や、
難しいアートの世界を理解していったのか知りたいです。

最初に自分の願望を掲げたのですが、
とにかく"動く物が好き"なのでロボットという媒体に自分は飛びつくんですよね🤫

ただ、ロボットでアートを作っている方々は
2、3名ぐらいしか知らないので、
ロボットで芸術を生み出す研究者、アーティストの現状や、なぜその媒体を扱って表現をしているのかということについて、
世界のサイエンスアート事情について知っている塚田さんに聞いてみたいです😌

実際に「Bownd Baw」で#ロボットで検索したら7記事がヒットしたので、
これらの記事を読んだ上で塚田さんの意見を
聞くことができれば、ロボット×アートの世界がこんなにも広がっていたのかと圧倒され、
自分の願望を果たすのも夢じゃないと感じることができるはずですg(o|o)q

そして、
もう一つがサイエンスの世界とアートの世界を横断する編集者になることは、
話す人物が全員、研究者やアーティストといった理解の難しい世界を語る人の話を聞かなくてはいけないため、
これらの問題をどう対処し、くぐり抜けているのか聞いてみたいですね。

そして、塚田さんのこれらのアートサイエンス(サイエンスアート)への活動を全てまとめた本がおととしに出版されました。

アートサイエンス(サイエンスアート)の世界をのぞいてみたいと思った方はぜひとも手にとって読んでいただきたいと思います。

ちなみに、塚田さんもnoteをやっております!


【🔥第一部: 超激論!サイエンスアート🔥】まとめ

以上、5名の方々を紹介させていただきました。

自分は5名の方々をどこかの研究室かホールに
集めて、サイエンスアートはどこへ向かうべきなのか、討論の風景を見てみたいですo(o|o)/

サイエンスアート界で目立っている真鍋さんと、猪子さんの発言に対して、
美学者母さんが批評的なコメントをし、
その仲介としてサイエンスアート界を長い視点で見てきた久保田教授と、広い視点で見てきた塚田さんが入ることで、
サイエンスアートの輪郭がはっきりしてくるのではないかと思い、
いつかそんな激論風景を見るために、プロデュースしてみたいです(o|o)

さらに、
紹介しなかったメディアアーティストの落合陽一さんや、現代アートの巨匠の村上隆さん
加わることでより熱くなるかもしれませんね🔥
(いや、白熱しすぎて破綻しそう😓)


【✨第二幕: こんなに違う!サイエンスアート流派✨】

1. アーティスト スプツニ子!さん
2. アーティスト 長谷川愛さん
3. アーティスト 市原えつこさん
4. ロボット工学者 中村太郎教授
5. ロボット工学者 石黒浩教授
6. ロボット工学者 中川志信教授


6人目: アーティスト スプツニ子!さん

次からはサイエンスアーティストの方々を紹介していきます…‼︎
まずは、スプツニ子!さんですね。

スプツニ子!さんは元々理系の天才肌の方で、
理系の名門、ロンドン大学インペリアル・カレッジ数学部を卒業しております。
しかし、アートへの興味が高まり、
数々の苦労の末、芸術の名門、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで修士課程を修了しました。
2013年にはMITメディアラボで助教授として採用され、現在は東京大学を経由し、東京芸術大学で研究しているアート、科学の境界で大活躍されているサイエンスアーティストさんです。

『生理マシーン、タカシの場合』

初めての大学の卒業制作で上の『生理マシーン、タカシの場合』という作品で女装した男性が、機械を使って生理の痛みを体験する作品を作りました。
ビジュアルやサウンドだけでなく、
テーマの意外性・ユニークさが大きな反響を呼び、スプツニ子!さんはそれ以後の作品で
妄想を次々と作品に落とし込んでいき、
未来への妄想を愛する"未来マニア"となったのです。

☆聞いてみたいこと

アイデアや発想を糧に生きていくための気概、秘訣について聞いてみたい。

この質問は何回もスプツニ子さんは受けていると思いますし、
著作の「はみ出す力」や数々のインタビューの記事にも載っているかもしれませんね。

現代社会は"アイデアや発想"だけでは評価されず、"技術が使えるかどうか"ばかりで評価されていくので、この社会でアイデアを武器に渡り歩いていくことの難しさを本当に感じます。

そこで、
ここまで突飛なアイデアと発想を大事にし、
さらに、サイエンスとアートの境界などお構い無しに飛び越えられるスプツニ子!さんだからこそ、"個人的"に話を聞いてみたいです!

突飛なアイデアと言っても、
"ジェンダーの問題""生命倫理"に対する問題を扱っており、アイデアを起点として議論する必要があるなど、様々な困難を乗り越えていかなくてはいけないことはわかっております。

だからこそ、スプツニ子!さんの原点にヒントが隠れていると考えます🤔

最後に、スプツニ子!さんから返ってきそうな回答を載せます…‼︎
(今読み直した)スプツニ子さんの著作
「はみだす力」に"はみだすヒント32個"というものがまとめてあります。
これら全てが返答になり得ると思うのですが、その中でも、心に刺さった言葉を挙げます!

前進のない「楽しい今」は捨てる。

このヒントは現状の楽しみから離れて、
苦しみやダイナミックな展開に突き動かされるからこそ、今よりもっと楽しい世界が開けることの大切さを語っています。
自分がサイエンスアートに出会ったのも
苦手な物理に触れたからこそ、見えた景色ですからね( ̄▽ ̄)

スプツニ子!さんの影響はこれから紹介するサイエンスアーティストの方々も存分に受けており、本当にスプツニ子!さんは
日本を代表するサイエンスアーティストさんなのだと感じます🌈


7人目: アーティスト 長谷川愛さん

二人目のサイエンスアーティストとして紹介するのが、「スペキュラティブデザイン」という
新しいアート、デザインの在り方を研究し、作品化されている長谷川愛さんです…!!

