YuukiHonda

2011年まで大阪でお笑いやっていました。今はポルノ雑誌編集の仕事をしながら、趣味で小…

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2011年まで大阪でお笑いやっていました。今はポルノ雑誌編集の仕事をしながら、趣味で小説書いたりゲームを作ったりしています。よろしくお願いします。 http://minougun.hatenablog.com

記事一覧

「餃子の王将 御影店」と「名探偵コナン 国鉄の魚影」の共通点について

「日本一美味しい王将」ともっぱらの評判の御影店に今日初めて行ってきた。 ⁡ ⁡ 食べログのレビューや𝕏のポストによると、平日の午後2時〜4時以外はほぼ行列を成して席…

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12日前
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松本人志性加害疑惑についてのまとめ(擁護派もアンチも極端な人が多すぎる)

松ちゃんの件で、擁護派もアンチも未だに要領をつかめないアホが多いので要点をまとめてあげると、 ・司法は「疑わしきは罰せず」か大原則なので、松ちゃんが文春に裁判に…

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1か月前

個人的な松ちゃんに対する幻滅ポイントまとめ

※以下は、あくまで個人の感想です。 今まで、松ちゃんに対して幻滅した事は何度かあった。 ・元々のロリコン性癖 ・『大日本人』ラストの、セオリー無視の二重ボケ ・そ…

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1か月前
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R-1グランプリ 2024 全組レビュー

現在、TVerで配信中のR-1グランプリ 2024について全組レビューしていきます。 【前編】 | TVer 【中編】 | TVer 【後編】 | TVer 1st STAGE 1.真輝志 オーソドック…

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1か月前
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M-1 2023について

今年のM-1の個人的採点と一言コメント。 ・令和ロマン 設定がベタだし日体大の下りもくどい。 あと、「裏門と正門の展開が普通過ぎて面白くない」という下りが本当に面白…

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4か月前
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キングオブコント2023のネタを全組レビュー

現在、Tverで全編視聴できるキングオブコント2023に出場していた全組のネタをレビューしていきます。 1stステージ前半 | TVer 1stステージ後半 | TVer ファイナルス…

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6か月前
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女芸人No.1決定戦 THE W 2022のネタを今さら全組レビューしてみた

今どき、「女芸人No.1決定戦」とかいう時代錯誤も甚だしい、性別を逆にして「男芸人No.1決定戦」といった賞レースを開催したら色んなフェミニスト達が大発狂してクレームを…

YuukiHonda
7か月前
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今から目指すなら、芸人か?YouTuberか?

いま、この動画を再生しながら記事を書いているけど、基本的にタイトルを読んだだけで思った事を今から書き殴ります。 【ひろゆきvsわっきゃい】今から目指すならYouTuber…

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7か月前
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VIVANTと、このドラマを大絶賛するM-1準決勝審査員の放送作家について

この、VIVANTというドラマは、放映当時僕のオカンが大ハマりして、自分も勧められたので観てみたけど、あまりに脚本が雑過ぎてけっきょく一話目で視聴を断念した。⁡⁡ 現…

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7か月前
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9/23放送回のENGEIグランドスラムの感想

前置き お笑いディスり家のムラコスさんが、どうもリアルの生活が多忙な為、主に賞レース以外のお笑いネタのディスりは活動休止されるみたいなので、9/23放送のENGEIグラ…

YuukiHonda
7か月前

「お笑いディスり家のムラコス」さんの動画がバズる方法を真剣に考えてみた

昨夜、「お笑いディスり家ムラコス」さんのYouTubeの生配信を観ながら考えた事をまとめてみる。 ムラコスさんは、個人的にいま一番面白いと思うYouTuberだけど、松ちゃん…

YuukiHonda
8か月前
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哲学と四コマ漫画の面白さについて

ここ数日間に渡って、角川ドワンゴの経営者兼大金持ちの川上さんと僕は日をまたいでとある議論をしている。⁡ ⁡⁡ ⁡その内容は、哲学者・批評家の⁡東浩紀が書いた『動物…

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8か月前
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「面白さは人それぞれ」について

結論から言えば、「何を面白いと"感じる"か」が人それぞれ好みの問題であって、面白さの原理は共通していて、それが人によって異なる訳では無い。 「面白さの原理」につい…

YuukiHonda
8か月前
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怪談イベントに初めて行ってきたレポ(5/20 「情緒不安定」)

はじめに 先週の5月20日土曜日に、大阪弁天町で行われた「情緒不安定」という怪談イベントに行ってきた。 出演者の一人である、「怪奇少年団」の富田安洋くん(仮名)と…

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11か月前
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人文系インテリの作り方

・実務には全く役立たない教養知識をなるべく多く暗記する。(社会学のような、差別的かつ非論理的でポエマーな学問がベスト)⁡ ⁡ ・ご立派な肩書きで権威を身に纏う。(旧…

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1年前
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若手芸人のテレビ番組出演が割に合わなさ過ぎる理由

