SHINTA SAKAMOTO / maishinta / 8th MAY Records

アーティスト・音楽家 8th MAY Records Founder 【maishi…

SHINTA SAKAMOTO / maishinta / 8th MAY Records

アーティスト・音楽家 8th MAY Records Founder 【maishinta music OPEN】 7年間で製作したのべ300曲+新作を日々楽しむことのできるストリーミング配信です。 https://8thmayrecords.bandcamp.com/

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固定された記事

掌小説 「青写真」

written by Shinta SAKAMOTO -ある瞑想家の手記- Date 20??.9.26 Place 未来研究所 それは、3つから4つの異なる場面から構成された意識の旅であった。 最後に、瞑想に…

AOU アルバム・制作日記 2023.12.11

ここ数日、いよいよ僕にもアルバム全貌というものが見え始めてきた。 まだ、未定な部分や、これからさらに深化・進化する部分もあるが、このアルバムによって僕の中の何か…

うたの風景

歌が聞こえる。 それは、果てしない暗闇の底から響いてくる。 その歌から耳をふさぐことはできない。 耳を塞ごうとすればするほど、それは、私の耳の中でより大きく、深…

掌小説 「夢の回廊」

written by Shinta SAKAMOTO Date 約10000年前 Place Somewhere on Earth 茂みの陰から、現れた人が、ホウであることを思い出すまでに、ほんの束の間、一群の風が、スス…

掌小説「銀河の道」

Date 20??.10.7 Place 魔術劇場 ショーに出る前、この国でトップの起業家であり投資家が、私に一本のひかる小さな棒を買ってくれた。 彼は、 「君は、今これが欲しいのだ…

短編小説「森の夢」

Date 2023.10.6 Place Japan その場所は山を二つ、崖を三つ越えたところにあった。 その日、彼は年代物の山岳グッズを先輩から譲ってもらったことをきっかけに、久しく帰…

エッセイ 「朝のスープ」

私は、この数日の旅を経て、家に戻ってきた。 先ほど3歳の娘が遊びに出かけ、伽藍堂とした家の中で、私はハーブティーを淹れて、ビスケットを摘んでいる。 外には、金木…

掌小説「1960年の夏」

written by Shinta SAKAMOTO -ある瞑想家の手記- Date 20??.9.28 Place 瞑想図書館 昨晩、家に帰ってきた時、家の前の空き地に小さな警察車両が停まっていた。空き地のひ…

直感を生きる

7月にリリースした*𓍯maishinta music𓅯⸒⸒ が誕生した背景には、僕自身が、これまで以上に内なる声に素直に生きようと思い、それを実行してきたということがあります。 …

maishinta music 作品年表

現在までに31のアルバムがmaishinta music上にリリースされました。 maishinta musicにジョインしてくれた皆様ありがとうございます!! 毎回、参加の通知が来るたび小…

新しい世界についての覚え書き①

平和な世界に響いている音楽を作る。 それが、私たちの音楽。 「願いが叶ったものとして行動する。するとそれらは必ず実現する。」 地球上の様々な賢者が残した言葉の一…

記憶に残らないほど、透明な歌 "AO"

3年前に、全ての曲を配信サービスから引き上げてから、リリースしないままになっていた作品たちを、2023年は、一年かけて、発表していきます。 「なぜ配信サービスから引…

心で本当に感じていることを言う時、それは歌になり音楽を帯びる

maishintaは7年に渡り音楽を作ってきました。 元々、僕(Shinta)は3歳からピアノを、12歳から作曲を、大学時代に音楽レーベル”TOKYO RECORDINGS”を友人と共に設立し、ア…

大切なことを教えてくれる夢を見た

荘周夢胡蝶  荘周、胡蝶を夢み 胡蝶為荘周  胡蝶荘周と為る 荘子をインスピレーションに李白がよんだ詩。 蝶になった夢を見ていた そして今私が荘周だ あの蝶の夢が…

音楽NFTが世界にもたらし得るもの。

2020年、私たち (maishitna) が作ってきた全ての作品をストリーミング配信から引き揚げた。 自分たちの作品に値付けができないこと。 たくさん再生されなければ収支が立…

自らへの喝

全ての瞬間を愛でることが、詩の真髄であるなら、私は、喜んで身を捧げましょう。私は、個体としてその生命の灯火がふっと、夏の夜風に消えるその時まで、十全に生きようと…