長谷川さんは真鍋さんが卒業した大学と同じ、
岐阜にあるIAMASにて、CG、プログラミング、メディアアートに取り組んでいました。
そこで知り合ったアーティストと意気投合し、
2003年にロンドンの会社でメディアアートに取り組んだのですが、
2007年に壁にぶつかりました。

なんと、
メディアアートの世界が今のYouTube業界と同じように飽和状態となってしまったのです。
そういった作品のクオリティと関係のない世界で評価される世界を離れるために、
スプツニ子!さんも入学されたロイヤル・カレッジ・オブ・アートに入り、現在に至るまで「スペキュラティブデザイン」という従来のデザインの"問題解決をするためのデザイン"ではなく、"問題提起をするデザイン"を学ぶことになりました。

長谷川さんの「スペキュラティブデザイン」について知ってもらいたいので、代表的な3作品を紹介しましょう(o|o)/

長谷川さんの作品のテーマは、
「出産」「環境破壊」「絶滅危惧種」
の三つが軸となっています。

《「I Wanna Deliver a Dolphin…」(私はイルカを産みたい)》

一つ目は、《「I Wanna Deliver a Dolphin…」(私はイルカを産みたい)》
という作品で、人口増加や環境破壊に加えて
東日本大震災が起こった最中、こんな世界に子供を産んで良いのだろうかということをきっかけに、代わりに絶滅危惧種を産むことでこれらの悩みが払拭されないかということで作られた作品です。
実際に人間の胎盤や免疫システムを考えた上で
イルカが妥当であることがわかり、
イルカの代理母になるという設定が生まれました。

この作品は「子供を持ちたい?」、
「美味しい物を食べていきたい?」といった
その人が"どのように生きたいのか?"ということを深く考えさせるきっかけを作る作品で、
様々な議論を生みました。

《(IM)POSSIBLE BABY((不)可能な子供)》

二つ目は、《(IM)POSSIBLE BABY((不)可能な子供)》という作品で、長谷川さんの作品の中で特に議論を巻き起こした作品です。
これはフランスでご結婚されたレズビアン・カップルの牧村朝子さんとモリガさんの遺伝子情報から2人の子供の顔をシミュレーションし、
合成家族写真を作るというプロジェクトでした。

未婚女性の卵子凍結の技術や、このような同性間で子供を作ることに対して、技術的には可能だとしても"倫理的に許される行為なのか"ということを文面上ではなく、リアルな「家族写真」として見せることで人の意識がどう変わるかということを検証し、日本の生殖医学の残酷な現状を暴いたり、NHKの番組に紹介されたり、Twitterを通して考えもつかなかった論点が見えてきたそうです。

ちなみに、このプロジェクトは指導教官として
先ほどのスプツニ子!さんが関わっていました😌

《極限環境ラブホテル》(上:石炭記 下:木星)

最後に紹介するのは、《極限環境ラブホテル》という作品で、「人間の性欲とはどんな極限環境でも湧いてくる物なのか?」という非常に面白い作品です。
これは「エピジェネティクス」というライフスタイルや食生活、環境、社会、または日々の心理的変化などによって、
親から受け継がれた遺伝子情報のスイッチが変化し、異なる性質が現れるという研究を"性欲"に置き換えて検証した作品と言えます。

上が酸素濃度が35%(今より14%高い)の恐竜が生きていた時代よりも遥か昔の石炭期の環境を再現したラブホテル。
下が地球の重力が2.34倍にになる木星の環境を再現したラブホテルとなっています。

こんな環境下でも人間の性欲は勝つことができるのか?という面白い考察が得られると共に、
地球とは全く異なる環境下で人間の文明や文化がどう変化していくかという想像力が広がるプロジェクトですね。

ここまで長谷川愛さんの作品を見てきて、
どのプロジェクトも決して妄想ではなく、
未来に起こってもおかしくないようなことを表現していると思いませんか…?
こんな風に起こり得る未来を思索し、そこに問題提起を重点に置いたデザインを「スペキュラティブデザイン」と言うわけです✨

☆聞いてみたいこと

スペキュラティブデザインとメディアアートって違う物なのか?

これは多くの人が疑問に思ったことだと考えます。

どちらも科学的な手法を芸術表現に取り入れているのは変わらないですし、
「スペキュラティブデザイン」という言葉を最初に作ったアンソニー・ダンを恩師とする長谷川愛さんであれば、
この違いについて詳しくお話を聞くことができそうです🤔

何しろスペキュラティブという言葉自体が
英語に直すと、
「思索的」という一つの意味だけでなく、
オルタナティブ(もう一つの、別の)という意味やクリティカル(批評的)など近い意味の言葉をたくさん含んでいるため、
メディアアートとどう折り合いをつけてアートの言葉を使えば良いのか混乱してしまいますね( ̄O ̄;)

はたまた新しく現れたアート、デザインの
「スペキュラティブデザイン」についてぜひとも、お話を伺いたいです

「スペキュラティブデザイン」について
もっと詳しく知りたい方は、
こちらのnoterさんが詳しく解説しているため、読んでみてください。

そして、
長谷川愛さんが「スペキュラティブデザイン」についての講義をまとめた本も出版されました。
最後の付録には革命家カードという物があり、
長谷川さんのスペキュラティブな考え方を
体験、身につけることができるようになっております…!!