⁡昔からずっと思っている事だけど、いま一度まとめてみる。⁡ ⁡⁡ ⁡まず、2023年現在、テレビ局が未だにクソ高いギャラを払ってまでさんまやダウンタウンのような大御所…

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1年前
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「餃子の王将 御影店」と「名探偵コナン 国鉄の魚影」の共通点について

「餃子の王将 御影店」と「名探偵コナン 国鉄の魚影」の共通点について

「日本一美味しい王将」ともっぱらの評判の御影店に今日初めて行ってきた。


食べログのレビューや𝕏のポストによると、平日の午後2時〜4時以外はほぼ行列を成して席に着くまで30分待ちとかザラらしいので、2時半過ぎくらいに出向いたら普通に空いててすんなり入れたので良かった。

で、他の王将との違いが特に一番分かりやすいらしい天津飯を食べたけど、あんかけの味付けや玉子の焼き加減が全然違ってめちゃく

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松本人志性加害疑惑についてのまとめ(擁護派もアンチも極端な人が多すぎる)

松ちゃんの件で、擁護派もアンチも未だに要領をつかめないアホが多いので要点をまとめてあげると、

・司法は「疑わしきは罰せず」か大原則なので、松ちゃんが文春に裁判に勝とうが別に性加害疑惑は晴れない
・性的同意の有無なんてよっぽど客観的な証拠が無い限り赤の他人からは判断出来ないので、世間の多くの人にとってそこはぶっちゃけどうでも良い
・中年になり結婚してからも、ずっと相変わらず後輩から上納された複数の

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個人的な松ちゃんに対する幻滅ポイントまとめ

※以下は、あくまで個人の感想です。

今まで、松ちゃんに対して幻滅した事は何度かあった。

・元々のロリコン性癖
・『大日本人』ラストの、セオリー無視の二重ボケ
・それを松ちゃん本人に直接指摘した清水Pをラジオでボロクソに貶して公開で晒した
・それ以降、松ちゃんのテレビコントもお笑いのセオリー度外視のものが多くなり、賞レースの審査も出場者のルール違反のネタにも高評価とか、笑いの審美眼の軸がブレてき

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R-1グランプリ 2024 全組レビュー

R-1グランプリ 2024 全組レビュー

現在、TVerで配信中のR-1グランプリ 2024について全組レビューしていきます。

【前編】 | TVer
【中編】 | TVer
【後編】 | TVer

1st STAGE

1.真輝志

オーソドックスな構成で、普通に観たら安心して笑えるし、その意味でトップバッターとして最適なネタだけど、如何せん賞レースだと無難な印象で高得点は付けにくい。

70点。このネタの点数が今後の基準点。

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M-1 2023について

M-1 2023について

今年のM-1の個人的採点と一言コメント。

・令和ロマン

設定がベタだし日体大の下りもくどい。
あと、「裏門と正門の展開が普通過ぎて面白くない」という下りが本当に面白くない。
82点。

・シシガシラ 

このコンビもハゲネタがくどいけど、フェミの難癖コンプラいじりとしては面白かった。
でも「こんなネタをテレビでするか?」っていう、単にそれだけのネタ。
80点。

・さや香 

「ライト兄弟」、

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キングオブコント2023のネタを全組レビュー

キングオブコント2023のネタを全組レビュー

現在、Tverで全編視聴できるキングオブコント2023に出場していた全組のネタをレビューしていきます。

1stステージ前半 | TVer
1stステージ後半 | TVer
ファイナルステージ | TVer

1stステージ前半

1.カゲヤマ

元々、彼らに対しては去年のKOC準決勝で披露したネタがゴールデンエッグスの動画からパクっているのでは?という疑惑があり、少なくとも自分の中ではその疑念が

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女芸人No.1決定戦 THE W 2022のネタを今さら全組レビューしてみた

女芸人No.1決定戦 THE W 2022のネタを今さら全組レビューしてみた

今どき、「女芸人No.1決定戦」とかいう時代錯誤も甚だしい、性別を逆にして「男芸人No.1決定戦」といった賞レースを開催したら色んなフェミニスト達が大発狂してクレームを付けてくるようなトンデモ企画で、今まで僕はこの番組を一度も観たことが無かったけど、なんか気が向いたので今さら全組忖度一切無しのガチレビューをしていきます。

現在、huluで全編視聴出来ます。

TEAM BANANA

海原やすよ

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今から目指すなら、芸人か?YouTuberか?

今から目指すなら、芸人か?YouTuberか?

