マガジンのカバー画像

こはだセレクション

112
運営しているクリエイター

記事一覧

ブログのコンセプト

ブログのコンセプト

今更?の声が聞こえましたが😅、改めて当ブログのコンセプトを書いてみます。

まず、記事はすべてスマホで書いてます。

私はスマホライターなんです😅

入院中も消灯後に6000字のmixi日記を書いてました😂

スマホで長文書くのは平気なんです。

たまに人前で文字入力してると

速っ!

って言われて恥ずかしいです😅💦

感想は極力当日に書くようにしています。

コンサートの写真は撮りま

もっとみる
クラシック、私の10大事件簿

クラシック、私の10大事件簿

長年クラシックコンサートに通っているといろいろ事件がある。

ワイドショーネタにもなったサントリーホールでの聴衆乱闘事件の場にこそ居合わせなかったものの、私もそれなりの「事件」を目撃してきた。

今回はその中から10個、ご紹介したい。

1 コバケンの「わが祖国」で、聴衆が総立ち

2002年のチェコ・フィルとの来日公演で、十八番の「わが祖国」を指揮。

演奏後に恒例のスピーチがあり、サントリーホ

もっとみる
融通無碍の極致 井上道義/千葉県少年少女オーケストラの「運命」

融通無碍の極致 井上道義/千葉県少年少女オーケストラの「運命」

東京芸術劇場コンサートホールで、「千葉県誕生150周年記念 千葉県少年少女オーケストラ第28回定期演奏会」を聴いた。

ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「天体の音楽」  
J.S.バッハ<齋藤秀雄編曲>:シャコンヌ(無伴奏バイオリン・パルティータ第2番より) 
ベートーベン:交響曲第5番ハ短調「運命」 Op.67

【アンコール】
ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ「雷鳴と電光」

指揮:井上道義

もっとみる
マウリツィオ・ポリーニの思い出

マウリツィオ・ポリーニの思い出

最初に断っておきますが、内容浅いです😅

大して録音聴いてないのです。

それもこれもポリーニの録音に手を伸ばすまでが長かったせいもあるかも。

U先生のバイアスのせいとは言いますまい🫢(言ってるがな)

ポリーニは結局一度も生で聴けなかった。

学生向けに「若葉シート」という席を販売していた。
たしか3000円だったと思う。ステージ上の席だったかも。

内田光子とボストリッジの「美しき水車小

もっとみる
こはだの「2024年4月に聴くべきクラシックコンサート」

こはだの「2024年4月に聴くべきクラシックコンサート」

今日、九州交響楽団のコンサートに行って思ったんです。

小泉和裕の九響音楽監督退任コンサート、そんなもんクラオタなら行くしかないでしょ😅

N響の首席ティンパニの方もお見かけしました😅

業界人も来るっつーの。

でも、クラシック初心者の人は

何のコンサートに行ったらいいかわからない!

それで、「情熱大陸」で見たアーティストに行ってしまったりする。

いや、いいんですよ。藤田真央さんも出て

もっとみる
クラシック音楽版の「美味しんぼ」が見たい

クラシック音楽版の「美味しんぼ」が見たい

「美味しんぼ」の再放送がtvkで始まった。

私はこの「食をめぐる蘊蓄アニメ(漫画)」が大好きである。

といっても、最初のころのエピソードしか知らないのだが……😅

今日見た「士郎対父・雄山」は以前も見たことがある。

前半の話は、東西新聞が主催する美術展に絵を貸してもらおうとルノワールの作品を所有する京極氏を幹部たちが料亭でもてなすも、旬ではないものばかり出てきて京極氏はカンカンになって帰っ

もっとみる
過去最上のブルックナー体験 下野竜也/広島交響楽団の第8番

過去最上のブルックナー体験 下野竜也/広島交響楽団の第8番

すみだトリフォニーホールで、「下野竜也 音楽総監督ファイナル 広響創立60周年記念東京公演」を聴いた。

細川俊夫:セレモニー ― フルートとオーケストラのための
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)

指揮:下野竜也
フルート:上野由恵

ヴァントを超えた!