最後に、
「スペキュラティブデザイン」の始祖であるダン&レイビー著作の本も紹介します…‼︎
「スペキュラティブデザイン」元祖の本なので、分厚いですが、読破したいですね。


8人目: アーティスト 市原えつこさん

最後に紹介する市原えつこさんは、
今まで紹介してきた"ガチ"のサイエンスアーティストさんと違う、独特なユーモアを持った方ですね(笑)

今まで芸大や理系の学部出身の人が多かったのですが、市原えつこさんは文系出身の方です!

昔から父親の影響を受けて、
自学自習でパソコンを使いこなすことに慣れており、テクノロジーに興味があったそうです。
そこから、技術ではなく美術分野へと感心が向いていき、絵を描く事を通して、美大に入学しようとしたのですが、
美術業界の胡散臭さを嫌い、
メディアについて幅広く学べる早大の文化構想学部を進学先に選んだようです。

それから、美術、テクノロジー界からしばらく離れていましたが、大学2年時に転期が訪れました。
「NTTインターコミュニケーションセンター(ICC)」に足を運ぶ機会があり、そこで"メディアアート"という芸術に初めて出会ったことから
次第にこの世界に惹かれていったのです。

そして、
研究室ではメディアアートを研究し、会社員になってからも地道にメディアアートの制作活動を続けることで、ついに外部から多数の賞をいただきました。

実績がついてきたことで、市原えつこさんは、
"骨折"と"占い"をきっかけに独立を果たし、現在は、フリーランスとしてメディアアートの制作活動を多数行っているサイエンスアーティストさんです。

市原えつこさんの最初の作品はですね
なんと…
「エロ」から始まったんです…!!

「セクハラ・インターフェース」

こちらが市原えつこさんの一番最初の作品なのですが、もちろん年齢制限がかかっております(^_^;)
作品名は「セクハラ・インターフェース」という名前です。
それも触ると艶めかしく喘ぐ大根達…
しかし、この作品が大真面目に作られてるんですね( ̄▽ ̄;)

日本には「性の大豊作」と言って良いほど
豊かすぎる性に関する文化があらゆる所に芽生えていて、男根崇拝、熱海の秘宝館、クリエイティブなラブホテルにTENGAや同人誌まで多種多様に揃っていますよね。(知らなかった)
フランスでは、これらの文化を載せた雑誌がベストセラーになるほど日本の性文化ってすごいんです。

こういった日本人の豊かなエロに関するイマジネーションに、"大根"という見た目から文化まで性的な要素を含んだデバイスを組み合わせて、独特なフェティシズムを創出するという試みを2年強の試行錯誤を末に作り上げた賜物なんです!(賜物ってエロい)

エロから出来た産物を「汚い」、「ダメだ」と
現代では抑圧、規制対象にされていますが、
昔はポジティブな意味を見出していたと、
この作品をきっかけに思い出させることも狙いだったみたいです。

当然、Twitterでバズりまくったそうですね(笑)

しかし、
そこから、エロネタはやり尽くしたということで"性"から"死/弔い"へとテーマが一転します。

「デジタルシャーマン・プロジェクト」

これは市原さんの大切な祖母が亡くなられたことをきっかけに作られた
「デジタルシャーマン・プロジェクト」
という作品です。

日本の豊かな"性文化"と同じように、
市原さんは"仏教葬儀の弔いのシステム"が非常によく出来ていることに目をつけ、これから家庭内導入されていく家庭用人型ロボットを使って何か新しい祈りのかたち、葬り方を提案できないかということで制作がスタートしました。

動画を見てもらうとわかるのですが、
あのpepperの顔に、亡くなった人の顔を3Dスキャン&プリントして貼り付け、
極楽浄土に行けるかどうかが決まる死後49日までロボットを体にして一緒にいることができ、
49日目には遺族にさよならを告げるという
極めて斬新な弔い方を発表しました。

これは49日で消えるということが共感を呼び、
また、宗教という現代社会であまり重要視されない物も"人間の合理的でない感情を整理する上で欠かせないのだ"ということを、逆に淘汰していったテクノロジーの力で実現させたということから、数々の評判を呼び、賞へと繋がった大作となっております。

ちなみに下の動画は市原えつこさんが、
東大で作品解説をした動画となっております↓

「都市のナマハゲ」

最後に紹介するのは、
「都市のナマハゲ」という最近の作品です。 

ナマハゲと聞くと、👹こんなイメージですよね( ̄Д ̄)ノ
鬼滅の刃の影響もあって鬼は悪い奴だというイメージが広がっていますが、
実は、ナマハゲという鬼は地域のコミュニティを守るために受け継がれてきた"大事なシステム"なんです!

こちらも作り込まれた動画を見れば、
一目瞭然なのですが、
ナマハゲがやっている「悪い子はいねーがー!」と勝手に家に入る恐ろしい行為は、
集落の維持、子供から大人になるための儀式、
家族の絆の強化をするために必要な事として
高い機能性を担っていたんです。

これを市原えつこさんは再翻訳、解釈し、
なんと…
東京のナマハゲを街の細部にまで偏在する
バーチャルとリアルの狭間に存在している鬼に仕立てあげたのです。

具体的には、
都市のありとあらゆる監視網により蓄積されたデータベースを基に各都市の「悪い子」
情報を登録し、基準値が超えた子は大晦日に
攫いにいき、センシング技術とVR技術を駆使したマインドハックによる"しつけ"を施して、
都市の人々にポジティブな変化をもたらすというとんでもない再定義を致しました。

こちらはオリンピックの採択事業に認定されると同時に、日本地域の民間信仰とテクノロジーの融合が東南アジア圏で特に注目を集めたそうです。

☆聞いてみたいこと

どんなテーマも自己陶酔させない工夫が知りたいです。

ここまで市原えつこさんの作品を紹介したのですが、
"性"や"死"というテーマを扱うことって、
一番、内省して終わってしまったり、自分語りや、ポエミーな内容で完結してしまう危険性を持ち合わせていると思うんです。
(デア氏は同じような真似をして失敗しました)
どうしてもこの二つに関しては、痛みや強さが激しいですからね。

