リリィミンツ

Vocalist / リアルと幻想のすきま / 並行世界をいったりきたり / SSM…

リリィミンツ

Vocalist / リアルと幻想のすきま / 並行世界をいったりきたり / SSMP (victor entertainment 渋谷区発music project / 映画『散歩時間』主題歌 / https://aboutme.style/ssmp

記事一覧

街のカタチに雨が降る

それは突然 delete ボタンを押すように わたしもキミも いつかこの世界から消える いまいれたコーヒーが 最後のコーヒーかもしれないなんて 誰も考えもしない わたしの…

リリィミンツ
1か月前
6

青の追憶

名を馳せた 年上のムード系 女性歌手さんと プライベートで交流していたことがある きっかけはおしごとだったのだけど わたしの持ち物や なにげなくつくったものを いつ…

リリィミンツ
1か月前
9

選ぶ基準

なにかに迷ったら 後悔しないほう あるいは 創造的なほうを選ぶ 基準は ただただ それだけ 後悔しないほうを選ぶなんてあたりまえのようで 日常でも 大事な局面でも 勢…

リリィミンツ
1か月前
8

待つ時間の意味

携帯を持つのは遅かったのだけど、before携帯の待ち合わせでは、相手が大幅に遅刻してもなかなか立ち去れず、いまそこの角をまがってくるとこかも?って信じながら2時間く…

リリィミンツ
1か月前
9

生きてきた結晶

むりに外国風に寄せたり クセをあとづけして個性のフリしたりせずに 等身大の声で 感覚で うたいたい たとえ多くのひとに届かなくても わたしがここでうまれ 生きてき…

リリィミンツ
2か月前
11

ヒミツのたらこスパ 

たらこスパゲッティ🍝だいすき。 なのに、イタリアから帰国したらすっかりイタリアーナきどりで「たらこスパなんて邪道よー」なんて言ってたあの頃。 イタリアーナならそ…

リリィミンツ
2か月前
10

妄想の温度管理

妄想 は 創造の原液 空想 ともいうけれど 原液レベルでは 劇薬でもなんでも 並べてあるから あえて妄想 と呼ぶ 1滴 を 表現に   1滴 を 日々に つかっても …

リリィミンツ
3か月前
7

あしたは雪が降るって

ふと、うたう すぐに消えちゃう 雪が降るでしょう、っていわれるとソワソワするね

リリィミンツ
3か月前
6

眠れない夜 improvisation

public sound source accompaniment / feat. lily mints

リリィミンツ
3か月前
42

「不在」の視点

周囲から不意にもたらされる、「わたし なんでここに」という「不在」の瞬間。 そんな、他人に、場に、あわせることでうまれる退屈や疎外感は、タイムラインをじぶんに取…

リリィミンツ
3か月前
22

疎外感と妄想世界

化け物っていわれたことはないけど (陰ではどうかわかりません) すこしひとと違う行動をしたり センサーが多すぎたり じぶんの思考を大事におもってたから 疎外感はい…

リリィミンツ
3か月前
12

「わたし なんでここにいるんだろう?」

わたし なんでここにいるんだろう? とつぜん訪れる空虚な瞬間。 疎外感、周波数が合わず退屈、無益で発展性がない、なのにしばらくその状態にいなきゃいけない…そんなと…

リリィミンツ
4か月前
13

note番外編。
とってもすてきなネオさん用アウトフィットをいただいたので、記念に✧*。

リリィミンツ
4か月前
8

リアル より リアリティ 〜作詞〜

歌詞に書いたことはぜんぶ現実のこと? っておもわれがち。 たぶん他のアーティストもそうかな。リリースのたびに、ゴシップやプライベートと内容を関連付けられたりしてた…

リリィミンツ
4か月前
7

フィレンツェ ちょっと怖いハナシ

ヨーロッパの夜はなぜだかアクマ的な闇を感じる。 アメリカの夜はクライム的に怖い感覚はあるけど、ヨーロッパのそれは歴史が漆黒に発酵したかのような、底知れぬ怖さがあ…

リリィミンツ
5か月前
12

神と悪魔

あるがままに置いておくのは神 奪うために与えるのが悪魔 かもしれない。 リリィミンツ SSMP * ずっとウタうシゴトしています*

リリィミンツ
5か月前
3
街のカタチに雨が降る

街のカタチに雨が降る

それは突然
delete ボタンを押すように
わたしもキミも いつかこの世界から消える

いまいれたコーヒーが
最後のコーヒーかもしれないなんて
誰も考えもしない

わたしの立っていた場所にも
ある日 雨粒がおち 地面を濡らすときがくる

わたしという存在の
on offは たぶんその程度のもの
そう考えたら こころも軽くなる

いばり散らしてる アノひとも
いじわるな アノひとも
誰がエラい

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青の追憶

青の追憶

名を馳せた 年上のムード系 女性歌手さんと
プライベートで交流していたことがある

きっかけはおしごとだったのだけど
わたしの持ち物や なにげなくつくったものを
いつもきにいってくれて
もっと教えて わたしにもつくってと
音楽と関係ないことで親しくなった

さんざんテレビでみていた方だったから
ふたりでお茶をしてると 不思議なきもちになった

陽射しの柔らかなテラスで
わたしね って いろんな

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選ぶ基準

選ぶ基準

なにかに迷ったら 後悔しないほう
あるいは 創造的なほうを選ぶ

基準は ただただ それだけ
後悔しないほうを選ぶなんてあたりまえのようで
日常でも 大事な局面でも
勢いで きぶんで 
時にはいいくるめられてしまうシーンもあり
流されることはもちろんあった

