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YOUはなぜレイアウトに参加?
自分の場合、「YOUは、なぜレイアウトをつくった?」が正しいとして。
2017年10月。ロフトワークの中に事業責任者というポジションをつくった。組織のヒエラルキーもカリスマ経営陣によるトップダウンのマネジメントもコンプライアンスも求めない、でも従業員100人を超える法人というロフトワークあって、事業ユニット(&事業責任者)という仕組みは、全社的に新しいチャレンジだった。会社的にも役職や役員を増や
こんな時だからこそ、祭のススメ
2020年。たくさんのイベントや祭が中止または延期になりました。オリパラのような世界規模の祭典から、100年以上続く伝統的な祭まで今年は中止となるほど。地球上からハレの日が、ほとんど消えてしまいました。
未来をつくる実験区100BANCHの周年祭・ナナナナ祭も「中止」が浮上しました。去年の模様がこれですからね。
「密です。」...はい。
メンバーの一部からは、「祭りをやっている場合じゃないの
人生の転換点になった七冊の本
ブックカバー・チャレンジが回ってきて、「絶対、三日坊主になること間違いなし」と思い、まとめて7冊を書く(ルール逸脱)。どうせなら、本の虫だった若き日に読んで、人生を変えた(のかもしれない)7冊を選んでみたところ、半生まとめのようなチャレンジになった。
高校1年生のときに通っていた塾の先生に薦められて読んだ本。「明日は世界を-Tomorrow the WOrld.」というメッセージに感化され、何を
活動に二十四節気をとりいれてみる
3月21日は春分の日。祝日なので多くの人が春のおとずれを感じながら休日を楽しんでいるだろう。
この「春分」は暦の中でもお馴染みだが、1年間で他に23種類あると知っている人はあまりいない。自分は誕生日が「大寒(たいかん。一年で一番寒い日とされる)」なので、小さい頃から、カレンダーに書かれていて、気にしてきた。春分や大寒などの暦の節目を二十四節気という。
二十四節気(にじゅうしせっき)とは、1
業績を向上させたいなら創造性の追求からはじめよう
この記事がビジネス界隈で話題だ。今日現在Facebookで1.5万シェアされている。
SNS界隈の共感コメントの多くは、記事前半の「管理すれば、業績の低迷を助長する」という提言の部分にあるように見受けられるが、この記事の大事な内容は後半にある。いかに創造性を高めて、いい仕事をするか、そして業績向上へつなげるかだ。当該記事では、その逆説的な文脈は割愛されている(ように読めた)ので、自分なりに考察し
ナントカと煙は高いところが好き
日の入り直後の六本木ヒルズの屋上スカイデッキにて。
始めての都市に行ったら、その土地で一番高い建物に登って、眼下の街を俯瞰してみる。シカゴ、シドニー、ニューヨーク、ロンドン、パリ、毎度どの景色にも感動するし、見渡す限り人の仕事の結果うまれた代物ということに畏怖の念もおぼえる。
東京。感動と畏怖を合わせ持つ大都市。
この大都市には「何でも実現できる。」と思わせる魔力がある。東京に暮らし働いてい
200年前の一般人を20年前からベンチマークに
菜の花の沖 (著者:司馬 遼太郎)
20年前、祖父が全巻を送ってくれて、初めて読んだ。
江戸時代後期、廻船(=かいせん: 海運による商業)で函館の発展に貢献し、私財で公共事業も行った高田屋嘉兵衛の一生をダイナミックに描く、実話をもとにした歴史小説。
船と海に魅せられた青年が船乗りとして活躍し、自分の船を手に入れ、創意と工夫をもって時代の荒波の中を生き抜いた。
嘉兵衛は、青年期に淡路島の地元を
卒業作品展にみる時代性
先日、都内の某芸術大学の卒業作品展を観に行った。卒制展に行くことで、今の学生/若者が何を考え何を表現するかを知ることは、その時代性も知れる良い機会だ。
期待して行った某芸大の作品展だが、今回は少し物足りなかった。過去毎回、二、三件くらいは琴線に触れるような作品があったが数年ぶりに訪れた卒展は心踊るものが少なく感じた。
例えば建築学科の作品は、多くが都市の隙間や余白、都市の歴史資産の在り方と活用