ザ・マミィ 林田洋平
記事一覧
20210301「私と肩。私の肩。」
私は強肩だ。
私はボールなどの類いを人より遠くに投げることができる。
学校のスポーツテストの「ソフトボール投げ」「ハンドボール投げ」はいつも満点だった。
ドッジボールをさせれば相手チームは首を守った。
頭に当たれば首が飛ぶからだ。
特筆すべきは「野球をしていなかったのに」ということ。
生まれながらの鉄砲肩。
肩の天才だったのだ。
きっと母の胎内でへその緒を振り回し肩を鍛えていたのだろう。
そん
20201110「もうコンビニには自分が食べたいものが1つもない。」
まただ。そうか今日もか。
またやってしまった。
お腹が空いてコンビニに入ったはいいけど、もうコンビニには自分が食べたいものが1つもない感じがして立ちすくんでしまうやつ。
ないはずない。
コンビニは悪くない。
だって、あんなにたくさん食べもの用意して待っててくれてるんだもの。
ゆっくり選べるように部屋とか暖かくしてくれてるし。
Wi-Fiとか飛ばしてくれてたりするし。
そうまでしてくれてるのに、
20201109「イマジナリーブーブス」
僕は、もし自分が女だったら絶対に巨乳だったという確信がある。
理由を聞かれたら、もうこれは感覚としか言えないのだが、目を固く瞑り「もし僕が女だったら...」と念じていくうちに、こう何か胸のあたりが温かくなってすごく大きくなってくる感じがある(イマジナリーブーブス)から間違いない。
異論は認めない。
親しい友人数人にも確認を取ったが、みんな口をそろえて「そ、そうだな。」と言ってくれた。
異論はなかっ
20201106「歌詞が聞こえない。」
できるだけ高頻度でnoteを更新している理由は、それぞれの投稿の濃度を下げるためです。
1つ1つを軽くしていきたい。
僕は何をするにもいちいち腰が重くて、それはネタを書くということに関してもそうなんですけど、何かをして人目に触れるということに自棄にビビっている節があると思います。
ギリギリまでクオリティーを追求していると言えば聞こえはいいけど、未だに何かで大きな成功をしているわけでもないという
20201105「お金持ちになったら何をしたいか。」
先日、「お金持ちになったら何をしたいか。」と聞かれたときに、まったく答えが出ず、しばらく黙り込んでしまいました。
なんかショックでした。
僕みたいなこれから売れていこうともがく若手芸人にとって、欲望こそが原動力であるはずなのに。
そんな根本的なところが欠けている僕はとても弱い存在なのではないかと。
モヤモヤが晴れないので喫茶店に籠って自分と向き合ってみます。
なぜ僕は「お金持ちになったら何をした
20201104「不審者訓練」
駅のホームで電車を待つときは、両足に力を込めて踏ん張ります。
知らぬ誰かに突き飛ばされて線路に落ちないためです。
生きたくて必死みたいで恥ずかしいですが、念には念を。
思えば昔から、最悪の事態を予測し、備える癖がある気がします。
小学生の頃はよく「もし教室内に不審者が入ってきたらどう対処するか。」という妄想をしていました。
必ず全員で生きて帰る方法。
火災訓練があるのに不審者訓練がないのはおかし
20201103「ヘディング」
突然すいませんが、私はヘディングが強いですよ。
こう見えて(どう見えてますか?)、学生時代はサッカーをやっておりまして、身体を張るタイプのフォワードでしたからね。
私のことをヒョロヒョロの雑魚メガネだと思っている諸君は少し襟を正した方がいいかと。
もしあなたと私が宙に浮いたボールを競り合うことがあったら、絶対に私が勝ちますからね。
身体が強いんですよ。
骨がね、太いんですよ。
舐めない方がいい
20201031「生活のこだわり」
僕は日々の生活にあまりこだわりがなく、それが少しコンプレックスです。
仕事柄、寝る時間も起きる時間もバラバラですし、その日ごとに行く場所も違います。
朝起きて必ず顔は洗いますが、すぐ洗うときもあれば、少しだらだらしてから洗うときもあります。
朝、腹が減ったてたら朝飯を食うし、減ってなければ食べない。
決まり事が多くて良さそうな朝だけを切り取ってもそんな感じです。
結果、何かそれなりになってれば、後
20201030「腕時計」
文字を書くハードルを下げるために日々軽い文章を書くことにします。
(これまでそのような宣言を何度かしたような記憶はありますが。)
本日、私は腕時計をし忘れたまま街に出てしまいました。
困りました。
なぜ困ったかというと、私たちのように謎の仕事で日銭を稼ぐお猿さんは、何か1つでも人間であることの証明がないと外に出てはいけないのですが、私にとってのそれが腕時計だからです。
時間を気にすることができる