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美貌

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美貌じゃなくて備忘だよ。 気になった記事を残しておくよ。
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退職勧奨☞解雇☞ 弁護士介入☞勝利的和解。オマケ回①

退職勧奨☞解雇☞ 弁護士介入☞勝利的和解。オマケ回①

不当解雇の件は勝利的和解を収めましたので、今回から「オマケ回」をお送りします。

私が弁護士と契約した頃、Twitterでこんな呟きを見つけました。

「一般人は、いくら不当な事をされても、訴訟は避けたがるものです。
だから、大半が泣き寝入りです。
しかし、一度訴訟経験があると、心理的ハードルは下がるし、やり方も勉強になります。
(自分は)パワハラ不当解雇で訴訟して和解金取ったけど、そういう経験が

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『世界の世話やき』

『世界の世話やき』

わが国日本には、儒教、仏教、道教、禅、神道という5つもの世界級の思想哲学が、8世紀余りの長期に渡って蓄積され続けて来ました。

この5つの思想哲学の調和を計るだけでも困難と思われますが、見事に調和させ、各々独自の主張を発揮させながら、全体でも日本の伝統精神哲学として、高度な思想的レベルから、民衆の通俗的信仰のレベルまでをも維持しつつ現存させているのです。

これらを駆使して地球上を「絶対平和の地」

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インバウンド実務録Vol.8:観光のストーリーとは何か?

インバウンド実務録Vol.8:観光のストーリーとは何か?

こんにちは、DeepJapanの木立(きだち)です。
日本を元気にするために、インバウンドや観光DXの支援をしています。

去年の秋は三重県に集中的に出張させてもらい、主に中南部ですが多くの人と会う事ができました。

さて三重県って皆さんどんなイメージでしょうか?

伊勢神宮、赤福、松阪牛、牡蠣と鮑と伊勢海老が美味しそう、熊野古道、伊賀忍者、なばなの里、真珠養殖etc

色々あるのですが、なかなか

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ビジョン|私がコロナ禍の旅館を継いだ理由

ビジョン|私がコロナ禍の旅館を継いだ理由

はじめに「扇芳閣」公式Noteへご訪問いただき、誠にありがとうございます。

5代目・経営者の谷口優太です。今回は「扇芳閣」の「Vision|ビジョン」について綴っています。4~5分程度で読める記事です。お付き合いいただけますと幸いです。

旅館「扇芳閣」のビジョン 
私たちは「世界中の子育て家族から愛される上質な旅館になる」を会社のビジョンとして掲げています。ここでは、このビジョンに至るまでの大

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カンパニー|旅館「扇芳閣」の成り立ち①

カンパニー|旅館「扇芳閣」の成り立ち①

はじめに
こんにちは!「扇芳閣」公式Noteへご訪問いただき、誠にありがとうございます。五代目・経営者の谷口優太です。

今回は「扇芳閣」の「成り立ち(パート1)」について綴っています。

「風を待つ”泊り場”」として栄えた「鳥羽(とば)」

鳥羽城を中心に堀が町中をめぐり、多くの交易船を迎えていた鳥羽の町
(絵図集「極秘諸国城図」より)

豊かな自然環境と雄大な海の恩恵を受けて輝いてきたまち、鳥

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SDGs×日本 - 日本のSDGs取り組みの課題-

SDGs×日本 - 日本のSDGs取り組みの課題-

国別のSDGs達成度合いを図る指標として、SDSNなどが発行する「Sustainable Development Report」がありますが、こちらの最新版となる2020年版は昨年6/30に発行されました。

日本はSDGs達成度で17位という結果で、2019年比でポイントは0.2上昇しましたが、順位は15位からランクダウンする結果でした。

項目別にみると目標5(ジェンダー平等を実現しよう)、1

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シティ・フットボール・グループ(CFG)で活躍する日本人。(3/3) 西脇さんが考えるスポーツのパートナーシップのあるべき姿とは?

シティ・フットボール・グループ(CFG)で活躍する日本人。(3/3) 西脇さんが考えるスポーツのパートナーシップのあるべき姿とは?

