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小学館歴史漫画「少年少女 日本の歴史」
突然ですが漫画です。
「日本の歴史に興味持ったんだけど、何から読んだらいい?」と聞かれたとき、だいたい最初にこれを薦めます。よっぽどニッチな、というかこの本にも書かれていないようなテーマについて聞かれたんでもない限り。
それくらい親切かつ中庸、さらに詳細に書かれている「日本通史」で、通史そんなに読んだわけでもないですが、これ以上のものはちょっと思いつかないです。ただ、子供が読む用のものなので出
「方法としての生命体科学」西山賢一
以前「文化生態学の冒険」を紹介しました、多分野を股にまける異端児、或いは「右と左の変なおじさん」、西山賢一氏の学問のある程度網羅的な話を含んだわりと固めの本。
「たんぱく質の鋳型」としての遺伝子からはじまり、振動子の集合としての捉え方、細胞の集まりとしての生命、など大きい単位に話を敷衍して行きます。するとその大きなものは(単一の種にとっての)社会となり、複数の種の集合としての生態系になって行きま