これは長谷川愛さんも先ほど紹介した
「20XX年の革命家になるにはースペキュラティブ・デザインの授業」の本の中で言っていて、

まずは自身の問題と世界の問題をつなげてみること。
それが人に伝える強い説得力となり、
新たな問いを生み出すことができるはずです。

と作品において自分語りになることを注意喚起し、アドバイスをしていました。

これが市原えつこさんの場合はどう気をつけているのか、非常に気になりますね😌

市原さんの作品は変にポジティブすぎず、
かといって暗すぎるわけでもない、
閉塞感のある何かに風穴を空けてしまうような
斬新さがあるので、そこを中心にこの秘訣について聞いてみたいです…!!

市原えつこさんもバリバリのnoterさんです。

市原えつこさん公式のブログもあります!
アート、テクノロジーだけでなく、
ライフハックの仕方や市原さんの奇想天外な
日常生活も垣間見ることができるので、
面白いですよ😆


9人目: ロボット工学者 中村太郎教授

ついにきました…
ここからはアーティストというよりは、
"研究者"に近い方々を紹介していきます…!!

先ほど紹介した3名のサイエンスアーティストさんは人生その物がアート作品に関わってきたので、長く話しすぎてしまいまいましたが、
ここからは研究者としての側面が強いので、
研究に絞ってサクサクと紹介していきます
(o|o)/

まずは、
バイオメカトロニクスの研究で第一線を走っている中村太郎教授です!

中村先生の研究しているバイオメカトロニクス
というのは生物や生体のメカニズム(仕組み)
をモデルとして、人類や社会の役に立つような
ロボット・メカトロニクス機器の研究、開発を行う分野です。

生物は長い時間をかけて、
それぞれの環境に適応して生きられるように
進化してきたので、
人間が入り込めない環境で生活する生物は
非常にユニークな機能を持っています。
その機能を医療現場、宇宙、深海、原子力発電、急斜面、壁、飛行機の上といった極限環境で働くロボットに応用できないかということで
発展した研究開発です。

中村先生はミミズ、アメンボ、カタツムリから
研究を始めて、
今ではミミズの研究開発が大成功し、
JAXAと協力して月・惑星探査用ミミズロボットが実現に向けて動き出したり、
ミミズの動き方である※蠕動運動を発展させて
大腸の蠕動運動をロボットに応用し、
ロケットの打ち上げに必要な燃料を効率良く運ぶロボットが実用化に向けて既に製品化の手前にまできております…!!

※蠕動運動: ミミズの体が「太く短く」ー「細く長く」と伸び縮みをさせて動いていく運動のこと。

☆聞いてみたいこと

アートの要素を取り入れてみませんか?

これは単純に、自分の興味が押し付けな質問ですよね😓

中村太郎先生はかなり興味の範囲が広い先生なのですが、紹介する他の12名の方ほどアートに精通しているかというと、そうではないんですよね…

ただ、
せっかくバイオ(生物)にロボットを足して研究開発をしているからこそ、
何か生物の動きの"美しさ"、"神秘的な物"を
ロボットという媒体を通して、
作品化できる力を持っていると考えます!

中村先生にぜひとも、役に立つという側面だけでなく、アートのような倫理、哲学をするツールとしても使える要素、可能性を持っていることを伝えにいきたいです…!!

10人目: ロボット工学者 石黒浩教授

お次は、
メディアアート界で最も活躍されているロボット研究者の石黒浩教授です。

石黒先生は常に「人間とは何か?」、「生きるとはどういうことか?」という"問い"をテーマに、ロボット工学の研究を続けている異端の研究者です。

以前の記事でも説明したのですが、
基本的にロボット工学のような"エンジニアリング"は人の生活を快適なものにするという目的に使われることで発展してきたので、
石黒先生のように問題解決ではなく、問題を考えるためにロボットの技術を使うというのは非常に珍しいと言えます。

このアプローチが時にはサイエンスのように
現象を分析し、計算式で記述することになったり、時にはアートのように作品として表現することになったりと、どちらのアプローチも大事にできるスタンスにいるのが石黒先生の最大の強みだと思います。

こうして、
石黒先生は数々の実験的なロボットを開発していくのですが、
その中でも一際目立つのがこちらです。

アンドロイドオペラ「ScaryBeauty」というタイトルで、顔と手先以外シルバーの無機質な鋼をむき出しにしたアンドロイドが、
なんと…
オーケストラに向かって指揮をするという"怖い""美しい""キモい"が混ざったような感覚に陥る演奏作品です。

上の動画を視聴してもらえればその壮絶さに
圧倒されると思います。

このアンドロイドは機械人間「オルタ2」という名前のロボットで、「人間が生命を感じるにはどうしたら良いか?」という問いを基に、あらゆる手を施して作られたロボットです。
(今はオルタ3という進化版が開発されてます)

仕組みについて難しい説明になってしまいますが、頭の中に人間の脳みその回路を模したニューラルネットワークが入っていることに加えて、CPG(セントラル・パターン・ジェネレータ)という周期的なリズムをどんどんずらして
"カオス"にしていく仕組みが組み込まれており、これが聴衆の数や熱気、場の雰囲気に応じて自動的に選択されて反応することができるんです。

要は、自分から動きを作り出すこともできるし、外部の動きに反応することもできるし、
決まった動きを自ら崩していくこともできる
周期的でありながら、ランダムな動きもできるという要素が"生きている"という感覚を人間に与える仕組みですね。

さらに、
誰の顔にも似せていないこの顔や、
頭と手以外むき出しになっているのも、
余白があるほど、人間の想像力で補われることを意図してわざとやっているんですね😱

いたるところから、生命らしさを感じてしまうロボットに、オーケストラの指揮をやらせるわけですから、
言葉に表せないような独特な不快感と感動を味わうんです。

石黒先生の開発、恐るべしです。

☆聞いてみたいこと

ロボットがメディアアートとして受け入れられる日は果たして、来るのでしょうか?

