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文学フリマ東京に一般参加したい方向けのご案内 2024年5月版

文学フリマ東京に一般参加したい方向けのご案内 2024年5月版

いよいよ文学フリマ東京38の開催が近づいてきました。前回に引き継ぎ一般参加者向けの注意を書いておきます。

公式サイトはこちら。

①入場料

今回の注意点としては入場料がかかります。

入場料は今回初めて設けられます。恐らく当日券は購入に時間がかかるので、予め購入をしておきましょう。これ書いてる人はまだチケット買ってませんけどね。
例外措置として18歳以下は入場無料 (購入不要) です。また16

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創作したい、という焦燥感

創作したい、という焦燥感

とても久しぶりに友人たちと通話をした。相変わらず、創作活動に熱心だ。いつもその友達は同人誌を作っている。1年に何冊も描く。わたしと同じように会社勤めをしながらコンスタントに趣味の創作活動を続けられていることにびっくりさせられる。

友人の多くが、絵を描くことを日常にしている人だ。その人たちを見ていると、絵を描けない自分がひどく貧しい人間であるような気がして、劣等感のような、焦燥感のようなものを感じ

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創ってたら評価されてたのか、評価されたいから創るのか

やってしまった。ハマリたくない思考にどっぷりと落ちていた。恋人さんと話していて気が付いた。

今の感情を、忘れないために、今、書き残しておきます。

歌も、ダンスも、絵も、文章も。表現活動、創作活動は私が生きていく中でも大切なもの。大好きなもの。感情やアイディアをどうやって形にしようって考える時間も、実際に作り上げてく時間も、心がトキメキであふれている。作品が完成した時の達成感はなにものにも代えが

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【小説新人賞】夏のWeb公募

【小説新人賞】夏のWeb公募


はじめに 公募は季節を問わず様々なジャンルでありますし、今はWebフォームから応募可であったり、寧ろWebフォームしかない賞もあると思います。今回は、複数ジャンルをまたぐ小説賞が現在(2024年4月下旬)から7月後半にかけて二つあるなと思い、その覚え書きです。

「#創作大賞2024」※創作大賞2024(第3回)→note この記事をご覧の皆様はご存じの方が多いかと思います。今年は部門も追加との

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投稿サイトにUPしている作品は応募可能ですか? とってもよくある問い合わせQ&A【ポプラ社小説新人賞への道】

投稿サイトにUPしている作品は応募可能ですか? とってもよくある問い合わせQ&A【ポプラ社小説新人賞への道】

こんにちは。

いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。
好き勝手なことばかり書いてゴメン……と毎回思いながらも、書き手のみなさんにとって何が参考になるかわからないので、とにかく毎年の選考で思ったことや感じたことをどんどん書いています。
今回もなにか使えそうなところだけ持って帰ってください。

さて、ここまで
〇新人賞と応募原稿のマッチングミスをなくすためにできること
〇編集者が応募原稿

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編集者が応募原稿を読むときに「重視しているところ」と「実は気にしないところ」【ポプラ社小説新人賞への道】

編集者が応募原稿を読むときに「重視しているところ」と「実は気にしないところ」【ポプラ社小説新人賞への道】

小説家デビューの登竜門「新人賞」。
それぞれの新人賞には傾向がある、ということは前回の記事で触れましたが、賞に応募したら選考を突破していかないといけません。

選考方法は出版社や新人賞によって異なりますが、多くは一次選考・二次選考・最終選考と段階を踏んで選考していきます。

ポプラ社小説新人賞も一次選考・二次選考・三次選考・最終選考という過程があり、一次選考から編集者が全ての原稿に目を通しています

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ドアを閉めて書く。そして、ドアを開けて書き直す

ドアを閉めて書く。そして、ドアを開けて書き直す

先日、「最近、note書けないんですよね」と相談される機会があり、「書くこと」についての2冊を紹介した。

「文章の創作の難しさ」については、この2冊を、自分なりに解釈した「書けないひとのためへのアドバイス」を3つ紹介したい。

書く動機は、感情的であっていい発信が、リスクになるようなシーンも増えてきている。感情的につぶやいたツイートが炎上につながったりしている。読み手が増えてくると、批判的なコメ

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書くしかないひとたちによるエッセイ集(#書くしか)原稿募集のお知らせ

