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君がいてくれてありがとう(ぬいぐるみを通して伝えたこと) #41
校長室の棚に飾っていたものに、帆船(#40)、季節の果物等(柿 #10 )、そして子どもからのプレゼント(折り紙、落ち葉、セミの抜け殻、ぬいぐるみ等)等がありました。…
子どもの登校時の一コマ Ⅱ #46
(H小学校 平成23年2月学校だよりより抜粋)
『1月のある朝のことです。
その日は、私は7時半頃からMさん(○○校区親父の会の会長)と正門の坂の下に立っていました。どんなに寒くても、早い子はこの頃にはここを通過していきます。(その頃の登校時刻は8:30まで)
ある低学年のお子さんが通過してきたので、私が
「お‥‥」と言いかけると、その子はその前に、
「○○校長先生,おはようございます」と言
子どもに東日本大震災を伝える その2 #44
「子どもに東日本大震災を伝える その1」(昨年9月に書いた#24)の続編をと思っていました。 しかし今年になって元旦には「能登半島地震」が、そして4月3日には「台湾地震」が起き、地震の報道が続いています。
そこで今回は「その2」として、緊急時の対応とは、そして学校の職員や子どもにどう向き合うかについて、自分の経験を綴っていきたいと思います。
東日本大震災が起こったのは、平成23年
子どもが亡くなる #39
能登半島地震ではたくさんの方がお亡くなりになられるとともに、現在もたくさんの方が行方不明となっておられます。重ねてご冥福をお祈りいたします
学校に勤めていると、人が「亡くなる」ことに出会うことがあります。これは避けることが出来ない日常でもあります。
お父さんが朝起きてこなかった、またお母さんが投薬の甲斐もなく病院で‥。中にはがんの闘病で病休をとられていた先生が薬石効なく亡くなられたこともあ
校長室の窓から見える子どもの様子 #35
先日、ある学校の先生から、「子どもの休み時間の表情が一番好き」という話を聞きました。どうしてそう思ったのかと聞きましたら、「思いっきり遊んだから満足感いっぱいだからです。どうですか? 」と逆に聞き返されました。そこで昔のことですが、次のような話をし、子どもの様子を大切にすることを話しました。(平成19年3月2日 学校だよりより引用)
『校長室の窓から、子ども達の登校、下校の様子や休み時間に運
ひとの心を傷つけて喜ぶ心寂しき者に #34
前回のNOTE(#33学校とコミュニケーション)で「いじめ」に絡んで緊急転校した子のことを書きました。その事案が起きた1年後、私は出張先の東京の電車の中で、ある車内吊り下げ広告の詩に感動したことを思い出しました。その記事を記載します。(平成21年12月1日 S小学校の学校だよりより引用)
『市の人権尊重週間に合わせて、本校も今週の4日(金)から校内人権尊重週間が始まります。 (中略) 今月12
学校とコミュニケーション #33
最近のニュースに戦争等紛争の話が尽きません。人が人を傷つける。子どもがたくさん犠牲になっている。国内でもニュースに殺傷の話が尽きません。国外と国内と場所は違っても、人が人を傷つける話に変わりません。本当に胸が痛い話です。
これらの話は、元を辿ればコミュニケーションの話に行き着くのではと思います。学校ではコミュニケーションはとても大切なツールになります。子ども同士、先生と子ども、当然先生と保護者
秋が子どもを育てる #32
今年ほど「季節の移り変わり」が分からない年はありません。いったい秋はいつ来るのかと思ってしまいます。そうは言っても、私は、やはり「季節の移り」はいつも意識していたいものだと一人ほくそ笑んでいます。
学校の中でも、季節の移り変わりは、子どもにとっては刺激的なことである分だけ、季節(秋)は子どもを育てるものと私は思っています。
11月。この時期の「校長室風景」の中に、「朝の清掃(落ち葉集め)と