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哲学ノート

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要約 弁証法の理論と歴史 三木清

要約 弁証法の理論と歴史 三木清

弁証法の理論と歴史 (三木清 全集19巻 岩波書店(1968))

この論文はパンフレットのような紹介論文。15ページの。
主に弁証法の歴史を哲学史を介して説明した物。

ゼノン、パルメニデス、ヘラクレイトスを介して、プラトン、アリストテレス等からヘーゲルを介してマルクスに至る道のりを言っている。

弁証法とは思考を段階的に思考を行い止揚していくもので、植物に例えると、芽が出て、葉をつける。苗とな

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最近の学び 哲学の勉強

最近の学び 哲学の勉強

最近の学びは哲学の論文を読み書きした事。

今しているのは九鬼周造の「人生観」、三木清の「哲学的人間学」の「3章 人間存在の状況性」について学ぶ。

両者は読み書きしている途中。 #最近の学び

九鬼の「人生観」

10ページのエッセイになる。人の人生と世界観は切っても切り離せないものであると言う文から始まり、世界観の話は突き詰めると、形而上学の話に行くと言う。形而上学は霊魂不滅、意志自由、神の3

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最近の学び 哲学の勉強 一部 続き

最近の学び 哲学の勉強 一部 続き

この文章の続き。

九鬼の「人生観」

10ページのエッセイになる。人の人生と世界観は切っても切り離せないものであると言う文から始まり、世界観の話は突き詰めると、形而上学の話に行くと言う。形而上学は霊魂不滅、意志自由、神の3つに分類されると言う。
それが今では、死、実存、共同的な世界内存在になると言う。(上記のページからの抜粋)

続き
形而上学の3つの定義を筆者は各々定義して書かれている。
霊魂

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人間 心-習慣(内/外)-体の図式

人間 心-習慣(内/外)-体の図式

2/17に、【開催済み】第3回 スケッチラボ異業種交流会 in BiBiBi&JURULi 2/17(金)19:00〜開催|Sketch Lab(スケッチラボ) | 未来を描ける場所。出会える、そして一歩踏み出せる|富山駅前CiC (city.toyama.toyama.jp) にて、2分内の中で発表した話。人間関係の前提になる人間の存在性についての話をした。イラストの図式を交えて。説明文は書き直

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種と個の関係 練習

種と個の関係 練習

種と個の関係。

個は種の中で生まれて、包括される。
その一方で、個は種に否定されるリスクを持っている。

この話は田辺元の「種の論理」による知識。

個は種に否定される。両者が対立関係にある。
個は肯定されてできる。ここでいう種は、種族、村の概念に近く共同社会を指す。個体はその中から生まれる存在。

個は種に否定されるリスクあるが、逆に個体の自己否定性による行動が種の社会性に働きかけを介して、個

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円環 うる覚えの話

円環 うる覚えの話

円は丸い。そして回る。

丸いので事物を入れると循環する。

循環する物事。時に執着になる。

執着から逃れるために、円環が円環を作り重なりを作る。

それが年輪になる。

円の上にaとbがあるとしよう。循環するので、aがbとなり、bがaとなる。回る。

aとbが回るのは、両者を対称化させているからである。

対称化。違うものを同じもののようにしているので、回っている。しかし同じものにしているので

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自己分析について

自己分析について

自己分析について

記述して行う。主にノートに書いていかないと、独り言が多くなる。
記述する作業によって、独り言をするのは停止する。

人によっては「狂っている」とも言われた。

それならば聞いてくれるのだろうか?
きっと、嫌になって、聞きたくないと言い、避ける人が幾人も出ると思う。
そういう人に限って初めは「悩んでいるなら相談して」と言ってくる。
私は頼って結果、その人に避けられることになる。

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共感性の分離 個別 個体

共感性の分離 個別 個体

共感性。共感性は共同体の中でのつながりと思われる。
人と人との間の中のやり取りで共有するものを見つけ出し、共感に行きつく。

しかし、人間同士で共感しあっても、相互のどちらかにて、共感を否定されると人は互いに意識の分離が起こり、各々個別になる。
共感して一体化したようなものが否定性にて、個体に戻る。

共感性という行為が肯定性ならば、分離して別れるのは、肯定即否定による分離というのだろう。共感性が

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愚痴 哲学

愚痴 哲学

tukareta  つかれた 疲れた

哲学、主に京都学派の哲学の勉強してて
図書館行って、文献のコピーしては、帰って
ノートに読み書きして、テーマごとにノートに書いていく。
一字一句。

やってみて、疲れるし、効率が悪い。
バカみたいに。

元々基礎を学ぶためにしたものだった。
それをして10年過ぎた。

主に三木清、田辺元、その他(西田、山内、務台)の論文をやって、計117程した。三木と田辺で

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関わりの弊害

関わりの弊害

交渉
#男 。女性に憧れるが、コミュニケーションで女性側の無関心さや拒絶により、壁ができる。男の側も壁を作りだしていく。

コミュニケーションして、関わるが話の合わなささににより男は疎外感を感じる。又は女性がそれに反応して何かを条件にしてマウントとってきて、上から見てくる。マウントだけで、サークルで何かの共同作業しても労われもしない。

それで、男は #風俗 で憂さを晴らす。憂さを晴らしても気

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承認についての考察

承認についての考察

露出狂

最近仕事が在宅になり人に会うことがなくなる。
時に無意識に承認欲が出てきて、ひどい時は露出狂になりそうにもなる。

承認欲求は日常で認められていれば出ない。
出るのは表現に対する欲求が強くて出る。
それが、物を作る事に出るが、詰まるとおかしい行動をする欲になる。

この情動が出るのは、人間関係での否定されて、意識高い系の人の高いレベルの壁に阻まれて、見下される心理が続くと起きる。

そし

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逆対応(?)

逆対応(?)

述語と主語

a<b 、a>b 片方が片方をいれてしまう。
例えば、a(b)  a⊃b

bはaのなかにはいる。aの中に吸収される。
bはaのなかで作用している。ときにaはaであることをbを吸収してることで矛盾した動きをする。
逆もしかり。

aは個性を尊重する。
bは受容され主張する。しかしaはbの個性に無関心。建前としる。

しかし、aの言う個性の尊重は、bに対してでなく、a自身の個性を尊重と

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みんな仲良く

みんな仲良く

「みんな仲良く」
大学時代にいたサークルの決まり事ででた話。
悪乗りしているのに「みんな仲良く」というのは素晴らしい。

悪乗りしあう人間関係でも、悪乗りは外に向けられたもので、その内部の関係は仲良くしたいのだろう。私はどこか違和感を覚えた。互いにけなしあってても、みんな仲良くというのだから。

「みんな仲良く」=平等。

みんな仲良く。この概念は仲の良さという平等性を担保するものと思う。
世の中

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あるよさこい踊り団体のテーマに対する考察 見解

あるよさこい踊り団体のテーマに対する考察 見解

「見る人も、踊る人も楽しく」
高知ほにやという有名な、よさこい踊団体の合言葉らしい。

見る人と踊る人の相互性によって成り立つが、両者が「楽しい」という共感性によって成っている。

しかしこれは、共感性を建前としてフィクションに等しい。

見る人-踊る人。その間柄のコアに「踊り」があり、媒介されて起こる現象にあり、包括される状態にある。もっと言うと、この図(見る人-踊り-踊る人)は両者の関係にある

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