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快談水宮チャンネル

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実体験、実話怪談集。不思議なおはなし。
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Present

Present

以前は、自分に魅力と価値があるとは思えなかった。
八つの時鏡に映って現れた私のアニムス、トカゲ(今年の初夢の龍の「レコンダ」なるものはのちにかれであると判明。「なんだよその変な名前。違う。ちゃんと聴いとけよもー」で、『レジー』と分かった。トカゲのほんとうの名前だと)によれば私はたいそう綺麗な女の子らしかったが、自分でそう思うのは難しかった。自分には生涯彼氏も出来ないし結婚も無理だろうとローティーン

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快談水宮チャンネル 13   並木さんとかぶる

快談水宮チャンネル 13 並木さんとかぶる

先日、主人とドンパチがあった。
その昼、タワー(鉄塔)をふと見た時こう言われていた。
『注意、注意』。

タワーが私に何かしら予言をしてきてくれることは日常茶飯事だが、これもドンピシャ。
ここで登場するのが、皆さんご存知並木良和さんである。

いつも動画をタダ見するだけだが、彼の言うことは不思議なほど私には腑に落ちる。
彼は「電波塔」という言葉をたびたび使う。私がタワーと「話し」、言葉や感覚を受け

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夢告の井、夢小路

夢告の井、夢小路

寝物語をしましょうか。

夢をある程度コントロールすることは実は誰にでもできる。
小さい頃のこと、覚えている?
見たい夢を見ていたはず。
将来したいことの方の夢も、
夜ねむる時に見る方の夢も。
ある部族は、夜眠る時に見る夢をもう一つの現実だと考えていて、朝の会議でみんな真面目にその内容を話し合うという。

小説のタイトルではないが、「飛ぶ夢」を見るのが「苦手」だった。
夢の中で空を飛ぶ。飛びたい。

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うますぎる初夢

うますぎる初夢

何かの接待なの?と思うほど、今年は初夢から夢がすごい。

まず初夢は、亡き父がどこか海岸のようないかした場所で風に吹かれながら笑いかけてくる、という。しかも若返ってた。
私と父はよくある長年の確執みたいなものが角質みたいに取れず、そのまま物別れ的な今生の別れで心残りであったのが一気に雲散霧消。なーんだパパ、いいとこに気持ちよくいるし大好きな旅行してるみたいだしおまけにイケてるし。何よりも私を許して

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新年・水宮の誓い

新年・水宮の誓い

あけましておめでとうございます🌅
謹んで新春のお慶びを申し上げます🎍

と、いうことで元旦。年神さまはT兄の親友の姿を借りて実際に訪ってくれた。
何より、純情で悩めるT兄はご親友といるととてもリラックスしてよくしゃべりよく笑い、ご親友もほんとうに心から彼といることを楽しんでくれるのが分かる。高価でとても美味しいお土産を来るたび山のように携えてくるので恐縮してしまうが、リアル年神さまである。T兄

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ナチュラル・ボーン・弟子

ナチュラル・ボーン・弟子

ど根性ガエルでいうところのゴロー。寅さんでいうところの蛾次郎。『ナウシカ』のクシャナの参謀クロトワ。

自分のこの真性弟子体質はどうだろう。弟子がいい。控えていたいのだ。
下剋上などまるで興味がない。愛する存在を裏切り踏みにじるなど絶対にしたくない。その存在より先んじよう、勝ろうなどと考えたこともない。妬みや羨望、嫉妬という感情が生まれつきほとんどないのもあるかもしれないが。(その素晴らしい存在は

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地続きのヘヴン トカゲシリーズ

地続きのヘヴン トカゲシリーズ

ボンジョルノ本日は、休日とします。
で、何しようかな?