もう、
これが質問の中で一番聞きたいことですね。

アートの世界ではデジタルや音楽も受け入れられ、バイオテクノロジーという変わった媒体まで受け入れられたのだから、
当然、ロボットも媒体として受け入れられると
思っていたらどうやら違うようなんです。

こちらの記事は石黒先生が書かれた記事なのですが、(今は調子が悪いのか続きが読めない💦)
ロボットはメディアアートとして認めることはできないと審査員の方に直接言われたそうです。

石黒先生はメディアアートが様々な要素を受け入れてくれる懐の広い世界だと思っていたので、その言葉を聞いて唖然としたと書いてありました。

先ほどの塚田さんの「Bownd Baw」のブログにもロボットを媒体として活躍するアーティストを見ましたし、市原えつこさんが発信している記事の中でも何名かロボットアーティストという肩書きで活動されている方を見ました。

そのため、ロボットを媒体としてアートを作る
日本のトップリーダーのような存在なので、
この質問は何度も何度も石黒先生に投げかけ続ける問いなのかもしれません。

ただ、決めるのは石黒先生ではないので、
今はそう言われている以上、アート界の流れをじっくり待つしかなさそうですね😓

この一連の流れからして、
メディアアートって本当に何なのかわからなくなってしまうのも無理ありません。

※おまけ

序盤の方でオルタの動きを撮影、解説しているので、良かったらぜひ見ていってください~


11.ロボット工学者 中川志信教授

最後に紹介するロボット研究者は、
文楽人形とロボットを使ってアートの研究をしている中川志信教授です。

こちらが文楽人形からヒントを得て作られた
ロボットで、
動画を見てもらうとわかるのですが、
能の少ない動きのみで意味や感情を伝え、
増幅させるという効果がしっかりと実現されているように感じます。
「いらっしゃいませ」といった作法が
少ない動きであるのに関わらず、
おもてなしの心が増幅して伝わってくる感じを自分は憶えました。

中川教授は元々、家電デザイナーとして活動
していたのですが、
ロボティクスデザインに興味を持ち、
人間を情動的に感動させるエモーショナルな
要素を機械に取り入れることを目標にサイエンスとアートの両方を行き来するようになった新時代を切り拓くロボット工学者です。

☆聞いてみたいこと

ロボットをアート化するからこそ見えてくる物は何なのか?

石黒先生への質問はメディアアートとして
受け入れられるかどうかということだったのですが、ロボットとアートの関係性をより広い視点で見ていそうな中川先生には、
ロボットがアート化する必要性についてお聞きしたいです。

ロボットという媒体、メディアを敢えて使うことで、どのような美しさや表現ができそうなのかという"未来"について話し合いたいですね😌

【✨第二幕: こんなに違う!サイエンスアート流派✨】まとめ

以上、6名の方を紹介したんですけど、
経歴が文系、芸術系、理系と領域ごとに分けて
6名の方がどんな風に人生を辿ったのか図にしてみたのですが…

画像1

ごちゃごちゃになってしまいました

もう、理系畑からアート界に入ったり、
文系からアート界を経由して理系にいき、
デザイン界から理系や、文系に行く方もいて、
本質的にはどの学問もつながっているんだなと
本当に感じました。

画像2

こんなイメージで、
それぞれの"入り口"が違うだけで、"同じ部屋"に入っているだけと表現することもできます😌

自分はこれら6名の方々もどこかの研究室か、
ホールにお誘いして、
「ロボットをテーマに新しいアートを創出する」ということで、
共同制作をしたら絶対に面白いことが起こると目論んでおります( ̄▽ ̄)

メインテーマはロボットなのですが、
スプツニ子!さんがジェンダー、生命倫理、
長谷川愛さんが出産、環境破壊、絶滅危惧種、
市原えつこさんが性、死、弔い、祭り、
というテーマを主に扱っていたことから
《生物系と人間の倫理的な関係性について考える》ことをサブテーマに、
中村太郎教授石黒浩教授中川志信教授から
ロボットいかにエモーショナルに動かし、
見ている人に強烈なインパクトを与えつつ、
社会的実装に繋げられるような設計にできるか、議論や熟考を繰り返して、
真の"ロボットのサイエンスアート作品"を完成させたいですね

ロボットがメディアアート界に受け入れられないことなんて気にしないくらい、
壮大な"ロボットならではのアート"を世界に提示してやりたいです\(o|o)/


《第二幕のコソコソ余談》

ちなみに、
6名の研究者、アーティストさんを調べている最中に、ロボットアーティストという職業で既に活躍している方達がいて、非常に気になったので、リンクのみ紹介しますね。

このようにですね、ロボットアーティストの
近藤那央さんという自分より一つ上の方が、
考えていることを既に先取りしておりました
( ̄▽ ̄;)
先越された感がハンパないのですが、
今後の彼女の活躍を応援していきたいです📣

そして、
最後にこちらは同じくロボットアーティストの
藤堂高行さんが開発した人型ロボットに眼力を
与える研究で生まれた「SEER」というロボットです。
今まで見てきたどのアンドロイドよりも
眼力の圧力が圧倒的で、より女性に近づけた「ロボリン」は本当に恋をしてしまいそうになりました(((;゚Д゚)))


