記事一覧
コロナが欧州で広がり始めた頃、イギリスで過ごした2020年の国際女性デー
2020年3月8日。イタリア、スペインを中心にコロナウイルスの感染が拡大しはじめ、少し前まで「アジアの病気」だったコロナが、欧州でも脅威になりつつある頃だった。あの時期を欧州で過ごしたアジア人には、人種差別のまなざしを向けられるかもしれないことを不安に思っていた人は多かったと思う。私もその一人だった。そんなさなかにあった、国際女性デー。1年の時が経ち、曖昧なところもあるけれど、今思い出すことを素直
もっとみるお家時間で新しい言語を学んでみよう
在宅勤務を始めて、はや2カ月。出かけられる場所もなくて、スマホを見る時間が増えるばかり…。誰もが選んでこの状況になったわけではないのだから、「生産的に過ごせてない!」と自分を責める必要はないと思うのです。
でも、「せっかく時間があるし、何か新しいことをしたいな」と思っているあなたに、新しい言語を学ぶことをおすすめしたいです。
わたしは今年の頭からスペイン語の勉強をはじめ、この外出禁止期間中もち
イギリスの終戦記念日がハッピーすぎて戸惑った話
5月8日。イギリスのテレビは、一日中VEデーを祝う特別番組であふれた。そもそも、VEデーってなんだろう?
VEデーとはヨーロッパ戦勝記念日 (Victory in Europe Day)のことで、「第二次世界大戦において連合国がドイツを降伏させたとして、ヨーロッパにおける勝利を記念する日」である。75周年に当たる今年は、イギリスでは同じ週の月曜から休みを移動させて祝日になっていた。
今年、私が
ロックダウン下のイギリスで、ご近所の絆が深まっている その1
3月16日に不要不急の外出を控えるよう促すガイダンス、その一週間後の23日、外出禁止令が出され事実上のロックダウンが始まったイギリス。食料品、医薬品などの生活必需品の購入と、通勤、1日1種類の運動以外の目的では外出が出来なくなった。私は18日からすでに在宅勤務を始めていたので、外出禁止令が出てからもそれほど大きな変化はなく、アパートで一人、引きこもり生活を続けていた。
私のアパートには常駐の管理
フィンランド留学記#20 フィンランドの国民的スポーツといえば
日本において、野球やサッカーは「国民的スポーツ」だといえると思う。広く世間話として、地元の球団やサッカーチームの勝敗の話題が出るし、試合の様子がテレビで放送されることも多い。わたしはどちらのスポーツのファンでもないけれど、日本のプロ野球・Jリーグにどんなチームがあるかは大体知っているし、ルールも一応わかる。
フィンランドにおいて、その「国民的スポーツ」を担っているのがアイスホッケーだ。
アイス
フィンランド留学記#18 フィンランドの夜の遊び方 前編
フィンランドの夜は早い。
とくに冬は、あっという間に暗くなってしまうし、お店も夕方にはだいたい閉まってしまう。大学生が大好きな居酒屋もなければ、飲み放題もない。
さて、夜は何をしよう。
わたしのナイトライフは、この5パターンだった。
1 シティセンターのクラブに行く
2 シティセンターのバーに行く
3 クラブハウスでパーティ
4 宅飲み / ホームパーティ
5 寮でガールズナイト
ひとつひ