BIGBANG賦活デーとします。つまみはゆっくり、コレ↓。
楽しみもおつまみチョイスも相変わらず、迷いゼロな俺。

とはいえ家事をダラダラやりながら。しかし聴いたり観たりたまにつまんで飲んだり、こんなしあわせな家事労働があるだろうか。てか労働じゃないじゃん遊んでるだけじゃんと言われればそうだが、おうちはちゃんと片付き洗濯物は気持ちよく干され

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スモークパイ

スモークパイ

究極のお菓子
わたしの煙のパイ
でも特別なコンビニで
特別ないつものお姉さんから買わなきゃだめで
うんと掃除してクタクタになったあと
クーと安いワインを飲む
その時にしか出来ない

最初にジャンルを選ぶ
アートかワークかファミリーかホビーかフード、その他
樹木の下で
どの枝にどれが実るか
一番分かるのは小さい頃
うんと下からだと全部見える
どれが好きかもすぐわかる

あれがいいな
その枝に遊ぶ可愛

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怪談水宮チャンネル (12 )Help from my friends

怪談水宮チャンネル (12 )Help from my friends

『開き始めたきっかけ』

長年の親友の男がいた。美味しいプレートと飲み物を出すカフェを当たらせてた。
私の例に漏れずしんから「男同士」のような付き合いだった。高学歴で線が細く、昭和文学と漢文と落語と酒にかぶれた優男のそいつと「豪放磊落な」私とは不思議に気が合った。
「水宮とは昔、中国で友達だった気がする」目の縁を赤くして夢見るように言えば私も
「お前とか?日がな山中の庵で酒飲んじゃ詩とか歌いっこし

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ロプノール日記 プライベート・アイズ

ロプノール日記 プライベート・アイズ

のし。
って誰も知らないだろう、のし泳ぎのことは。T兄に教えたら数ヶ月ツボっていたからね。アーユー昭和?おおやはりな😁

ここの所、この水宮がまさかの胃腸の不調。そんなバカな。
スズメの涙ほどのものをなんとか口にしては消化活動に半日近くかかる。吐きたい。
でも長年摂食障害を経験してきて、吐くのがどれほど体力を消耗するのかは体で知っている。耐えた。

上から声がした。

「だめ。今は動かないで休み

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水宮の夏休み🌻

水宮の夏休み🌻

Molt caldo❗️暑い〜😩💦 そしてタイフーン。だが心は↓。俺は世界を変えたくなんかないぜ。

なんとなく世間に合わせて夏休みにすることに。
水宮の夏休みといえば

な、朝から飲みだー😆🪭🎊
若き日のザック・ワイルドのチョーキング姿などもツマミに、やだもう何杯めとか数えてないしー。これぞ大人の特選街じゃなかった大人の夏休み。表はセミのシンフォニー。
おいで。みんなおいで。あたしのパ

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神さまの姿

神さまの姿

「神さま」がどんなかたちをしてるか
ありきたりなことしか想像してなかった
白い衣の老人や
後光の差した仏像や

でも不思議に思った
けものたちの
鳥たちの
虫たちの
草木たちにとっての神さまが
「ヒトのかたち」なんかしてるかな?
自分たちを脅かしたり間違った接し方もよくするヒトが
あいつらにとって「神さま」に見えてるの?
勝手に世界の王みたいに独裁したがり
仲間すら憎み蔑み傷つける「ヒト」なんて生

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怪談水宮チャンネル ⑩

怪談水宮チャンネル ⑩

①ご神木

そういうものは神社のいちばん古い樹、と思われがちだ。
が私は十にもならぬうちから、そうではないと感じてきた。
近所の公園にはさほど大きくないが、挨拶をする友達の木があった。姿の佳いケヤキだった。

初めての家出?は八つで、何かのことでひどく叱責でもされたか。自転車に乗り、もう家には戻るまいと走った。着いたのは、時折行く地元の大きな神社だった。
参道は大きなケヤキの並木。夕間暮れ、鬱蒼と

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ロプノール日記 ④

ロプノール日記 ④

昨夜ピザ作った。
食に決め事はない私とて、夜9時のピザはちいと気が引けるものさ。レシピ後述。これであなたも今日からウーバー要らず。あ、ごめんねウーバーのかた。ウチ💰ないからってだけ。お金ある方から引き続きたんまりいただいてね😉水飲んでがっぽり稼げよ❗️

夜明け前、外へフラリ。急にお花が欲しくなったし、いい加減歩きたい。
炎暑にビビってて。ピッチャービビってるからベンチから出ないもん❗️
でも

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