掌小説 「青写真」

掌小説 「青写真」

written by Shinta SAKAMOTO

-ある瞑想家の手記-

Date 20??.9.26
Place 未来研究所

それは、3つから4つの異なる場面から構成された意識の旅であった。
最後に、瞑想に戻ってくる時に聞こえていたメロディを頼りにして、その旅が持つ気配をスケッチした。スケッチは詩として現れた。

13の青写真を言葉にしていこう
果てしない時の狭間に浮かぶ本当の君
あなた

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AOU アルバム・制作日記 2023.12.11

AOU アルバム・制作日記 2023.12.11

ここ数日、いよいよ僕にもアルバム全貌というものが見え始めてきた。

まだ、未定な部分や、これからさらに深化・進化する部分もあるが、このアルバムによって僕の中の何かが引き出されている感覚があり、それを「人々の中に表していきなさい」と内なる声が囁く。

今回のアルバムタイトル「AOU」
これは、ア・オ・ウという日本語の三つの母音のことでもあり、またシンプルに「会おう」という言葉でもある。

この表題曲

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うたの風景

うたの風景

歌が聞こえる。

それは、果てしない暗闇の底から響いてくる。

その歌から耳をふさぐことはできない。

耳を塞ごうとすればするほど、それは、私の耳の中でより大きく、深くこだました。それは心臓の真ん中から響いてくる。命そのものの歌だから、私には、聞こえないふりをすることなど到底できなかった。

だからと言って、その歌が何を意味しているのかも、私に理解できそうにもなかった。けれども、夢の狭間で、あるい

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掌小説 「夢の回廊」

掌小説 「夢の回廊」

written by Shinta SAKAMOTO

Date 約10000年前
Place Somewhere on Earth

茂みの陰から、現れた人が、ホウであることを思い出すまでに、ほんの束の間、一群の風が、ススキを揺らした。
オポノは、落ちていた木の実を拾うことをやめ、ホウの方を向いた。
その顔には、ほのかに笑みと呼べるような。うっすらとした表情の変化が見えた。
ホウは、開けた草原に

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掌小説「銀河の道」

掌小説「銀河の道」

Date 20??.10.7
Place 魔術劇場

ショーに出る前、この国でトップの起業家であり投資家が、私に一本のひかる小さな棒を買ってくれた。
彼は、
「君は、今これが欲しいのだろう」
「たかだか数千円の光る棒を」
「今この瞬間に、しかしここでそれに気がつき君に差し出せるのはどうやら私ししかいない。」
「私の口座にはいくら入っていると思う?」
「数千億?」と私はいう。
「数字はもはや問題にな

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短編小説「森の夢」

短編小説「森の夢」


Date 2023.10.6
Place Japan

その場所は山を二つ、崖を三つ越えたところにあった。
その日、彼は年代物の山岳グッズを先輩から譲ってもらったことをきっかけに、久しく帰っていなかった祖父と祖母の家に行こうと思い立ったのだった。
前に行った時のことを思い出すと、かなり昔のことに感じられた。成人してから、実家を離れて海外赴任もありながら働いていたので、なかなかいく機会がなかったの

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エッセイ 「朝のスープ」

エッセイ 「朝のスープ」

私は、この数日の旅を経て、家に戻ってきた。

先ほど3歳の娘が遊びに出かけ、伽藍堂とした家の中で、私はハーブティーを淹れて、ビスケットを摘んでいる。
外には、金木犀の香りが、うっすらと空気に溶け出し、太陽の光がわずかにその粒子に反射しているように世界がゴールドの気配に満ちていた。
トンボたちの羽に乱反射するこの輝きに何か特有のなつかしさを感じながら、私は、もう一つ、ビスケットに手を伸ばした。

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掌小説「1960年の夏」

掌小説「1960年の夏」

written by Shinta SAKAMOTO

-ある瞑想家の手記-
Date 20??.9.28
Place 瞑想図書館

昨晩、家に帰ってきた時、家の前の空き地に小さな警察車両が停まっていた。空き地のひと区画に、いくつかの目印が貼られていた。
私は特に気にすることもなく、妻と夕食を食べて、早々と眠りについた。

