SPOLABo | スポーツマーケティングラボラトリー
記事一覧
多様性社会で広がる「スポーツ×美容」の可能性
この春、表参道が「大谷一色」で染められた景色をご覧になり驚いた方は多いのではないでしょうか。
3月19日から約1カ月間、高級ブランドが立ち並ぶ表参道のケヤキ並木通りがパープルカラーの化粧品と大谷翔平で染められました。
高級コスメブランドで知られる「コスメデコルテ」を展開するKOSÉは、2023年から2年連続で大谷翔平選手とグローバル広告契約を締結し、広告やポップアップのキャンペーン等、様々なプロモ
国際試合カレンダーに注目 世界のラグビー界のトレンドに迫る
世界のラグビー界の動きは刻一刻と変わってきています。これまで、こちらのnoteでは過去何回かにわたりラグビーに関する記事をご紹介してきました。ラグビー界は歴史と伝統がある一方で、それだけにとどまらず時代の流れに乗った取り組みを次々と発表しています。
今回の記事では、今のラグビー界のトレンドや、今後詳細が発表されるであろうビッグイベントについてお伝えしていきます。
国際試合カレンダーが変わる?
海外スタジアム・アリーナの「複合施設化」のトレンド
前回のnoteでは、スタジアム・アリーナの建設がその周辺の都市開発を促進させ、地域の魅力から商業活動も活性化し、ホテル、レストラン、バー、カフェ、小売店などが増え、そこに新たな消費者が集まるなど地域経済が活性化されていくことについて紹介しました。
スタジアム・アリーナで開催される興行によってその周辺地域の経済が活性化することはとても良いことですが、たとえ興行が無い日であっても、別の目的で周辺施設を
女子バレーボール界が変わるかも!?~アメリカ女子バレーボール界について~
パリ五輪開幕まで約4か月、少しずつメディアのスポーツ報道も五輪競技を報道する機会が増え、徐々に盛り上がりつつあります。日本でも様々な競技が注目される中、男女ともにメダルの期待がかかる競技がバレーボールです。以前より、各国のプロリーグの制度や、アジアの盛り上がりについて取り上げてきましたが、今回は世界ランキング2位という強豪で、2024年4月から女子プロリーグが設立され、今後さらなる盛り上がりが予想
もっとみるスタジアム・アリーナ建設がもたらす「ジェントリフィケーション」の理解
前回ご紹介したアレジアント・スタジアムは、2020年にレイダースがオークランドからラスベガスに本拠地を移転したことに合わせて建設され、今年はスーパーボウルの開催地に選ばれた事で、ラスベガスに7億ドル以上の経済効果をもたらしました。毎年スーパーボウルの開催地には多くの観光客が訪れ、ホテルやレストラン、バー、娯楽施設の需要、また、コンサート、展示会、観光ツアーなどの関連イベントが開催されることで、経済
もっとみる全米が熱狂するカレッジバスケットボールの祭典「マーチ・マッドネス」
来週の3月19日(火)に開幕を控えたMarch Madness(マーチ・マッドネス)。
マーチ・マッドネスとは、全米大学体育協会(NCAA)が主催するバスケットボールの大学ナンバーワンを決めるトーナメント大会のことです。
カレッジスポーツと聞くと最初にアメリカンフットボールを思い浮かべる方が多いと思いますが、バスケットボールも負けていません!アメリカにおけるバスケットボールの競技人口はアメリカンフ
アジアのバレーボール人気について
前回V.LEAGUEが新たにS-V.LEAGUEに変化していくことを中心に、世界のバレーボールリーグのレギュレーションについてお伝えしました。S-V.LEAGUEのレギュレーションの中にはアジア提携国の選手に対するオンザコートルールが設定されています。タイや韓国をはじめとするアジアのマーケットにS-V.LEAGUEとして切り込んでいくという意思表示だと思いますが、そもそもアジアにおけるバレーボール
もっとみる【テニスをじっと見る時代は終わる?】過去最高入場者数の全豪オープンから見るテニス界の変動
2024年1月、テニス4大大会の1つである全豪オープンテニス(全豪オープン)が100万人を超える観客を動員し、4大大会の過去最多記録を更新しました。
最終的には、合計で102万763人が訪れ、昨年の83万9,192人を大きく上回る数字を記録しています。(予選を含めると111万超)
日本のスポーツ界ではやっとコロナ渦前の入場者数に戻ってきた段階のなか、この数字はかなり大きな成長だといえるでしょう。
スーパーボウル開催地から学ぶ、持続可能なスタジアム運営の在り方
NFLの頂点を決めるアメリカンフットボール最大の祭典、第58回スーパーボウルが日本時間2024年2月12日にラスベガスで開催されました。今年はサンフランシスコ・49ersとカンザスシティ・チーフスの対戦とあって、オールドファンにとっては必見の対戦カードとなりましたが、今回は世界的な歌姫であるテイラー・スウィフトと、現役のNFLで最も優れたTE(タイトエンド)の呼び声が高いトラビス・ケルシーという、
もっとみる世界のバレーボールリーグについて
2023年9月から10月にかけて開催されたワールドカップバレー2023。男女ともに日本代表が世界の強豪を打ち破り、多くの国民に感動を与えたことは記憶に新しいと思います。男子はこの大会でパリ五輪への切符を手にし、女子は残り5枠の世界ランキングでの争い次第で、出場となります。非常に盛り上がったこの大会に加え、国内ではVリーグからS-V.LEAGUEへと変貌を遂げようとする日本のバレーボールリーグについ
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