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お金について考える 雑感 その3 お金というパラメータを超えるもの 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

〜お金について考える時、それを超えるものについて意識して考察したい


経緯
 その1では、父が持って帰ってきた造幣局が作った貨幣の歴史に関する本がキッカケで、変動相場制、ニクソン・ショック(ドル・ショック)などをリアルタイムで経験しつつup to為替相場まで、これらの激しい変化も全てお金が仮想化されているからしなやかに吸収できているんだなぁと理解。そんな知識整理が人生の早い段階で整い始めたという経緯で、お金について考える時には仮想化ということを何時も意識する様になっているというお話でした。

 その2は、経済という切り口でのお金 への理解。仮想化されたお金というパラメータが日常生活から世界経済まで等しく機能しているという理解のお話でした。

 そもそも経済とは市場が生産活動を調整するシステムこことで、古典ギリシア語の οικονομία(家政術)に由来するので日常生活からというのは当たり前過ぎなのですが、それこそ意識しなくなっていることでした。 

 その3は、お金について考え抜いたから基幹産業での人生を選び、その考え抜いた結果を確実に実践できたサラリーマン人生だったというお話でした。

 その4は、国という概念や民族という概念が厄介で、自国通貨も国という概念から出てきていて、国内的には各人の能力に応じて納税という形で社会貢献に使われることが最大の機能の1つだと理解して居るというお話でした。

 その5は、物理屋的な視点では、
お金について考える=為替について考える
ということというお話でした。

 その6は、物理屋からは、お金について考えと、世界経済が投機に委ねられているのは大きな課題だと見えているというお話でした。

 その7は、お金から平和へというEUの挑戦のお話でした。
本邦でも徳川家康が貨幣制度を統一し天下統一を固定化しました。統一通貨ユーロ導入も、経済を切り口に国というややこしい戦争の種をEUとなることで少しずつ潰すことに成功している人類にとってある意味でお手本かと。

 その8は、その7の裏側としてのユーロの課題のお話。経済的(お金)に弱かったギリシャ等の南欧諸国への配慮の必要性が顕在化。日本の北海道や沖縄の問題と同じで、今はより強い統合による政策の仕組み作りに苦しんでいるもののこのまま統合が深化すれば何れ解消するというレベル。なので今後に期待というお話でした。

 その9は、連邦たる米国のケースでも一旦統一通貨を作るも内戦たる南北戦争であるがそれが崩れ、結局北軍の通貨に収斂して統一通貨として今に至るという経緯が有り、EUの挑戦同様にお金の役割を深く考えさせられる歴史が見て取れるというお話でした。

 その10は、中国も実は超多民族国家でそもそも国としての統一すら不安定な状況だけど耐えているというお話でした。
 知日である習近平さんが、高度な舵取りをして国際的に認められる大国として何とか御すことができていて、勿論統一通貨も死守して平和の固定化を何とか進めている状況。
 ということで本邦、EU、米国、中国に見る統一通貨が平和の固定化の一助となるという類似性の俯瞰が完了しました。

 その11は、上述の網羅的な理解を基に至近のロシアのウクライナ侵攻を考察。ロシアは単一国家としてルーブル通貨圏の維持·拡大することで、旧ソビエト連邦地域の金融・財政政策の一元的管理を狙っていると考えられるというお話でした。そこにはロシアなりの

統一通貨=平和の固定化

が有り、やはりその切り口でお金を考えるというのは有効だということが分かりました。

 その12は、仮想通貨の黎明期から基本の貨幣制度の枠組みを超えることで、国という概念から解き放たれた世界共通の通貨として発展させて、古典的な法定通貨を超越した存在として普及することで、世界平和を目指すという考え方が有ったというお話でした。至近のセキュアなITプラットフォームに暗号資産(統一通貨の究極の姿の1つかと)は綺麗に乗っかって所期の目的を果たすべく普及が進んで、統一通貨=平和の固定化を具現化しているというということでした。

 雑感その1は高橋是清さんのお話でした。執行者として秀逸。でも(だからこそかも)酒好き(大いに同意)で有名な方。昭和恐慌時に片面印刷の札を大量に用意し取付騒ぎを緩和したり、勉強家で相場の勉強家をリアルにして大損したりとその素敵な姿の片鱗をご紹介しました。

 雑感その2は両刃のお話でした。
 実世界のアナロジーとして本格的ナイフの肥後守(ひごのかみ)を正に真剣勝負で小学一年生から使いこなし、

お金についても同時に学ぶ、勿論投資も含めて。米国の方が創始者のとある学校周到なプログラム、

お金について考えさせる
肥後の守の使い方を身に着けさせる

お金の正に真剣勝負のご紹介でした。

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 雑感その3は「お金というパラメータを超えるもの」というお話です。

 網羅性という意味で外せない話題なので、課題として明示する目的で一編起こします。一票より1円というところから始まったサラリーマン人生の座右の銘に近い視点。

多くの方々に結構強く意識して頂ければと思う事なので…


老婆心?
お節介?
余計なお世話?

 とは言え結論から言うと、色々有るけどまだまとまりがつかないというのが60余年人間をしてきての結論です。 

 (結論無いのに一編起こすかと迷った末の本編です。迷いをそのままに展開しますね…。これもまた一興。

 事前調査としての日本銀行金融研究所の資料は、その先の施設のコンテンツを含めて目を通しました。結構目からウロコ。

また、世界を見渡すと長い歴史が有り、その他の文明に比べると私の認識に近い欧州が、ある意味でお手本という…これまた雑駁な、運と勘としつこさの人生ならではの勘…そんなバイアスも有りつつ…)

 健康·命、幸せ、心、社会貢献、
 企業人としては社会貢献、地球環境

最もファンダメンタルな所では、欧州の方々の生き方やお金を超えて暮らす穏やかな日常の豊かさなのかも…

あっ、その視点では北欧の人々の生き方も
あっ、北欧と一括りにできなくて、やんちゃなスウェーデンとドMのフィンランド、イン・ビトゥイーンのスウェーデンと言葉が過ぎましたが、でも各国の違いを現地で味わったし…
(予告通りまとまらなく、しかもあらっ削りですいません…)

 パラメータとしてという縛りだと

 GNH

てのもの有効なのですが、今一つ普及していないかなぁ

外務省: ブータン~国民総幸福量(GNH)を尊重する国

https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol79/index.html

 他にもキーワードは沢山有りますよねぇ。

一方でパラメータとしての重要度として、一言で表現するのに最大の近似解は…

 衣食足りて礼節を知る

でしょうか。まぁ衣食住、否衣食住スマホ?足りてないと…
詰まりお金が足りてやっとその先に行けるという感覚。

 礼節

と象徴的な一言に包含される深み…

 勿論

お金について考え抜いた末に

美田を残さず
受け継いで行くものは遺伝子と知

という切り口のソリューションは完璧にやって退けていますが…

何かモヤモヤが…。思いっきり

お金について考える

と大上段から来られるとマジで竦(すく)みます。身近な方が

(賢い扱いでの)お金で殆のことが片付く

と言われたことも忘れられない切り口です。

まとまりのないというのも1つの解ということで、何とも締まらない最終編となってしまいました。

As is (ありのまま…)

というのもアリということでご容赦下さいませ。

おしまい… m(_ _)m










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