- 運営しているクリエイター
記事一覧
人的資本開示とキャリア・オーナーシップ
組織内の人材が持つ強みを「企業の価値の一つ」と捉えて開示する、人的資本経営。経営戦略に沿って、どのような強みを持つ人材を確保するのか、不足するスキルをどうやって蓄積するのか等の戦略を開示していく必要も出ています。
週末に参加した、プロティアン・キャリア協会4周年のイベントでは、「上層部も自分が持つ人的資本を開示する必要がある」というお話があり、印象に残りました。
伝統的キャリアの考え方では、メ
受粉と種まきのリーダーシップスタイル
先日読んだ論文の中で印象的だった言葉に、「リーダーシップ・コレクティブ」という言葉があります。
リーダーシップを発揮するプロセスの中で、メンバーに栄養を与えて根を張り巡らし、花へ受粉するように多様な人と人との交流を促す。そして、影響を広げていくために種をまいていくというものです。
メンバーの成長や行動変容のための場を提供し、言葉や行動で育てていくということでしょうか。「種をまいて拡大していく」と
キャリアの停滞期の突破術、ミドルのスキル
研修やキャリア相談では、参加される方の視点を現在から未来に移動させる役割も担います。3年後、5年後はどんなことが起こるのか、その時にどんな生活を送っているのか、仕事では何をしているのかと考えていただくのです。
また、考えられる課題に対してどのように対応するのかを一緒に考えることもよくあります。
深刻な課題に直面しているときや、ネガティブな考えばかりが沸き起こるときは、人は目の前のことだけに関心
他者にかける言葉の感度を上げる
年末はお世話になった方々と一年の振り返りを行うことが多いもの。大変だった出来事も、乗り越えると良い思い出になりますね。
特に印象深いのは、挑戦したいと思うような行動につながる言葉をかけてもらっていたことです。
承認してくれるだけではなく、次に何ができそうかを聞き出し、期待や情報提供を伝えてくれる。
心に刺さる言葉を投げかけてくれるのです。
自分自身は相手の心に刺さる言葉を伝えていたのかと、改
暗黙知を形式知へ変換!コミュニティ活動より
個人が持っている知見である暗黙知を、組織内で共有して他者も活用できるようと形式知へ変換されます。
ただし、社内外のプロジェクトチームや、ボランティアやプロボノのメンバー間ではスムーズにいかないこともあるのではないでしょうか?毎日一緒に過ごす同じ部署のメンバーとは異なり、「形式知へ転換する意義」が考えられなかったり、忙しさから「形式知へ転換する仕組み」が構築できないためです。
先日、私自身が2年半
コミュニティ活用と強み獲得
8月に参加したプロティアンフォーラム2023。メンバーと一緒に取り組んだ公開ピッチイベントでは、夜遅くまでミーティングで議論を重ねたり、当日朝までプレゼンテーションの微調整をしたりと、熱い日々が続きました。
本業の仕事を持ちながら、他社のメンバーとの協業を勧められたのは「参加したい理由」がポイントだったと振返って感じます。
何のために参加するのか、何を獲得したいのか、という目的です。
挑戦さ
就職氷河期世代のキャリア再構築
バブル崩壊後の1990年代から2000年代初頭にかけて、社会人となった就職氷河期世代。企業が採用を抑えたために求人数が少なく、就職活動やその後のキャリア形成に苦労した世代です。
厚生労働省では、様々な施策にてキャリア再構築を支援しています。
就職氷河期世代活躍支援
デジタルを活用したセールスサポート職への就職を目指すプログラムでは、講座やキャリアカウンセリングを通してチームで支援しています。
多能化人材を増やす仕組み、ピッチイベントより
キャリアの祭典、プロティアンフォーラム2023では、チームでピッチイベントにも参加しました。企業のCHROから貴重な意見をいただき、成長できる機会となりました。総評の中で、「どの立場で評価するか」というお話がありましたが、立場について振り返りを残しておきたいと思います。
イベントの際にチームでピッチイベントに参加するのは、3回目でした。今回、意識していていたのは3つの立場です。
①個人として、何