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旅の記録を残してみる #4 ~肥前編 切符が余っていた~
どうも、千真(せんま)です。
よければ別府編もぜひ読んでみてください。
旅は続いた別府に行って旅は終わったかに思えました。
しかし、青春18きっぷは5回つづり。割り勘して俺は2回分買ったので、あと1回残っていることに気づきます。
「どっか行かん?」
俺は例のインテくんを誘い、切符を使おうと誘います。
詳細はほとんど覚えていませんが、とりあえず場所は佐世保に決定。
思えば、俺とインテのフット
ヤケクソで書いた、純文学になれなかった酒臭い小説風散文を供養する
「あの駅」
また、間に合わなかった。いつも間に合わない、気づいたときにはあまりにも遅い。戻りたい。過去に戻りたい。
七月二十七日。木曜日。深夜二十三時五十六分。今日の残業は長すぎた。赤いテールライトを輝かせ、電車はホームを過ぎ去って行った。駅を出た。手を挙げ、タクシーに乗った。田舎だから、空には星が見える。家へ帰った。あったのだ、帰る場所は。
七月二十八日。深夜〇時三十七分。日付が変わって
旅の記録を残してみる #2 ~別府編 13歳、春日を出発~
どうも、千真(せんま)です。
前回の続きとなります。
「別府行こうぜ」かくしてユウさんに会おうと決意した俺ですが、福岡をほとんど出たことのない俺にとって、一人ではさすがに心細くもありました。
そこで、当時の親友…インテくんとでもしておきましょう。彼は、もともとユウさんと同じクラス。インテに声を掛けて、普通列車で別府へ旅立つことを決意します。
俺は、青春18きっぷという切符に出会いました。
当
旅の記録を残してみる #1 ~別府編 旅が始まった理由~
俺は無類の旅好きです。全都道府県に行ったことがあるくらいです。
しかも、普通の旅行ではなく、普通列車だったり、軽自動車で下道だったり、そういう感じです。
それだけ旅をしておいて、何も記録がないのはもったいない。
そんな風に思って、ここに記録を残してみることにしました。
旅の始まり思えば、13歳の秋くらいだったか。中学2年生でした。
当時、吹奏楽部にいながら、学校でトラブルを起こしまくっていた時