【🌊第三幕: 憧れ!リベラルな生き方🌊】

1. サカナクション 山口一郎さん
2. さかなクン

全部、魚の人かーい(゚ω゚)
とツッコまれる選び方をしているようですが、
これは"偶然の産物"なのです😅
そして、
サイエンスアートの世界に一見、関わっていないように見えますが、これが意外なところで関わっていたりするんですね…

12人目: サカナクション 山口一郎さん

あなたは"サカナクション"というバンドを
一度、耳にしたことがあるでしょうか?
2005年に活動を開始し、小説、俳句や詩といった多くの文芸作品を内包させたような作詞と、ロックだけに囚われないダンスミュージックやJ-POPなど数々のジャンルの音楽性を合わせた表現がヒットし、
2年後の2007年にメジャーデビューを果たしたバンドですって…

これでは普通の解説になってしまう(泣)

もうサカナクションのバンドの解説は他のうまいサイトに任せた( ̄Д ̄)ノ

さて、
サカナクション自体の説明は他のサイトに任せて、自分がなぜ、サカナクションの山口一郎さんの生き方を尊敬しているのか話しましょう。 

それは主に三つです。

1. 多様なジャンルを混ぜるのがうまい
2. クリエイティブに対する深いこだわり
3. 自分のカラーを大事にしている

まず、
山口一郎さんはバンドにしろ何にしろ、
とにかく様々なジャンルを音楽の世界に巻き込むのが得意です。
先ほどの説明の通り、ロックにダンスミュージックをかけ合わせてみたりなど音楽性がジャンルに囚われないのはもちろんのこと、
宇宙開発のプロジェクトを応援する楽曲を作ったり、ファッションに手を出してパリコレの音楽を作るなど活動の幅も多彩です。
最近ではNFというグループを作り、
真鍋さんを始めとしたクリエーター同士の交流により、さらにパワーアップしております。
この多彩さが自分のサイエンスアートで多彩なジャンルをかき分けつつ、ロボットという軸は忘れないという姿勢にハマっていて好きです。

次に、
クリエイティブに対する深いこだわり
ということで、よく山口一郎さんが口にするのが「良い違和感」という言葉と、マジョリティ(多数派)の中のマイノリティ(少数派)という言葉なんですよね。
これは、普段は混ざり合わないような物が混ざって「何だこれは?」という心に刺さるけど、
何だか心地良い感覚を与えることを大事にするということ、そして、多くの人に受け入れられる領域と少ない人にしか受け入れられない領域の中間を行き、かつ自分が納得できているかという姿勢を貫くということなんです。
この姿勢は自分が創作活動をする上でも大事なコンパスだと思っており、その考え方がいつもシックリときています。

最後に、自分のカラーを大事にしているというのは他のアーティストになろうとせず、
常に自分から出てくる世界観を大事にしている
ということですね。
例えば、山口一郎さんが好きな釣りが音楽の様々な箇所に散りばめられていたり、
ネガティブな気分も嫌悪せずにしっかりと向き合って歌にしたりなど、
この"ありのままを表現している感じ"が本当に
良いですね。

以上なんですけど、
これらは山口一郎さんの生き方で尊敬している点で、星空、宇宙開発、サイエンスアート、夜、笑いのツボなどなど、好きな物はいくらでも被るんですけどね(笑)

☆聞いてみたいこと

孤独を乗り越えて孤高になる方法を知りたい

かなり自分は寂しがり屋な点があるので、
完全に一人になってしまうと鬱になってしまうんです。
かといって、他人と居続けると自由は奪われるし、クリエイティブな能力は落ちていくし、
しっかりと物事を考えられなくなってストレスがたまるので、アニメ「エヴァンゲリオン」でも言っていたことなのですが、
寄り添いたくても、近づきすぎると逆に相手を自分の針で傷つけてしまうヤマアラシのジレンマっていう感じです。

山口一郎さんは以前、月面探査レースプロジェクトの楽曲提供をするインタビューの中で、
一郎さんは孤独ではなく、孤高な存在なのだと
プロジェクトリーダーの袴田さんに、励まされたと言っていたように、
自分も孤高な存在になるために山口一郎さんからヒント、アドバイスをいただきたいです😌

最後に、山口一郎さんが出演した印象深いシーンを載せましょう。

こちらが先ほど話した月面探査レースのプロジェクトでリーダーの袴田さんと、山口一郎さんが対談しているシーンですね✨
バックで流れているのが山口一郎さんが楽曲提供した応援ソングとなっております!
(受験期に何百回も聞いた曲です)

そしてこちらがサイエンスアートの始祖、
レオナルド・ダ・ヴィンチについて、
山口一郎さんが魅力を熱く語っている記事です。
完璧主義と孤独を貫く姿勢が両者共に似ているということで意気投合しております(^_^)


13人目: さかなクン

最ぎょはなんとさかなクンでございます!

さかなクンは!!

いけねぇ…
あのさかなクンボイスが頭の中で響き渡ってしまったぜ_φ( ̄ー ̄ )

さかなクンは皆さんが知っていますように、
どこまでも純粋で、魚に限らず"好きな物"に対して一心不乱に努力することができる、
まるで、マンガに出てくる人物がそのまま現実に降り立ったような方でぎょざいます。
(戻った)

自分がさかなクンの人生で尊敬している点は
たくさんあるのですが、三つに厳選します。

1. しなやかな心を持っていること
2. 自分の"好き"を大事にしていること
3. 受け取った恩は必ず返すところ

これらのことは今まで話してきたこととは
一転して、人間として大事なことなのかもしれません。

さかなクンの真の凄い所は、
何気ない当たり前のことがきちんとできることではないでしょうか?