シティ・フットボール・グループ(CFG)の日本法人で、パートナーシップ部門セールスマネージャーを務める西脇智洋さん。スポーツ界で様々なキャリアチェンジを行いながら、グローバルなスポーツビジネスの最先端でご活躍されています。西脇さんのインタビューを全3回に分けてお送りします。
最終回となる第3回目は、パートナーシップビジネスの本質、日本におけるパートナーシップビジネスの課題について迫ります。パートナ

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鶏ムネ肉でスパイシーフリッター

鶏ムネ肉でスパイシーフリッター

きょうは、鶏ムネ肉をやわらかく揚げる、主菜にしてアテにもなる、満足感の大きい一品を作ります。
揚げるといっても、揚げ焼きにして油の使用量は少な目にして、
スプーンを使うと作りやすいです。

この料理では、今はやっているブライン液でのマリネをします。
わたしは料理通信の記事で知り、自分の分量にしました。
ちょうど、仕事で少し使ったけれど、好みでなくてキープしっぱなしだった上白糖を消費したいと思ってい

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「人口減少」を活かす逆転の発想を
-公立鳥取環境大学地域イノベーション研究センター長 吉永 郁生教授-

「人口減少」を活かす逆転の発想を -公立鳥取環境大学地域イノベーション研究センター長 吉永 郁生教授-

公立鳥取環境大学は、鳥取県東部の鳥取市にある、日本でも珍しい「環境」を冠した公立大学。

環境学部と経営学部の2つの学部を有しているほか、鳥取固有の豊かな生活環境に寄与することを目的とした「地域イノベーション研究センター」が設置されています。

今回は、公立鳥取環境大学の地域イノベーション研究センタ一長·吉永教授に、関係人口をテーマにお話を伺うことが実現。

人口減少とは何か、地域づくりに必要なも

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不機嫌がなぜいけないか。「ピカソは本当に偉いのか?」に書いてあった

不機嫌がなぜいけないか。「ピカソは本当に偉いのか?」に書いてあった

「ピカソは本当に偉いのか?」(西岡文彦)を上司に勧められて読みました。ピカソのヘンな絵が高く評価されるに至った時代背景、本人の特質など、素人の私にも面白く読めました。

本書の前半に、ピカソの人心掌握術がただごとではなく、画商も恋人もコロリと言いなりになってしまう様子が紹介されています。そこで著者の西岡さんは、不機嫌はなぜいけないのか、明快な洞察を示しています。

不機嫌はよくない。職場や家庭など

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不機嫌のお相手、一筋縄ではいかない

不機嫌のお相手、一筋縄ではいかない

「不機嫌がなぜいけないか。『ピカソは本当に偉いのか?』に書いてあった」の記事に、たくさん感想をいただきました。ツイッター、はてブ、facebookのコメント、ありがとうございます。周りの不機嫌に悩まされるひと、自分の不機嫌にはっとするひと、たくさんいらっしゃいました。ゲーテの言葉も教えていただきました。「人間の最大の罪は不機嫌である。」と。

先の記事の最後に「未成熟な人格に自分が支配されるのは嫌

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『インターネット的』と『ALLIANCE アライアンス―人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用』

『インターネット的』と『ALLIANCE アライアンス―人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用』

2015年に『ALLIANCE アライアンス―――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用』の監訳をしました。

出版から2年たった今、この本の意味がますます高まっているのではないか、と知人が読書会を企画してくれました。読書会では、冒頭に少し話をしました。そこでお伝えしたのは、私がこの本を通じて感じたことや、日本の読者と共有したいことは、「監訳者による『少し長めの』まえがき」に書けた、ということ。そして

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リーダーの行動は練習から(「0秒で動け」) | きのう、なに読んだ?

リーダーの行動は練習から(「0秒で動け」) | きのう、なに読んだ?

中竹竜二さん(日本ラグビーフットボール協会コーチングディレクター)と「ティール・ジャーニー・キャンパス」というイベントで一緒に登壇させて頂いた。そこで印象に残った中竹さんのことばに

「しっかりした会社は、『練習』と『試合』の区別がしっかりついている」

というものがある。スポーツとビジネスは違うと言うけれど、結構似てますよ、とスカッとおっしゃっていた。

伊藤羊一さんの「0秒で動け」は、1年以上

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「最軽量のマネジメント」は、お花畑のユートピアじゃないのよ | きのう、なに読んだ?

「最軽量のマネジメント」は、お花畑のユートピアじゃないのよ | きのう、なに読んだ?

『最軽量のマネジメント』を読んだ。著者は、サイボウズ副社長の山田理さん。サイボウズはグループウェアを開発・提供する会社で、2019年「Asia's Best Workplacesベストカンパニー」に選出された。その組織や制度を作ってきたのが、山田さんだ。

山田さんとはこれまで何度かおしゃべりする機会を頂いてきた。例えばこちら。

他にも「長時間労働の原因は、日本独特の「助け合いの職場文化」にある

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