学生時代に なんとなくともだちと遊び歩き 
いつもより遅く帰宅したとき
かわいがっていたうさぎがしんでいた

もしかしたらいつもの帰宅時間ま

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待つ時間の意味

待つ時間の意味

携帯を持つのは遅かったのだけど、before携帯の待ち合わせでは、相手が大幅に遅刻してもなかなか立ち去れず、いまそこの角をまがってくるとこかも?って信じながら2時間くらい待ってたりした。
ばかみたいに。

なんていうと恋人を待ってたんでしょ?っておもわれるかもだけど、ただのともだちとの待ち合わせ。
なんであんなに待っていたんだろう。相手を信じたいきもち、そしてわたしへの誠意をはかる時間だったのかも

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生きてきた結晶

生きてきた結晶

むりに外国風に寄せたり
クセをあとづけして個性のフリしたりせずに
等身大の声で 感覚で うたいたい

たとえ多くのひとに届かなくても
わたしがここでうまれ
生きてきた時間の結晶だから

どんなにがんばっても
誰かには 外国人にはなれない

かっこよくても すばらしく上手でも
永遠に 擬似で 
ぜったいに本家を越えらないことに
安住するのはむなしい

わたしが灰になったあとに
ニセの結晶まがい

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ヒミツのたらこスパ 

ヒミツのたらこスパ 

たらこスパゲッティ🍝だいすき。

なのに、イタリアから帰国したらすっかりイタリアーナきどりで「たらこスパなんて邪道よー」なんて言ってたあの頃。

イタリアーナならそこはボッタルガだけど、日本ではまぐろのカラスミはそう都合よくは手に入らないし、お財布があっというまにスズシーナに。

凝ったパスタはちょっと横におき、ペペロンチーニ + α で、ささっとからめる程度の、かつイタリアっぽい日常パスタを模

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妄想の温度管理

妄想の温度管理

妄想 は 創造の原液

空想 ともいうけれど
原液レベルでは 劇薬でもなんでも
並べてあるから
あえて妄想 と呼ぶ

1滴 を 表現に  
1滴 を 日々に

つかっても つかっても
そのうちまた満ちる

でも 管理をまちがえると
ときに 手のつけられない猛毒に
あるいは あっというまに分解され
ただの淀んだ液体になってしまったり

妄想は その存在を深く理解し
向き合って

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あしたは雪が降るって

ふと、うたう すぐに消えちゃう
雪が降るでしょう、っていわれるとソワソワするね

「不在」の視点

「不在」の視点

周囲から不意にもたらされる、「わたし なんでここに」という「不在」の瞬間。

そんな、他人に、場に、あわせることでうまれる退屈や疎外感は、タイムラインをじぶんに取り戻せば小さくなってゆく。
ただ、その場からどう消えようかをホクホク考えるだけ。

こっそり消えるならバッグとコートをさりげなくあそこに置いておこうかなとか、映画のシーンのように思いをめぐらせていると、疎外感からミッションにきもちが切り替

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疎外感と妄想世界

疎外感と妄想世界

化け物っていわれたことはないけど
(陰ではどうかわかりません)

すこしひとと違う行動をしたり
センサーが多すぎたり
じぶんの思考を大事におもってたから
疎外感はいつも経験してた

その分 映画や本の世界に浸り
妄想世界の密度はMaxに

妄想は創造的でたのしい遊び場
ポータブルなワンダーランド
いっけん内にひきこもっているようで
外の活動や表現とも密接につながってる

映画も本も クオリティ

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「わたし なんでここにいるんだろう?」

「わたし なんでここにいるんだろう?」

わたし なんでここにいるんだろう?

とつぜん訪れる空虚な瞬間。
疎外感、周波数が合わず退屈、無益で発展性がない、なのにしばらくその状態にいなきゃいけない…そんなとき、ディメンター༄ のようにそれはゆらーり冷え冷えと現れる。
いちばん強力な召喚トリガーは「尊重がない」ときづいたとき。

たたかうとか立ち去るとか、即反応できるようなわかりやすい悪意とは違い、配慮や尊重のなさが水面下から漂うような場

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note番外編。
とってもすてきなネオさん用アウトフィットをいただいたので、記念に✧*。

リアル より リアリティ   〜作詞〜

リアル より リアリティ 〜作詞〜

歌詞に書いたことはぜんぶ現実のこと? っておもわれがち。

たぶん他のアーティストもそうかな。リリースのたびに、ゴシップやプライベートと内容を関連付けられたりしてたいへんだなぁっておもったりする。
起こったことしか書かない書けない、というひともいるけれど。

わたしの場合は、起きたことだけを綴ると逆にうそっぽくなったりして、うまくいかない。じぶんにしかみえてない糸を、みんなにみえてると錯覚して書き

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 フィレンツェ ちょっと怖いハナシ

フィレンツェ ちょっと怖いハナシ

ヨーロッパの夜はなぜだかアクマ的な闇を感じる。
アメリカの夜はクライム的に怖い感覚はあるけど、ヨーロッパのそれは歴史が漆黒に発酵したかのような、底知れぬ怖さがある。
もちろん根拠があるわけじゃなく、個人の感想だけど。

イタリア滞在では昼間であっても歴史ある建物の片隅にゾッとする気配を感じたりする。でもその闇のベースがあってこその美しいこともたくさんあり、そのコントラストに惹かれるんだろうなとおも

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神と悪魔

神と悪魔

あるがままに置いておくのは神
奪うために与えるのが悪魔

かもしれない。

リリィミンツ
SSMP
* ずっとウタうシゴトしています*