これは常識とかそういうことではなく、
人が幸せに生きていく上であたりまえのことが
きちんとできるという意味です。
このあたりまえのことを忘れてしまい、
ほとんど人が苦しんでいるのが今の現状ではないでしょうか。

何があっても、どんなに気分が沈んでも、
心は常に前向きに修正する"しなやかさ"を大事にし、自分の中から溢れ出す"好きという気持ち"を大切にし、"他人から受け取った恩はしっかりと貢献して返す"という幸せが循環するサイクルがきちんと、さかなクンには備わっているんですよ(´;ω;`)

だから、
さかなクンの育ち、周囲の環境が
本当に良かったんだなと思うと同時に、
人が成長する環境を整えることは本当に大事な
ことなのだということも痛感しました。


最後にさかなクンを選んで良かったです😌

☆聞いてみたいこと

さかなクンもサイエンスアート、やってみませんか?

もう質問じゃなくて、自分からの提案です(笑)

さかなクンの魚は写実的というよりも、
個性やユニークさが絵に反映されていると感じていて、そこが美術というよりアートって感じがするんですよね🤔

さらに、さかなクンは東京海洋大学で教鞭に
立っているわけですから、
お魚のサイエンス、理系の世界も味わっているはずです。

だからこそ、これらの要素をぶつけて
新しい作品や世界観が作れるのではないか?
と勝手に、さかなクンのサイエンスアート作品を妄想しております(笑)

最後に、さかなクンの人生がよくわかる本を
載せて終わりたいと思います🐟

さかなクンはどんなことがあろうと、
さかなクンであってください
🤲

【🌊第三幕: 憧れ!リベラルな生き方🌊】まとめ

いかがだったでしょうか…?

生き方の参考として、
さかなクンと山口一郎さんを挙げさせていただきました😌

実は、さかなクンと山口一郎さんは何回か
お会いしているんですね…!!

自分がこのツーショットを初めて目撃した時、
LINEのプロフィール画像にして、
3年間そのままにしていたのを覚えています(^_^)

ぜひとも、さかなクン、山口一郎さんと、
このサンシャイン水族館でお魚料理をつまみながら、人生や、海洋生物、サイエンスアートについてお話ししたいですね☺️


第二章: 自分のこれから考えるサイエンスアートについて

生きたいように伸び伸びと生きられる社会をスペキュレーション(思索)する。

第二章からは、第一章で出会った方々から
影響を受けて、自分がどういう未来をサイエンスアート作品に落とし込んでいきたいのか
書きたいと思います。

塚田さんも言っていたのですが、
サイエンスアートでこれから取り扱っていくのは人間のメンタルヘルスにあるという指摘で、
自分も非常に同感を得ていました。

かのウイルスで他者との間に壁ができてしまった今の社会は、自分一人で欠けた心を保つには
あまりにも過酷すぎると考えています。
いくらオンラインツールがあるからとはいえ、
既存のツールでは底が尽きると考えます。

そこで、
自分が新しく考えた案が、
"デジタルアイデンティティ"を利用したテクノロジーをサイエンスアート作品にするプロジェクトです!

名付けて、"どこでもI(アイ)"です!

そもそも、
デジタルアイデンティティというのは簡単に言うと、アイデンティティの創出を全てAIに任せてしまうという行為です!

今までアイデンティティの"自分が自分であるという認識"は過去、現在、未来のどれかの時間軸の自分を切り出して行われていました。

しかし、そういった過去、現在、未来の自分からアイデンティティを創出する今までのやり方は、自分一人でやるのは困難だったり、
他人のサポートを過度に必要としてしまう問題点があります。


そこで、
従来のアイデンティティの創出法を辞めて、
AIが自分が産まれてから今に至るまでのデータを全て記録し、これらのデータから自分のアイデンティティを創出できるようにすれば良いという考え方に転換することができるように、テクノロジーを利用することが思いつきました。

具体的な手法として、現在あるテクノロジーの
"マイクロチップ"と"Gateboxの技術"を連携させるというアイデアが使えると思います。

まず、マイクロチップというのは身体に埋め込むことができるスマートフォンみたいなもので、現状では車・家のスマートキーや、銀行のキャッシュカードなどが記録できるみたいです。

これを更に進化させて、脳や内臓などに貼り付けることができれば、
ストレス値や、何が好みなのかといった、
その人ならではの情報を記録することができると考えます。

このマイクロチップから得られた情報を、
次に紹介する装置と連携できるようにします。

はじめしゃちょーさんが紹介したり、ニュースで話題を呼んだ、容器の中でキャラクターを創出することができる商品のGateboxです!

こちらにマイクロチップで得たパーソナルデータをGateboxの中にいるキャラクターに送り、
主権者がそのキャラクターと対話することによって、自分のアイデンティティを認識することができるようになるというシステムを作るということですね。

これにより、
主権者はいつでも自分のアイデンティティを
認識することができるようになり、
自分を承認し続けることができれば、
やがて他者にも貢献をすることができるように
なり、そのサイクルを通して、
やがて、自分が生きたいように伸び伸びと生きる社会が作れるのではないかと思いました。

いかがだったでしょうか…?