書くしかないひとたちによるエッセイ集(#書くしか)原稿募集のお知らせ

と、いうわけで。書くしかないひとたちによるエッセイを広く募集します。
たくさんのご応募お待ちしております。

【書籍名】

仮題:書くしかないひとたちによるエッセイ集(#書くしか)

【発売時期ほか】

2025年春ごろを予定。春の文学フリマ東京が先行販売の目安。
ISBNコード付の商業書籍。判型・A5。全国の書店・各種WEBサイトで購入可能。(リンク先は、当社公式通販サイト)

【#書くしか・応

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iPad×テキストエディタ縦式でライトノベル書きました。その感想

iPad×テキストエディタ縦式でライトノベル書きました。その感想

さて8月31日。
このnoteを書き終わっているころには月をまたいでいると思う。

【↓ここからかなり長い前置き】

さきほど(というにはもうはるか数時間前)、ファンタジア大賞に無事応募することができました。人生初ラノベ投稿です。
書いた(完結させた)のは二作目(日常系。特殊アイテム異能力者等いっさい出てこない)で、一作目(ローファンタジー。最後らへんが血みどろ)よりは世界観がライトなのもあってス

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作り手、受け手としての文学フリマ東京37

作り手、受け手としての文学フリマ東京37


はじめに

 十一月十一日に行われた「文学フリマ東京37」について書いていこうと思う。作り手(出店者)としても、受け手(一般来場者)としても現場に居たので、その両方から思ったことや感じたことをまとめていきたい。

作り手としての文学フリマ東京37

 今回で作り手(出店者)としての参加は三度目となった。とは言え個人での参加というわけではなく、「彩ふ読書会」の文学フリマ出店企画を通じての参加という

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ルームシェアをしていても「なんで?」と不思議がられないしあわせな世界

ルームシェアをしていても「なんで?」と不思議がられないしあわせな世界

それは私たちがオタクだから。

一般的な社会生活をとんと送ったことがないのでただの想像なんだけど、多分会社勤めをしている未婚の女性が「ルームシェアをしている」と言ったら、「なんで?」と訊かれる気がする。
学生時代だったら、「家賃節約かな?」とか「にぎやかなのが好きなのかな?」とか「テレビでやってるようなシェアハウスに憧れていたのかな?」みたいな感じで、「なんで?」と訊かれたとしても、そこに否定的な

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初めての小説を書こう!〜スマホとパソコン、執筆するならどっち?編〜

初めての小説を書こう!〜スマホとパソコン、執筆するならどっち?編〜

小説を書くために必要な事前準備って、そんなに多くないんですよ。
極端な話、百均でペンと紙を買ってくれば200円+税で始められますし。

ところでこの記事を読んでいるということは、あなたはスマホをお持ちかと思います。
あるいはパソコンで読んでいるかもしれませんね。

どっちでもOKです。それがあれば小説は書けます。
もはや紙とペンすら必要ないんですね。わあ便利な時代。

とまぁ、そんなことは恐らくあ

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災害の時、被災していない人間がエンタメに没頭していいのか

災害の時、被災していない人間がエンタメに没頭していいのか

東日本大震災の時、数人のクリエイターが

「こんな時に、娯楽作品を書いていていいのか悩んで、筆が止まってしまう」

ということをTwitterで呟いていて、衝撃を受けた。

「どこかで辛い目に遭っている人がいるのに、自分だけ楽しんでいていいのか」

いいんじゃない、としか思えなかった。

別にいいんじゃない。安全なところにいる人が、好きなこと、楽しいことを味わってはいけない理由が、よくわからないよ

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コミティアと文学フリマに行って、自分が参加するなら気をつけようと思ったこと

コミティアと文学フリマに行って、自分が参加するなら気をつけようと思ったこと

普段はコミケやコミックシティで二次創作、J*GARDENで創作BLのジャンルにサークル参加していて、一般で即売会に参加するのが数年ぶり。

コミティア・文学フリマ共にサークル参加していた経験はあるけど、一般も含め会場に足を運ぶのは十五年以上ない、という状況です。

ひさびさに創作でもサークル参加したくなったので、今のコミティアと文フリはどんな感じかな? と思い時を超えて一般参加してきました。

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