おばちゃん達みたいなお喋りをしましょう。 映画、アニメ、音楽、愚痴なんでもOK! 注意:誹謗中傷、暴言、セクシャルな話題、差別など禁止。
雨奈川とメンバー同士、掲示板で井戸端会議
雨奈川ひるる | 短編小説
夢の中で喋るウサギとの不思議な出会いの物語です。
タコのタンクとイカのインクが主役の驚きと感動溢れる冒険小説をご紹介します。海底世界の絢爛とした背景に描かれた彼らの挑戦と友情は、読む者を深海の魔法に引き込みます。絆を深めながら未知の領域を切り開いていく二人のストーリーは、あなたの心を確実に掴むでしょう。
書いた小説の頑張る少年の話をまとめました。
絶望と希望が渦巻く世界で生きる女性の物語
その日は、梅雨が明けたのかと思うほど、お日様が憎たらしく輝いていた。雲ひとつない、空はとにかく青かった。いつもなら、そんなお日様や空を見れば嫌なことや悩みごとが…
僕たちは勝浦の海に来ていた。東京から二時間近くかけて、腕時計の針は午後三時を指していた。降りそうで降らない、梅雨の空の下、海は静かに時を刻んでいた。 海辺に着い…
その日、私はナプキンを盗んだ。ドラッグストアの生理用品の棚から、かさばらない小さいやつをカバンに入れた。グミとみかんジュースとウェットティッシュをセルフレジで会…
深夜のコンビニはいつも静かだ。LEDの明かりが冷たく降り注ぎ、時折、車のライトが差し込んでくる。僕は床を掃いてた、一方、レジにはマユが立っていた。彼女と僕はシフト…
エレベーターのドアが閉まる音が、またしても僕の耳に響く。八階までの短い距離だけれど、毎日のようにこの小さな箱の中で繰り広げられる会話が、僕にとっては一日の中で最…
夕方、コンビニでのちょっとした買い物の帰り道、道端にアマガエルの緑色が、アスファルトの灰色に鮮やかに映えていた。 子供のころ、田舎でよくカエルを追いかけて遊んで…
空から地上を見つめることは、僕にとって日常の一部だ。人々の顔は小さく、彼らの営みは遠く霞んで見えるが、その心はまるで手のひらに載せた小石のように感じ取れる。僕は…
今日、ホームセンターでホワイトボードを買った。4種類あったなかから、木の枠の裏面がコルクボードになってるホワイトボードを選んだ。アルミ枠のホワイトボードもあった…
休日の昼間、クリア塗装がまだらに剥がれた赤い軽自動車を走らせて街を抜けて、僕はまたあの古びたDVDレンタルショップに向かった。街で唯一残っているレンタルチェーン店…
おっ?!ありがとうございます😊😊 note編集部の公式マガジンに追加されました☺️
高校の同じクラスのミヤコと夏祭りに来ていた。僕にとって彼女は初めての彼女だった。噂によるとミヤコはこれまでに十一人の彼氏がいたとのこと。十二番目の彼氏になること…
始業時間五分前、同僚のナガタと一緒にエレベーターに乗り込むという小さな日常が、私にとっては何よりの贅沢だった。私は後ろから彼を眺めながら、密かな恋心を抱え、彼と…
ある日、僕はいつものように図書館に足を運んだ。図書館は僕にとって、静かで落ち着ける場所だ。ここでは、誰もが読書に没頭している。その静けさが、僕の日常に平和をもた…
今日の晩飯はアオリイカ。これで三十二食目だ。まだ足りない、もっとイカを食べなくちゃ。 誰しも夢を持っている。子供の頃からの夢、大人になってからの夢。しかし、僕の…
その日は、夜空に星々が輝いていた。 自宅のベランダで寝転びながら空を眺めていると、一際輝く青い星を見つけた。ふと、心の中に潜んでいた遠い記憶が呼び起こされる。あ…
その日は、夕焼けの空に大きな虹がかかっていた。 島根の実家の屋根裏部屋で高校時代の卒業アルバムや教科書、主に映画クラブの衣装やセットを整理している時、小さな丸窓…
2024年5月8日 22:32
