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今日はきのうの続きだけれど
突然ですが、
私はとてもみつはしちかこさんの「今日はきのうの続きだけれど」という詩が好きだ。特にこの詩を、今日のように冷えた冬の朝は繰り返し頭の中で反芻するくらいには。
ご挨拶が遅れましたが、明けましておめでとうございます。気がつけば1月ももうすぐ半ば、昨日の続きを繰り返して、いつの間にか過ぎていた2020年。2021年は元旦の仕事からスタートし、ようやく落ち着き、フラフラの体もようやく回復し
食べて生きて呼吸する
東京に来てから1ヶ月が経った。
修論が終わってからというもの、コロナで不安な日々を過ごしながらなんとか引越しを終えて、母たちとの別れもそこそこにあっという間に一人暮らしが始まった。
大学院の修了式は中止、せっかく頂いた賞も授賞式が無くなり、無機質なダンボールに包まれた表彰状があっけなく送られてきただけだった。ならば入社式は、と思ったけれどいくつか研修を終えた後、中止の連絡が入ってきた。そうして
平成だとか令和だとか
何かと騒ぎたがる世間にイマイチついていけない。
思えば人間「最初」だの「最後」だの、やたら好きなものだ。生きていれば何にも始まりがあり、終わりはつきもの。むしろ終わらない始まりなんてこの世にあるのだろうか。
2019年になってから、すべて2019年最初の、になるし、あるいは年の瀬になれば2019年最後の、になってしまう。そして一度として同じ年は繰り返されない。いわば人生はすべてが「最初」で「最