自分のことしか考えない人は、いずれ信頼を無くします。

良い人を、演じている人は、結局最後に本心が露呈します。

これらの反対を行うと、異性に、モテるのです。

（以下、信用と信頼について抜粋、加筆です）

「信用」 と 「信頼」 の違いをご存知ですか？

「信用」 と 「信頼」、意味の違いをご存知でしょうか。
広辞苑には、以下のように書いてあります。

信用：信じて任用すること。
信頼：信じて頼ること。

よくよく考えると、「信用取引」という言葉はありますが、「信頼取引」という言葉はありません。また、「信頼関係」という言葉はありますが、「信用関係」という言葉はありません。

このふたつの言葉には、大きく2つの違いがあると思います。

１．過去を「信用」する、未来を「信頼」する

信用とは、何らかの実績や成果から、その出来栄えに対しての評価です。そのため 「信用」 するためには、実績や成果が必要不可欠です。この実績や成果といった、過去の業績に対して、人は 「信用」 するのです。

一方 「信頼」 は、そうした過去の実績や業績、あるいはその人の立居振舞を見たうえで、「この人ならこの仕事を任せても、ちゃんとしてくれるだろう」  「この人なら私の秘密を打ち明けても大丈夫だろう」 など、その人の未来の行動を期待する行為や感情のことを指します。もちろん 「信頼」 するためには、何らかの根拠が必要ですが、その根拠を見たうえで、未来を 「信頼」 するわけです。

そう考えると、「信頼」 してもらうためには、まず 「信用」 が必要となります。「信用」 なしには 「信頼」 を得るのは難しいでしょう。

２．物理的に「信用」する、精神的に「信頼」する

「信用」 は何らかの実績や成果を必要とします。その人の過去の行為（事実）や、作り上げてきた作品などに対して 「これは大丈夫だ」 と信用するわけです。ですから 「信用」 は、モノを評価する人から、そのモノを作った人に対する一方通行の評価となります。

これに対して 「信頼」 は、その人の実績や過去の振る舞いを見たうえで、その人の人間性や習慣、クセ、感覚といった目に見えないものに対して期待し、その期待に応えてくれるだろうという、気持ちの表れです。気持ちに気持ちで応えるのが 「信頼」 です。 「信頼」 は気持ちと気持ちのつながりですから、お互いに必要となります。

つまり、信用よりも信頼の方が大切で、仕事にしてもプライベートにしても、気持ちよく活動をするためには、お互いの 「信頼関係｣ を構築することが欠かせないのです。「信頼関係｣ とは言いますが、「信用関係｣ とは言わない理由が、このためです。