大袈裟な!って?😅

いえいえ、その理由をいまから説明します。
私の筆力で今日の感動を言語化できるか不安もありますが🥺

もっとみる
途中で帰りたくなった佐渡裕/新日本フィルのマーラー交響曲第4番「ブレス付き」

途中で帰りたくなった佐渡裕/新日本フィルのマーラー交響曲第4番「ブレス付き」

1月19日、サントリーホールで、新日本フィル定期を聴いた。

武満徹:系図ー若い人たちのための音楽詩ー
マーラー:交響曲第4番 ト長調

指揮:佐渡裕
朗読:白鳥玉季
アコーディオン:御喜美江
ソプラノ:石橋栄実

あのですね、ある意味こんなひどいコンサートはなかなか出会ったことがない😂

終始、佐渡裕のブレス音がうるさすぎ😓

最初、鼻息の音かと思ったけど、鼻息の音にしては大きすぎる。
口を

もっとみる
鑑賞マナーとは芸術に向き合う態度

鑑賞マナーとは芸術に向き合う態度

私は以前から何度となく鑑賞マナーについて触れてきました。

3つも書いてたんですね😅

マナーのことを口うるさく書くと、さぞかし他人に厳しい人なんだろうなと思われるかもしれませんが、「他人に配慮しろ!」というよりも「そんな態度で芸術を鑑賞するの?」という気持ちの方が大きいです。

クラシックコンサートにおける鑑賞マナーの基本は、

①音を出さない
②身体を動かさない

これだけです。簡単です。

もっとみる
【初心者向け】クラシックコンサートのチケットの買い方

【初心者向け】クラシックコンサートのチケットの買い方

以前、こんな記事を書きました。

「チケットはどこで買えばいいの?」というご質問をいただいたので、それについて書いてみます。

以前は「ぴあ」や「イープラス」といったプレイガイドで買うのが常でしたが、最近は主催元で買うことが多いです。

主催元というのは、会場のコンサートホールや、KAJIMOTOやジャパンアーツのような音楽事務所のことです。

試しに「ぶらあぼ」のサイトから、よさそうなコンサート

もっとみる
小澤征爾の思い出 (宇野功芳による伝説の「エロイカ」評付き)

小澤征爾の思い出 (宇野功芳による伝説の「エロイカ」評付き)

小澤征爾の思い出

小澤征爾が亡くなった。

最初に書いておくが、私は小澤征爾の熱心なファンではない。実演は3回接しているが、心の底から感動した体験はない。
だから、朝比奈隆や宇野功芳を追悼する言葉とは必然的に変わってくるだろうと思う。

私がクラシックを本格的に聴き始める前、知っている指揮者といえばカラヤン、小澤征爾、佐渡裕くらいだった(佐渡さんはメディアによく出て顔が売れていた)。

小澤征爾

もっとみる
ツッコミどころがありすぎ 相棒「詩集を売る女」

ツッコミどころがありすぎ 相棒「詩集を売る女」

最近「相棒」を見るのにハマってるが、「詩集を売る女」は先日感想を書いた「人生ゲーム」と同じ脚本家とは思えないほど、クオリティが低かった。

「人生ゲーム」の感想はこちら。

今回はツッコミどころが山ほど。

○詩のレベルが低すぎる。こんな中学生が日記で書いてるような詩を路上販売してるってイタい人でしかない。
ドラマで出てくる詩人の詩ってこういうのが多い。実際に中原中也賞受賞してる詩集とか参考にしな

もっとみる
やはりターナーは別格 テート美術館展

やはりターナーは別格 テート美術館展

国立新美術館の「テート美術館展 光 ターナー、印象派から現代へ」を見てきました。

国立新美術館は初めて行きました。

いまさら?と言われそう😅

外観はこんな感じです。

間近で見るとやや汚れて見えなくもない外壁でしたが、こういう無機質っぽいデザインがモダンとされるのが日本らしいですね😅

ターナーは好きな画家。2作目に書いた小説でターナーの絵がプリントされたTシャツを着た美大生を登場させた

もっとみる
マナー再考〜私のマナーはあなたのマナーではない

マナー再考〜私のマナーはあなたのマナーではない

先日の美術鑑賞の記事で、「『美術館内はボールペン使用禁止』と知らなかった」と書いた。

「え? そんなことも知らなかったの?」

と思った人もいるかもしれない。

理由を調べたらシャーペンは芯が折れて飛ぶ、ボールペンもインクが飛び散るなどが原因で絵画を破損させうるからだという。

今まで自宅などでボールペンを使ってインクが飛び散ったことはなく、まして絵のすぐそばで使うつもりもなかったのでその発想

もっとみる