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ニュースからの学び その7.1 日本の現状理解 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 社会人になって久しい我が子に

·日本の国をどうこうするということをあまり意識していない
·強いて言えばむしろ地球人であることを意識して居る

と言われ目からウロコでした。
 しかもそう考えれば国家間の戦争ゆ民族紛争は意味がなくなるからと言われ脱帽。

 学生時代はそう思っていましたが、民間企業のサラリーマンとしての人生、特に海外畑だと輸出入取引で為替を意識せざるを得ず、また出入国管理の手続き等でも国という概念を意識せざるを得ずそれが染み付いてしまっていました。

 以下は、それに逆行するのですが…
日本の現状理解として整理して置きたく…
基本理解なので端的にまとめました。

 日々のニュースからの情報から今の日本という国を考えると以下の特徴や課題が見えて来ます。

世界最大の対外純資産を持つ国という前提で


·米国に次ぐ世界第2位の債務を抱える国、
·コロナ禍で国民の生活を可能な範囲で守りきっているので、その債務は今も膨れ上がっている国、
しかも
·高齢化が進み労働力人口不足が著しい国に、

そしてそのソリューションとして
·管理されたインフレーションを起こして国民全体で債務を担う

というプロセスに入っているのだと思って居ます。

就業状態の動向 1 労働力人口 - 総務省統計局

https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/ft/pdf/index.pdf

もう少し具体的に言うと
·賃上げを誘導して収入を増やす
·管理下で物価を上げその原資とする
·為替も円安に誘導して輸出やインバウンドの伸びをその原資とする

その結果として
·相対的に債務の価値を下げて実質的な返済を進める、
·今の税制のまま収入の額面が増えることで、企業や個人が見かけ上高収入のランクにシフトして実質的な増税効果を得て返済を進める、
というシナリオに沿って動いていると理解しています。ある意味でスマートで、高度経済成長期を成功モデルとして現代的にアレンジした感じだと見えます。

日本もなかなかやりますね。

つづく

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