いま、この動画を再生しながら記事を書いているけど、基本的にタイトルを読んだだけで思った事を今から書き殴ります。

【ひろゆきvsわっきゃい】今から目指すならYouTuber or 芸人|ネオバズ 『マッドマックスTV 論破王』

「今から目指すなら芸人かYouTuberか」って、別にこの2つの選択肢に絞る必要は無いのは大前提だけど、この議題そのものは、割と「大学進学するべきか否か」と近いテーマかな

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VIVANTと、このドラマを大絶賛するM-1準決勝審査員の放送作家について

VIVANTと、このドラマを大絶賛するM-1準決勝審査員の放送作家について

この、VIVANTというドラマは、放映当時僕のオカンが大ハマりして、自分も勧められたので観てみたけど、あまりに脚本が雑過ぎてけっきょく一話目で視聴を断念した。⁡⁡

現在はU-NEXTで全話視聴出来るので、興味のある方は是非。
VIVANT

⁡⁡
⁡実際に観て頂けるとシナリオの荒さが分かると思うけど、一番酷かったのは、主人公たちがモンゴル国内の日本大使館まで装甲車で突っ込もうとする時に(大使館内

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9/23放送回のENGEIグランドスラムの感想

9/23放送回のENGEIグランドスラムの感想


前置き

お笑いディスり家のムラコスさんが、どうもリアルの生活が多忙な為、主に賞レース以外のお笑いネタのディスりは活動休止されるみたいなので、9/23放送のENGEIグランドスラムで披露された全ネタを、彼に代わってレビューしようと思います。
番組の配信ページはこちら。

僕のお笑いネタに関する基本的な認識は、4~10分程度の短い尺は、漫才もコントもほぼやり尽くされていて、その上競技の参加者も多い

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「お笑いディスり家のムラコス」さんの動画がバズる方法を真剣に考えてみた

「お笑いディスり家のムラコス」さんの動画がバズる方法を真剣に考えてみた

昨夜、「お笑いディスり家ムラコス」さんのYouTubeの生配信を観ながら考えた事をまとめてみる。

ムラコスさんは、個人的にいま一番面白いと思うYouTuberだけど、松ちゃんの今までの活動を前・中・後編の動画に分けて長尺でディスり、それからロケットニュースやフライデーのインタビュー取材でweb記事になって以降は、彼の動画の再生数もチャンネル登録者数も伸び悩んでいる。
(※ムラコスさんのYouTu

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哲学と四コマ漫画の面白さについて

ここ数日間に渡って、角川ドワンゴの経営者兼大金持ちの川上さんと僕は日をまたいでとある議論をしている。⁡
⁡⁡
⁡その内容は、哲学者・批評家の⁡東浩紀が書いた『動物化するポストモダン』という評論本の是非についてだ。

⁡⁡
議論の争点をめっちゃ掻い摘んで説明すると、僕は、⁡⁡「面白さは人それぞれでは無い」という主張だけど、東浩紀の「動物化するポストモダン」は面白さの定義についてはほとんど言及せず「人

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「面白さは人それぞれ」について

結論から言えば、「何を面白いと"感じる"か」が人それぞれ好みの問題であって、面白さの原理は共通していて、それが人によって異なる訳では無い。

「面白さの原理」については、一番的確に説明していると思う本はこちら。

食も、「何を美味しいと感じるか」は人それぞれの嗜好が入るけど、美味しさの原理は生物学的にも科学的にも説明できる。
詳しくは、「味覚と嗜好のサイエンス」を読んで参考にして頂きたい。
味覚と

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怪談イベントに初めて行ってきたレポ(5/20 「情緒不安定」)

怪談イベントに初めて行ってきたレポ(5/20 「情緒不安定」)

はじめに

先週の5月20日土曜日に、大阪弁天町で行われた「情緒不安定」という怪談イベントに行ってきた。

出演者の一人である、「怪奇少年団」の富田安洋くん(仮名)とは小中学校時代の同級生で、
(参考: #8 ゲスト: 怪談師の「富田安洋」くん - 名無しの長話 | Podcast on Spotify)
そんな彼の怪談を生で聴きに行こうと思ったのがキッカケで、僕自身は怪談のイベントに行ったのは初

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人文系インテリの作り方

・実務には全く役立たない教養知識をなるべく多く暗記する。(社会学のような、差別的かつ非論理的でポエマーな学問がベスト)⁡

・ご立派な肩書きで権威を身に纏う。(旧帝大から海外に留学してPh.Dを取得するのが良い。西欧圏だとアジア人知識人がゴミクズ扱いを受けるのでオススメしない)⁡
⁡⁡
⁡・権威に盾突く破天荒な新進気鋭の若手学者というポーズを取りながら、SNSで人当たり良く交流して、TBSラジオ

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若手芸人のテレビ番組出演が割に合わなさ過ぎる理由

若手芸人のテレビ番組出演が割に合わなさ過ぎる理由

⁡昔からずっと思っている事だけど、いま一度まとめてみる。⁡
⁡⁡
⁡まず、2023年現在、テレビ局が未だにクソ高いギャラを払ってまでさんまやダウンタウンのような大御所を番組で使っている。⁡
⁡タレントのギャラというのは、慣習的に上がることはあっても下がることがまず無いので、彼らのレギュラー本数も大御所になる前の全盛期からほぼ変わっておらず、結果的に収入はテレビのバブル期からほぼ変化が無いはず。⁡

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