802,803,804日目 認識のずれを修正する作業をなくせば、生産性が上がる

生産性の低い職場で必ず行われているのが、
「認識を合わせるための会議」です。

生産性の高い人たちから見ると、
「この人たちは暇なのか?」
と思ってしまうかもしれません。

「認識が合ってないのに、なぜ業務を進めるのか?」
「認識を合わせてから業務を進めれば、ズレないだろ!」

その通りです。

日本での独特の仕事のやり方だと思います。
生産性が低いと言われていますが、
最初に厳格に認識を合わせて、業務を開始する人が少ないです。

そんな事より早く前に進めようと見切り発車をしている状態です。

動き出すと止めるだけでも、動き出すのと同じ労力が必要となります。

止めずに修正しようとすると、大きな慣性力が発生します。

結局、途中で認識合わせという作業が生じます。
途中だと、時間的制約が厳しくなってくるので、色々妥協しなければいけない部分が出てきてしまいます。

動き出したら、ノンストップで一直線で行く。
だから、方角のちょっとしたブレも許されないので、厳格に合わせ込んでから動き出す事を意識して取り組む必要があります。

アジャイルでやろうとか、顧客の声を反映しようとかそう言った活動は、「方角の精度を上げる」ための活動です。

まだ、始まってないという認識です。

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