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NLP

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NLPの考え方を背景とした話を書いています。
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やる気スイッチの「アンカリング」について

やる気スイッチの「アンカリング」について

今回は、アンカリングについて。


アンカリングという言葉は、初めて聞くかもしれませんし、聞いたことならあるかもしれません。

自分にスイッチを入れることで、ある特定の気持ちや身体の状態にさせるテクニックです。

よくアスリートの人たちがピークパフォーマンスの状態にするために行なっています。

・野球のイチローさんの打席前の一連の儀式。
・ラグビーの五郎丸さんのキック前のポーズ。
・オリ

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感情を表すしぐさは先天的に備わったもの

感情を表すしぐさは先天的に備わったもの

今回は、感情を表すしぐさや動作は生まれつき備わったものであるという話です。


私たちはうれしい時には、顔を上げてパッと明るい表情になり、
落ち込んでいるときには、肩を落とし、
自信があるときには胸を張ります。

このようなしぐさや動作は、誰かを見て学ぶのではなく、生まれつき備わっているようなのです。

誰もが共通する感情表現のしぐさをするのならば、それを観察することで相手の感情を理解しや

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「空気が読めている」と思わせる簡単な方法

「空気が読めている」と思わせる簡単な方法

今回は、空気を読むのが苦手だけど、空気を読んでいるように思わせる方法を話してみたいと思います。


「空気が読めるヤツ」
「空気が読めないヤツ」

そんなふうに分類されると、嫌な気分になります。

「空気が読めない=だめなヤツ」みたいな、それこそそういう空気が漂っていると、否定されるようで嫌です。

最近では他人の顔色をうかがって合わせようとするのではなく、あえて空気を読まないことも大事と

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心を開いてもらいやすい視線の向け方

心を開いてもらいやすい視線の向け方

人と話すときには相手と視線を合わせたほうが良い印象を与え好感を持たれやすいと言います。

ただ、視線を合わせるのってお互いに緊張しますよね。
相手の目を見続けているのは、けっこうしんどく、挙動不審になってしまうものです。

そこで紹介したいのは、お互いの緊張を和らげ、なおかつ相手に心を開いてもらいやすい視線の向け方です。

今回お話する方法を知っておけば、人と話すときの視線合わせの負担が軽く

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好かれたい相手と会う前に自分にする質問

好かれたい相手と会う前に自分にする質問

今回は、良い関係を築きたいと思う相手と会う前にやっておくべきことを紹介します。



これをやっておくと、結果的にその相手と良い関係を築きやすくなります。

初対面でも何度か会った相手でもかまいませんが、この人とは良い関係を築きたいと思う相手がいるでしょう。
会う前にこれをやっておくのがおすすめです。

さっそく紹介しますね。

自分に2つの質問をするのです。

① 相手の好きなとこ

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音声配信を聞く習慣で話が上手になる?

音声配信を聞く習慣で話が上手になる?

今回は、音声配信を聞く習慣があると話が上手になるかもしれないという話です。


自分は「話が下手だな」と思う人でも、話し方が上手なパーソナリティさんのラジオやポッドキャストを聞きまくっていると、自然に自分もそのパーソナリティさんの話し方に似てきて上手になる。

そのような現象があるのではないかと思いまして。
ありません?

個人的にも魅力的なパーソナリティさんのラジオを聞いていると、話し方が

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上を向くだけでメンタルが良くなる?(姿勢編集)

上を向くだけでメンタルが良くなる?(姿勢編集)

今回は、体の姿勢がメンタルに与える影響についての話です。


「上を向いて歩こう」という歌もありますが、よく下ばかり向いているとネガティブな発想しか浮かばないので、「上を向こう」と言われます。

上を向いただけで前向きになんかならないよ。
と思うかもしれませんが、心と身体は密接な関係にありますので、体の姿勢から先に変えてみるのは一つのテクニックです。

NLP(神経言語プログラミング)では、姿

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後ろ向きな「なぜ」の使い方に注意!

後ろ向きな「なぜ」の使い方に注意!

今回は、「なぜ」(WHY)の使い方によって、後ろ向きにも前向きにもなるという話をします。


人から「なぜ~なのか?」と聞かれて、なんだか責められているように感じるときはありませんか?

「なぜ(ミス)したんだ」
「なぜ(ダメ)なんだ」
という含みがまるであるかのように。

「なぜ」(WHY)は使い方によって、このように後ろ向きにとらえられますが、前向きにもとらえてもらえますので、その違いを

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「予測褒め」を使ってみよう!

「予測褒め」を使ってみよう!

今回は褒め方の話です。

と言っても、ちょっと変わった方法です。
心の中で相手に「本当はこうなってほしい」と思っているけど、実際にはそうじゃない、という場合。
望む方向に相手を導くための褒め方です。

「予測褒め」というものを考案してみました。
「こうなってほしいな」という方向に相手を褒めてしまうのです。

たとえば、「もう少し自信を持ってほしいな」と思う相手がいたとしましょう。
そうしたら、

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ネガティブ感情から離れる五感の使い方

ネガティブ感情から離れる五感の使い方

今回は、ネガティブ思考や感情になった時
の抜け出し方を1つ紹介します。



一旦ネガティブな感情に巻き込まれると、
そこから抜け出すのに苦労しますよね。

ネガティブモードでぐるぐる
考え続けていても、なにかが解決するわけ
でもなく、ただただつらいだけ。

一刻も早く抜け出したいものですよね。

そこでネガティブな感情から
すぐに離れられる即効性のある方法を
紹介します。

それは、自

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非言語的コミュニケーションで気持ちを汲む

非言語的コミュニケーションで気持ちを汲む

今回は、『非言語的コミュニケーションで気持ちを汲む』という話をさせていただきます。

言語的コミュニケーションは、言葉、話す内容によるコミュニケーションです。
それに対して、非言語的コミュニケーションは、言葉以外の表現によるコミュニケーションのことです。

この言葉以外の非言語のほうがとても重要だと改めて思ったという話です。

最近、改めてコミュニケーション相手が発している非言語的表現がとても重要

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なんでもNOと否定する人からYESをもらう話法

なんでもNOと否定する人からYESをもらう話法

今回は『なんでもNOと否定する人からYESをもらう話法』についてお話しします。

前回の記事では、相手からYESの返答を引き出す「YESセット」という話法を紹介しました。
心理療法家のミルトン・エリクソンという人が好んで患者さんの治療で使っていた話法です。

今回はそのYESセットの応用として、「NOセット」という話法を紹介します。

なんでもNOという否定的な返答をする、ちょっと扱いにくいアマノ

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「YES」を引き出す鉄板の質問法

「YES」を引き出す鉄板の質問法

今回は、『YESを引き出す鉄板の質問法』という話をさせていただきます。

『YESセット』というのをご存知でしょうか?

人からYESを導き出すために昔から使われている質問方法です。
私生活やお客さんからYESをもらうために営業なんかでもよく使われるものです。

やり方自体はシンプルなので覚えておいて損はないと思います。

YESセットというのは、相手が必ず「はい」と答えるような質問を重ねて、最後

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マイナスがプラスに変わる「リフレーミング」

マイナスがプラスに変わる「リフレーミング」

今回は、マイナスがプラスに変わる「リフレーミング」という話をさせていただきます。 

人というのはものごとの見方や視点で全く違う状態になります。
必要以上にマイナスにとらえてしまうことで自分をマイナスの状態にしてしまうことがあります。

それを言葉の使い方で瞬間的に良い状態に変えるリフレーミングという心理的手法があるので紹介します。
自分や相手を良い状態にしたいと思うときに参考にしていただけたらと

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