その日は、梅雨が明けたのかと思うほど、お日様が憎たらしく輝いていた。雲ひとつない、空はとにかく青かった。いつもなら、そんなお日様や空を見れば嫌なことや悩みごとがスッと消えていくものだが、その日は違った。お日様と空が、この世からなくなればいいと思った。だけど、それを思ったのはその日が最後だった。大学生の僕は建設現場の短期バイトをしていた。人手不足で、仕事はきつくて、口の悪いオッサンばかりで、汚か
2024年5月10日 23:07
僕たちは勝浦の海に来ていた。東京から二時間近くかけて、腕時計の針は午後三時を指していた。降りそうで降らない、梅雨の空の下、海は静かに時を刻んでいた。海辺に着いたとき、彼女は茶色の髪を風になびかせながら、サンダルを脱ぎ、砂浜に足を踏み入れた。その瞬間、彼女の顔に広がる笑顔を見て、僕もつい笑みがこぼれた。どんなに気分が沈んでいても、彼女がいれば、何となく明るくなれる。彼女が突然「海に行こう」と
2024年5月9日 23:33
その日、私はナプキンを盗んだ。ドラッグストアの生理用品の棚から、かさばらない小さいやつをカバンに入れた。グミとみかんジュースとウェットティッシュをセルフレジで会計を済ませて外に出た。ナプキンなんてたいした値段じゃない、買えるだけのお金もあったし、パパに頼めば買ってくれた。だけど私は盗んだ、もしバレたら早稲田大学の受験はきっと無効になる。すぐにドラッグストアから離れ、近くの格安衣料品店に向かった
2024年5月7日 22:31
深夜のコンビニはいつも静かだ。LEDの明かりが冷たく降り注ぎ、時折、車のライトが差し込んでくる。僕は床を掃いてた、一方、レジにはマユが立っていた。彼女と僕はシフトが重なることが多かった。僕は時給が高いから深夜のシフト入れていた。マユはお客が少ないから深夜を選んでいた。時計の針が夜の深さを告げる中、黒いパーカーに赤いジャージのパンツを履いた、20代くらいの女性が入店してきた。女性は入ってすぐ右の
2024年5月6日 21:38
エレベーターのドアが閉まる音が、またしても僕の耳に響く。八階までの短い距離だけれど、毎日のようにこの小さな箱の中で繰り広げられる会話が、僕にとっては一日の中で最も長く感じる時間だ。「おはよう、今日もいい天気だね」と、隣に立つのは佐藤。彼は会社で僕と同じくらいの立場で、仕事が好きで、それなりに優秀だ。そして、彼の口癖は「職場の人妻に恋してるから、仕事しに来てる」だ。この一言に僕はいつも苦笑い
2024年5月5日 23:15
夕方、コンビニでのちょっとした買い物の帰り道、道端にアマガエルの緑色が、アスファルトの灰色に鮮やかに映えていた。子供のころ、田舎でよくカエルを追いかけて遊んでいた。その頃の記憶が蘇ってきて、何となく、枝でカエルをつついてみたくなった。近くに落ちていた枝を拾い、そっとカエルをつついてみた。しかし、カエルは僕の期待とは裏腹に、ぴくりともしなかった。どうやら、動く気配はない。「面白くないな」と思
2024年5月4日 17:36
空から地上を見つめることは、僕にとって日常の一部だ。人々の顔は小さく、彼らの営みは遠く霞んで見えるが、その心はまるで手のひらに載せた小石のように感じ取れる。僕は天使、人間界の不遇な人々に希望の光をもたらすために派遣された存在だ。だが、この日はいつもと違った。まるで呼び声に導かれるように、悠久の間へと足を運んだ。この場所は時が停まり、永遠が一瞬に凝縮される空間であった。光がすべてを覆い、静寂
2024年5月3日 22:53
今日、ホームセンターでホワイトボードを買った。4種類あったなかから、木の枠の裏面がコルクボードになってるホワイトボードを選んだ。アルミ枠のホワイトボードもあった、けど、軽いから木の枠のボードを選んだ。青と黒のペンも一緒に買った。ただ、黒板消しは買わなかった。理由は、余ってるよれた着なくなった服で拭けばいいと考えたからだ。リビングの壁にかけた新しいホワイトボードに、僕は心地よい緊張を感じつつ、ペ