まとめると、

この"どこでもI(アイ)"プロジェクトは、
自分が生きたいように生きる社会を作ることをスローガンに自分のメンタルヘルス問題マイクロチップとGateboxの連携技術により、アイデンティティを創出して自分を承認し、他者に貢献できるようにするというサイクルを回して解決するというコンセプトの作品です。

このコンセプトを基に、シナリオを作り、
映像作品にすることができれば、
新しい自分のサイエンスアート作品ができると思いますo(o|o)/

まだまだ問題点はありますが、
最後まで読んでいただきありがとうございました🌈


第三章: 大切なサークルとあのお方に感謝を込めて

最後の章では、ここまで記事を書くきっかけをくれた、"noteの大切なサークル"と"あのお方"に感謝の念を込めて文章を書きたいと思います。

まずは、こちらのMAMPというサークルに
感謝の念を送りたいと思います。
(※現在は活動停止となっております)

MAMPでは一人一人が本当に大切にされていた
サークルだと思います。

少数だからこそ、メンバーの一人一人が
互いにコミュニケーションを交わし合うことで
コロナ渦で失われていた他者との絆を呼び覚ますことができ、自分の大事にしていた物を思い出したり、オンリーワンな存在なのだということを認識したり、ネガティブに思っていたことを捉え直すきっかけを作るなど、
自分の成長を肌で感じることができました。

本当にメンバーの皆さん、ありがとうございました😭

そして、いよいよお待ちかね…

この中枢を担っていたのが"あのお方"でございます。

この方は正真正銘の天才で、今すぐ下のプロフィールにジャンプし、直近の4つの記事全てに目を通して、その天才ぶりを自らの目で確認していただきたい。

あなたが、自分らしく生きたい、自己嫌悪に陥りたくない、世界に絶望したくない、人生を幸せにしたい、世界を変えたい。

本気でそう思っているなら…

絶対にフォローをすべき人物です。

その名も、

御縁智也(みえにしともや)さんです。


さあ、御縁さんをフォローされたでしょうか?
まさか、スクロールしてこっから先を読もうとしていませんか(@_@)

ということで、御縁さんのフォロー、
また記事を読んでいただけたらこの章での最大の目的は果たせたのですが、

御縁さんに感謝の念を述べると共に、
紹介を通じながら、

本当の天才とは何か?

ということについて、最後に考えていきたいと思います。

◆ 御縁さんとは…?

✔︎ 自らの頭のみで心理学を作った人物
✔︎ 数々の鍛錬の末、潜在意識のアーカイブにアクセスすることができる特殊能力の持ち主
✔︎ 他人の心理メカニズムがほぼわかる
✔︎ 未だに解明されていない心理現象の解明や、
アドラー、ユング、フロイトといった偉人たちの間違いを発見することができる
✔︎ 日常のイライラ感からうつ病を対処できる自分で簡単にできるメソッドを開発済み

つまり、

正真正銘の天才

と呼ぶべきクリエーターさんです。

まだまだ話し足りないのですが、
いかに御縁さんがその天才ぶりを発揮できるのか?

それは究極の自己との対話、
自分の潜在意識の中に飛び込んで人間の心理についての情報を本当に得ることができるからなんです。

難しく言いすぎてしまったのですが、
御縁さんは自分でいかに物事を考えるかということを仙人のように遂行し続けた方で、
研究者ともアーティストとも言いづらい真実の探究家なのでございます…!!

こちらの記事でおっしゃっているように、
本を読みまくることよりも、
自分の頭で考えることの方が何倍も大切であることを御縁さんなりのアプローチで語り尽くしております。

ここまで御縁さんが神様のような語り口に
なってしまうくらい口走ってしまったのですが、御縁さんの開発したメソッドを何か一つ、やってみてください。

絶対にあなたの中で何か心理現象が起きるはずです。

ここまで来たら、御縁さんの本当の天才ぶりが
なんとなく伝わったかと思います。

◆ 本当の天才とは何なのか?

自分の強みがわかっている人

御縁さんに限らず、第一章で紹介した13名の方々皆さんに共通しているのが、
他人をアッと言わせるような何かを持っているということです。

この強みという物は適した環境でないと、
逆に弱みに変わる危険性も持っているので、
自分で"強み"をどう活かすかデザインすることが大切です。

天才とは、1%のひらめきと99%の努力である

かつてエジソンがこう言ったのは、1%のひらめきの大切さを訴えるために使ったと言われています。このひらめきがいわゆる"強み"とも言い変えることができると思います。その上で努力を重ねる。

こんな風に、強みの活かし方をしっかりと知っておけば、
相手を簡単にアッと言わせて「天才だ!」と
言わせることもできますし、
何よりも社会や世界のためにしっかりと役割を果たしているという実感を持つことができると思います。

こういったデザインの仕方についても、
御縁さんはかなり丁寧に解説しております。

ぜひとも御縁さんの記事を参考にしつつ、
自分なりの強みを見つけて天才になりましょう
g(o|o)q

最後に、
色々と自分の成長のために考えていただいた
御縁さんに感謝の念を述べます。

御縁さん、

本当にありがとうございました!!

そして、来年もよろしくお願いします…!!
いつでもnoteでお待ちしております( o|o)/~


最後に: 2020年のデアから君へ

ここまで第一章〜第三章まで読んでいただいた
"あなた"には本当に感謝しております😢

ここまでの2万5千文字が、自分が現時点で
出し切れるサイエンスアートの結晶と、
幸せになるためのヒントです。

本当に自分、2020年を生きてくれてありがとう…‼︎
そして、読者のあなたもありがとう…!!

2020年の先を生きる自分とあなたへ。

どうか幸せな人生が送れるように祈ってます

つまずいた時はいつでもここに戻っておいで。

2020年以降の年がサイエンスアートの力で
望ましい未来になっていることを願うばかりです。

それでは、さようなら🤲
またお会いしましょう…!!

最後にスプツニ子!さんの大事なメッセージ

発想が変われば世界も変わる!

忘れんなよ…

デアッ(( o|o)/~》》

画像3

令和2年 12月31日 2020年のデアより

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