今朝、散歩から帰ってきたら、家の中に一人の見知らぬ子が入ってきていた。3歳

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直感を生きる

直感を生きる

7月にリリースした*𓍯maishinta music𓅯⸒⸒ が誕生した背景には、僕自身が、これまで以上に内なる声に素直に生きようと思い、それを実行してきたということがあります。

ヒントとなったのは、今週末トークイベントお招きするネドじゅんさんの発信でした。

呼吸法や自分の思考に気づくということを通して、直感の声を聞きやすくしていく(ネドじゅんさんの表現で言えば、右脳意識優位になっていく)、

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maishinta music 作品年表

maishinta music 作品年表

現在までに31のアルバムがmaishinta music上にリリースされました。

maishinta musicにジョインしてくれた皆様ありがとうございます!!
毎回、参加の通知が来るたび小躍りしてます!

目下検討中の方や、おいおい今知ったがよという方
こちらからご参加お待ちしています。
maishintaが7年間で製作した全31作品と、これから生まれる、あるいは発掘される作品を日々聞くこと

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新しい世界についての覚え書き①

新しい世界についての覚え書き①

平和な世界に響いている音楽を作る。

それが、私たちの音楽。

「願いが叶ったものとして行動する。するとそれらは必ず実現する。」

地球上の様々な賢者が残した言葉の一つ。
昔、空海について調べていた時、仏教の中で、そうした祈願を立てるという儀式があることを知った。
それはその願いが叶ったものとして今を生きるということでもあった。

これは、なんとも矛盾しているように聞こえるが、しかし世界の真相だと

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記憶に残らないほど、透明な歌 "AO"

記憶に残らないほど、透明な歌 "AO"

3年前に、全ての曲を配信サービスから引き上げてから、リリースしないままになっていた作品たちを、2023年は、一年かけて、発表していきます。

「なぜ配信サービスから引き上げたのか?」については、以前のnoteにも書きました。

まず、一つ目にリリースしたのは、IRIS SUN- AOという作品です。

IRIS SUNとは、私たち(酒本信太と酒本麻衣)の二人で、完全な即興で紡ぐ創作スタイルの作品群

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心で本当に感じていることを言う時、それは歌になり音楽を帯びる

心で本当に感じていることを言う時、それは歌になり音楽を帯びる

maishintaは7年に渡り音楽を作ってきました。

元々、僕(Shinta)は3歳からピアノを、12歳から作曲を、大学時代に音楽レーベル”TOKYO RECORDINGS”を友人と共に設立し、アーティストへ楽曲提供や映画やCM音楽等などをやっていました。

その頃に音源を完パケする全ての工程、作詞作曲、編曲、レコーディング、ミキシング、マスタリングを独学で身につけていきました。 幸運なことに、

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大切なことを教えてくれる夢を見た

大切なことを教えてくれる夢を見た

荘周夢胡蝶  荘周、胡蝶を夢み
胡蝶為荘周  胡蝶荘周と為る

荘子をインスピレーションに李白がよんだ詩。

蝶になった夢を見ていた
そして今私が荘周だ
あの蝶の夢が今の荘周なのだろうか…

夢の中での体験が時に世界の認識を変化させる。

普段いくつもの思考の枠組みを通して、教育されたものの見方で、世界を見ていることに、夢は、全く新しい次元の体験をさせて気づかせる。(それが新しい見方であると意識に

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音楽NFTが世界にもたらし得るもの。

音楽NFTが世界にもたらし得るもの。

2020年、私たち (maishitna) が作ってきた全ての作品をストリーミング配信から引き揚げた。

自分たちの作品に値付けができないこと。
たくさん再生されなければ収支が立たないシステムによって生じるマスゲームに参加したくない。

理由は多々ある。
いずれにせよ、作品を人質に取られているような感覚があった。

後に知ったことであるが、山下達郎は、
「表現に携わっていない人間が自由に曲を

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自らへの喝

自らへの喝

全ての瞬間を愛でることが、詩の真髄であるなら、私は、喜んで身を捧げましょう。私は、個体としてその生命の灯火がふっと、夏の夜風に消えるその時まで、十全に生きようと、そう思うばかりであります。
ある瞬間が、その瞬間でしかないことを、理解するとき、人は、真っ白な光の中に包み込まれます。
走馬灯という、言葉は言い得て妙かもしれません。しかしそれは、個体が生の危機に脅かされ、死を目前とするときにだけみるもの

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