2024年5月2日 22:25
休日の昼間、クリア塗装がまだらに剥がれた赤い軽自動車を走らせて街を抜けて、僕はまたあの古びたDVDレンタルショップに向かった。街で唯一残っているレンタルチェーン店だ。この店は、時間が止まったような空間で、古着や中古のテレビ、さまざまなガラクタがひしめき合っているリサイクルショップと併設されている。日が経つごとにレンタルスペースは縮小され、DVDの棚は徐々にリサイクル品に押しやられていく。僕
2024年5月2日 18:51
おっ?!ありがとうございます😊😊note編集部の公式マガジンに追加されました☺️
2024年5月1日 19:59
高校の同じクラスのミヤコと夏祭りに来ていた。僕にとって彼女は初めての彼女だった。噂によるとミヤコはこれまでに十一人の彼氏がいたとのこと。十二番目の彼氏になることに、特に不安を感じるわけでもなかった。本当の問題は、彼女と手を握ることができないことだった。手を握ることができないのは、ただ緊張しているからではない。人の温もりや肌の感触が苦手で、接触すること自体が僕にとっての苦痛だった。夏祭り
2024年4月30日 22:15
始業時間五分前、同僚のナガタと一緒にエレベーターに乗り込むという小さな日常が、私にとっては何よりの贅沢だった。私は後ろから彼を眺めながら、密かな恋心を抱え、彼とのわずかな時間を心の中で噛みしめている。ナガタは、私たちが働く会社の中でも特に目立つ存在ではない、少しダメな方かもしれない。彼は派手さはないけれど、その穏やかな物腰と、時折見せる控えめな笑顔が私の心を惹きつけてやまない。彼はきっと、他の
2024年4月29日 22:14
ある日、僕はいつものように図書館に足を運んだ。図書館は僕にとって、静かで落ち着ける場所だ。ここでは、誰もが読書に没頭している。その静けさが、僕の日常に平和をもたらしてくれる。目的は少し変わっている、もちろんそれは本を借りることである。普段は人気のある新刊や話題の作品を手に取ることが多いが、今日は違う。誰も借りたことのない本、つまり「未発掘の本」を読んでみたいと思った。それが最近の僕の小さな趣味
2024年4月28日 17:11
今日の晩飯はアオリイカ。これで三十二食目だ。まだ足りない、もっとイカを食べなくちゃ。誰しも夢を持っている。子供の頃からの夢、大人になってからの夢。しかし、僕の夢は少し変わっている。僕はタコ。名前はボブ。しかし、ずっとイカになりたいと思っている。その夢を叶えるためには、イカを食べるしかない。ある日、イカを捕えた時、七色に光るイカが僕の前を通り過ぎた。「いくらイカを食べても君は所詮タコだ」と七
2024年4月27日 22:28
その日は、夜空に星々が輝いていた。自宅のベランダで寝転びながら空を眺めていると、一際輝く青い星を見つけた。ふと、心の中に潜んでいた遠い記憶が呼び起こされる。あの夏の日、僕と彼女が星空の下で交わした約束を。星が降りそそぐ夏の夜、遠くには蝉の声が響いていた。僕たちは河川敷のベンチに座り、空に広がる無数の星を見上げていた。「青い星に願いをかけると叶うんだって」と彼女が言った。その言葉に心躍らせな
2024年4月26日 22:43
その日は、夕焼けの空に大きな虹がかかっていた。島根の実家の屋根裏部屋で高校時代の卒業アルバムや教科書、主に映画クラブの衣装やセットを整理している時、小さな丸窓から虹は見えた。その虹の輝きが、何か古い記憶の箱を開けたかのように、僕の心に静かに照らしていた。それはまるで、通りすぎた過去を引き戻すように、あの日の彼女との思い出が目の前に現れてくるようだった。彼女との出会いは、高校時代にさかのぼる